今回の『駅【超簡易版】』シリーズは、
北海道赤平市の中心市街地に位置する根室本線の駅で、かつては石炭輸送で栄えていたものの、今は閑古鳥が鳴いている、
赤平駅 (あかびらえき。Akabira Station) です。
隣の駅
滝川方……東滝川駅
根室方……茂尻駅
撮影時
2012年3月、2015年9月
赤平駅は簡易委託駅で、北側に洋風の立派な駅舎が鎮座しています。
「赤平市交流センターみらい」との合築です。
駅北側は赤平市の中心市街地が広がっています。
一方、駅南側は山地で、近くに炭鉱があった事からズリ山(ボタ山)もあります。
赤平駅は単式ホーム・島式ホーム各1面、計2面3線です。
列車交換がない場合は上下線とも駅舎に面した単式ホームに停車します。
駅舎と島式ホームの間は跨線橋(階段のみ)で結ばれています。
また、石炭輸送が隆盛を極めていた頃は構内も広く、南(右)には複数の貨物側線がありました。
写真は富良野方を望む。
滝川方を望む。
かつては貨物列車のほか、函館や札幌と釧路方面を結ぶ長距離列車が往来していた名残で、有効長が長いです。
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)