2007年撮影。
今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
富山県南東部、立山町の山間部に位置する、立山黒部アルペンルートを構成する立山ケーブルカーの山頂駅で、弥陀ヶ原・室堂方面に通じる立山高原バスとの乗換駅である、
美女平駅 (びじょだいらえき。BIJODAIRA Station) です。
尚、写真は2007年撮影で、古いです。現在は変化が生じていると思われます。ご了承下さい。
駅名
美女平駅 (駅番号なし)
所在地
富山県中新川郡立山町
乗車可能路線
立山黒部貫光:立山ケーブルカー 【鋼索線】
隣の駅
山麓方……立山駅
訪問・撮影時
2007年5月
駅舎です。西を望む。
美女平駅は「美女平」と呼ばれる高原の西端、一番低い部分にあります。
現在の駅舎は2007年完成で、2階建てです。私が訪問したのは2007年5月で、完成間近でした。
駅舎の前には弥陀ヶ原・室堂方面に通じる立山高原バスの停留所があります。
尚、立山高原地区に自動車(一般車)は乗り入れできません。
駅前に民家・商店はありません。
Wikipediaによると、「駅周辺は立山杉の原生林が広がっており、多くの巨木が見られる。遊歩道の整備状態もよくバードウォッチングや森林浴を快適に嗜む事が出来る。特に駅前の美女杉は美しい杉の大木である」との事です。
美女杉は写真左側に少し写っています。
駅舎は1階にあり、立山ケーブルカーの改札口と立山高原バスの改札口が別々に設置されています。
改札外コンコースにはトイレ、多機能トイレ、待合室、売店があります。
美女平駅は頭端式ホーム2面1線で、線路が傾斜しているためホームが階段状になっています。
左が乗車ホーム、右が降車ホームです。
左手に入口があり、右手に出口があります。
両ホームの頭上には駅名標があります。
こちらは降車ホームより山頂方を望む。
ケーブルカーが到着すると乗客が一斉に下車します。
出口まで階段を登らなければなりません。
降車ホームより山頂方を望む。
ホーム終端部には運転室があります。
左前方が出口、右前方が入口です。
山麓方を望む。
急勾配で山を下ります。トンネルやカーブがあるため、山麓駅に相当する立山駅は見えません。
遠方には立山山麓スキー場が見えます。
あとがき
下車(乗車)時・・・2007年
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし (売店あり)
飲食チェーン店・・・なし
東京、大阪ともに到達難易度が高いですが、
立山黒部アルペンルートへお出かけの際はぜひ美女平駅も観察されてみて下さい!
(参考:立山黒部アルペンルートのHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)