第1494回('22) シーサイドラインのわずかな延伸区間を乗りつぶし   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 
前回の続き…
 
2022年4月29日~5月2日、ゴールデンウィークの長期休暇は関東と北陸へ乗り鉄&降り鉄の旅をしました。一部未乗の線区も乗りつぶしました。
ゴールデンウィーク前半は天気が悪かったので、不完全燃焼の結果に終わってしまったのが痛かったですが…。
新型コロナウイルスは感染状況が落ち着きつつありました。私は3月に3回目のワクチンを接種済みでしたが、もちろん今回もマスク・手洗い・アルコール消毒といった感染対策を徹底した上で乗り鉄を決行しました。
 
今回は3日目(5月1日)後半の内容です。
午前中に横須賀線で久里浜まで行きましたが、午後は京急線に乗り、金沢八景で途中下車して、長らく仮駅止まりだったものの2019年にようやく本駅まで開業したシーサイドラインのわずかな延伸区間を乗りつぶしました。その後は都内へと戻り、羽田空港手前の天空橋駅に立ち寄ってから東京モノレールで浜松町駅へと移動し、山手線と西武線を乗り継いで東京在住の弟と食事をしました。そしてこの日は上野駅近くの稲荷町で宿泊しました。しかし、午後は雨がさらに強くなり、見晴らしも悪く乗り鉄・降り鉄する気分が萎えてしまいました…。
  
今回の日程 2022年5月1日  (日)   【後半】  
 
京急久里浜1310(京急久里浜線→本線・快特)1327金沢八景1410(金沢シーサイドライン)1412野島公園1440(下り)1442金沢八景1452(京急本線→空港線・エアポート急行)1542天空橋1613(東京モノレール)1632モノレール浜松町/浜松町1703(山手線外回り)1735高田馬場1744(西武新宿線・急行)1756上石神井1920(上り急行)1933高田馬場1936(山手線外回り)1957上野   
  
【宿泊】  
 
京急久里浜線の京急久里浜駅からは13時10分発の上り快特・泉岳寺行きに乗車しました。2扉クロスシート車の2100形8連で、私は最後部車両に乗り込みましたが、最後方の後ろ向き「展望席」が空いていたため、私はそこに座りました。車内全体を見渡すと乗車率は低かったです。道中は雨が降りしきる中、後方展望を楽しみました。
 
 

 
久里浜線内は各駅に停車しましたが、堀ノ内駅で本線に入ると通過運転になり、横須賀中央駅に停車後は金沢八景駅までノンストップです。堀ノ内駅や横須賀中央駅では多くの人が乗ってきてほぼ満席になりましたが、私の隣席は空いたままでした。横須賀中央駅を発車後は海沿いの路線とは思えないほどの山間部を走り、トンネルが連続しました。そして追浜駅の手前から平地を走るようになり、横浜市に入ると13時27分に金沢八景駅に到着、私は下車しました。
 
 

 
京急の金沢八景駅は築堤下に駅舎がありましたが、改良工事に伴い2019年に橋上駅舎化されました。ホームを観察後は改札を出ましたが、東側にペデストリアンデッキが設置されており、新たに開業したシーサイドラインの金沢八景駅(本駅)と繋がっていました。また、約100m東には仮駅がありましたが、それらしき痕跡は見られませんでした。1989年7月~2019年3月の実に約30年間、平成期のほぼ全てにおいて仮駅で営業しており、この日のような雨の日などは京急との乗換に難儀していましたが、30年越しの念願が叶い本駅まで延伸され、京急との乗換が格段に便利になりました。
 
 

 

 
雨の中、傘を差して駅前を散策後はシーサイドラインの金沢八景駅へと移動し、延伸区間の乗りつぶしに入ります。本駅は仮駅とは違い頭端式ホーム1面2線で、ホームは明るく広々としていました。駅構内を観察してから私は14時10分発の新杉田行きに乗車しました。車両は2000形5連で、最後部車両の運転席部分の「展望席」に座りました。車内は空いていて、乗車率が低かったです。何度か乗った経験上、新杉田寄りの方が乗車率が高い印象です。道中は後方展望をして、本駅の構内や仮駅跡を撮影しました。ホームは既になく、本来の用途である下り本線に転用していました。仮駅跡を通り過ぎた時点で延伸区間の踏破完了です。そして平潟湾沿いを東へ走ると2分で野島公園駅に到着し、私はここで下車しました。港町の閑静な住宅地にある駅で、乗降客は少なかったです。駅名の由来となった野島公園は駅南側の運河の対岸に位置する野島の東側にあります。
 
 

 

 
晴れていれば新杉田方面の何駅かを巡ろうと思っていましたが、あいにくの大雨なので金沢八景駅へと戻ります。乗車したのは14時40分発の金沢八景行き(2000形5連)で、最後部車両は半分以上の席が埋まっていましたが、最後部の「展望席」が空いていたためそこに座り、後方展望して金沢八景駅へと戻りました(14:42着)。
 
 

 
金沢八景駅では京急本線へと乗り換えます。雨が降り続き、乗り鉄・降り鉄する気がなくなってきましたが、折角関東へ来たので、もう少し頑張りますw 次の目的地は、私が訪問して以降駅の姿が大きく変わった、東京都大田区の羽田空港手前にある天空橋駅にしました。という事で、次に乗車したのは快特でも普通でもなく、14時52分発のエアポート急行・羽田空港第1・第2ターミナル行きです。このエアポート急行は上大岡駅で快特を待避するため、横浜以遠へ急ぐ客は後続の快特を待っていました。エアポート急行の車両は古参の1500形6連で、乗り込んだ最後部車両は半分ほどの席が埋まっていました。私は着席し、道中は車窓風景を眺めていましたが、このエアポート急行は急行と言うより他社では準急レベルの停車駅の多さですw 快特が停車しない駅では乗客が増えましたが、快特停車駅ではさほど増えず、上大岡や横浜ではむしろ下車客の方が多かったです。横浜からはJR線と並走する区間も多くなり、多摩川を渡って東京都に入るとほどなくして「要塞」の京急蒲田駅に到着。ここでスイッチバックして空港線へと入りますが、スイッチバックしたため私の乗車車両が先頭車両になりました。京急蒲田駅では乗客が大幅に増え、立客も結構いる状態になりました。空港線内では各駅に停車していき、穴守稲荷駅を過ぎて地下区間に入るとエアポート急行は定刻の15時42分に天空橋駅に到着、私はここで下車しました。
 
 

 
テレビCMのロケ(最近では桑田佳祐さん出演のユニクロのCMが有名)でもよく使用される京急の天空橋駅ですが、相対式ホーム2面2線で、従来の改札口・東京モノレール線との乗換口のほか、ラッシュ時に使用していた乗換改札を改造して2020年に使用開始したHICity口改札があります。私は初の利用となるHICity口から出場し、地上に出ると、かつては空地だった場所には立派なビルが建っていました。このビルは「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」で、略して「HICity」です。しかし、「HICity」は線香オープンの状態で、グランドオープンが翌2023年である事、雨天であること、そしてコロナ禍で空港利用者が減少していることなどから、GWにもかかわらず「HICity」は人がまばらで閑散としていました。また、「HICity」を除くと駅前はハッキリ言って何もない状態で、これは以前と変わりありませんでした。
 
 

 
まだ16時頃ですが、雨が全く止まないため、これにて5月1日の乗り鉄・降り鉄は終了とします。この日は東京在住の弟と夕食を食べる約束をしているため、上石神井駅へ向かうとします。天空橋駅から都心方面へは京急ではなく東京モノレールに乗ることにしました。HICity口から入場し、16時13分発の上り普通・浜松町行きに乗車しました。最新の10000形6連で、最後部車両は空いていましたが、後方展望可能な席には先客の家族連れがいたため、近くの空席(窓側席)に座りました。道中は車窓風景を眺めて過ごしましたが、雨が全然止みません…。乗車率は低いままでしたが、流通センター駅から先の各駅では少しずつ乗客が増え、天王洲アイル駅発車時点では2/3ほどの座席が埋まりました。そして16時32分に終点のモノレール浜松町駅に到着しました。
 
 

 
モノレール浜松町駅はJRの浜松町駅と一体になっています。モノレール駅はJRの西側にありますが、現在、世界貿易センタービルの解体・建替工事中で、閉鎖されている出入口がありました。私は一旦駅の外に出て、雨の中駅前を散策しました。JR駅の東側にはペデストリアンデッキが完成していて、竹芝方面や汐留方面に延びていました。このペデストリアンデッキに接続する形でJR駅の橋上駅舎が今後建設されると思われます。
 
 

 
浜松町駅からは高田馬場駅を目指すため、17時03分発の山手線外回り電車(E235系11連)に乗車しました。京浜東北線との並行区間でもあり、最後部車両は空いていました。私は着席して、雨で車窓風景がよく見えないため、スマホを操作していました。途中の品川駅から乗客が一気に増え、常に立客がいる状態になりました。その後は渋谷、新宿と停車し、17時35分に到着した高田馬場駅で私は下車しました。品川方はホーム幅が狭いです。
 
 

 
高田馬場駅では橋上階にある乗換改札を通り、JR線の東隣にある西武線ホームへ。関東はJRと私鉄の乗換が比較的楽なのですが、地元の関西は特にJRと阪急の間に乗換改札が存在しておらず、不便な面もあります(そもそも同名・類似名の駅でも隣接していないケースが多いのですが…)。そして私は17時44分発の急行・本川越行きに乗車しました。車両は前面がシルバーの6000系10連で、新宿線系統では2編成しか運用されていないレアな存在ですが、前日は池袋線で何度も6000系に乗車したため、ここでも6000系か…と驚きましたw 以前乗り鉄した際は2000系スパイラルだったため、2000系以外の車両にも…と思っていたら、見事に願いが叶ったのですが、それが気にくわないとは、勝手なものですww 乗り込んだ最後部車両は西武新宿駅のメインの改札に最も近い車両なので半分以上の席が埋まっていましたが、私は空席に座れました。高田馬場乗車客によりほぼ満席になりましたが、高田馬場駅は西武新宿駅とは逆で、前方車両に乗客が集中する傾向があるため、うまく分散できています。道中はスマホを操作して過ごしました。そして私は17時56分に到着した上石神井駅で下車しました。
 
 

 
上石神井駅で下車後は改札を出て、18時に弟と落ち合いました。そして駅近くにあるインドカレーの店で食事をしました。
 
 

 
夕食後は駅前で会話をしてから忙しい弟と別れ、19時20分発の上り急行・西武新宿行きに乗車しました。30000系10連で、乗り込んだ8両目はほぼ満席でしたが私は着席し、道中はスマホを操作して過ごしました。そして急行は19時33分に高田馬場駅に到着、私は下車しました。
 
 

 
高田馬場駅では先ほど利用した乗換改札を通って山手線ホームへと移動し、19時36分発の山手線外回り電車(E235系11連)に乗車。9両目に乗車しましたが満席で立客も多く、私はドア部分で車内広告を見て道中を過ごしましたが、2駅目の池袋駅で大半の乗客が下車したため着席できました。入れ替わりに乗ってきた人はさほど多くなく、満席だったものの立客がほとんどいない状態で池袋を発車しました。その後私はスマホを操作していました。また、各途中駅での乗降が拮抗していたため、乗車率はあまり変化しませんでした。そして私は19時57分に到着した上野駅で下車しました。
 
 

 
上野駅で下車後、コンビニに寄ってから駅北東側にある「アパホテル上野駅北」でチェックインの手続きをしたのですが、名前がないという事で、私はスマホで予約状況を確認したのですが、何と予約したのは「アパホテル稲荷町駅北」でした…orz 私は勘違いをしていました…。宿を変更してもらおうとも思いましたが、不幸中の幸いか、徒歩でも数分で行ける場所だったため、稲荷町駅北へ移動しました。途中、東京メトロ銀座線の上野検車区の踏切を通れたのは怪我の功名だったかもしれませんw 
 
 

 

 
そして数分で「アパホテル稲荷町駅北」に到着し、今度は無事にチェックインを済ませることができました。部屋に入ると疲れ切った私はすぐに入浴を済ませ、ベッドに入ると22時までには眠りに落ちていました。
 
翌日は最終日、最後まで乗り鉄・降り鉄を楽しみました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線  
横浜シーサイドライン:金沢シーサイドライン (金沢八景~金沢八景【仮】。0.2km)……踏破達成!   
 
 
(参考:Wikipedia)