乙原駅 (ラクテンチ上駅)【大分県】(別府ラクテンチケーブル線。2004年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2004年撮影。
 
今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
大分県中部・別府市の市街地西側、立石山の中腹にある遊園地「ラクテンチ」の入園者を輸送するための園内施設であるものの、れっきとした「鉄道」路線であるケーブルカー路線・別府ラクテンチケーブル線の山頂駅に相当する、
乙原駅 (おとばるえき。ローマ字表記は不明) ですが、
案内上はラクテンチ上駅 (らくてんちうええき。ローマ字表記は不明) です。
 
尚、写真は別府ワンダーラクテンチ時代の2004年撮影で、古いです。現在は車両が変化しています。ご了承下さい。
また、記事内では駅名を案内上の「ラクテンチ上駅」と表記する事が多いです。ご了承下さい。
 
 
駅名  
乙原駅 【案内上はラクテンチ上駅】      
 
所在地  
大分県別府市 
 
乗車可能路線  
ラクテンチ:別府ラクテンチケーブル線 
 
隣の駅  
山麓方……雲泉寺駅 【案内上はラクテンチ下駅】   
 
訪問・撮影時  
2004年9月
  
 

 

駅舎です。概ね東を望む。
立石山の中腹にある遊園地・別府ラクテンチの東端部、フラワーかんらん車の前にラクテンチ上駅があります。
駅舎は2階建てで、1階に改札口があります。2階が展望テラスになっています。
 
 

 

駅前は当然ながら遊園地・別府ラクテンチです。
ジェットコースターやメリーゴーランドなど、定番の遊具が揃っています。
昔は園内から立石山山頂方面へリフト路線が延びていて、途中でロープウェイとリフトに乗り継いで山間部の志高湖畔にあった遊園地・志高ユートピアまで行くことができましたが、1998年にリフトとロープウェイが廃止となり、5年後の2003年に志高ユートピアも休園となりました。
また、遊園地の西側や北側には民家が数軒あり、住民もケーブルカーを利用できます(住民とその関係者は運賃(金額不明)のみで乗車可能)。
 
 

2004年当時の改札口です。
メルヘン調のデザインになっていました。今はどうなっているでしょうか?
基本的に山麓のラクテンチ下駅でチケットを購入する事になるので、こちらにも窓口はあるものの閉鎖状態です。
列車別改札で、発車数分前に改札開始となります(有人改札)。
改札の先はホームですが、ホームが階段状になっているため、車いすですと自力で利用できません。
 
 

 

ラクテンチ上駅は頭端式ホーム2面1線で、線路が傾斜しているためホームが階段状になっています。
左が乗車ホーム、右が降車ホームです。
後方に入口があり、右手に出口があります。
 
 

こちらは車内より山頂方を望む。
ホーム終端部には運転室があります。
 
 

山麓方を望む。
ラクテンチ下駅まで0.3kmしかないので、ケーブルカー全線を一望できます。
別府市街や別府湾を一望できます。
訪問日は雨で眺望がイマイチでした…。晴れていれば良かったのですが…。
 
 
あとがき  
下車(乗車)時・・・2004年   
  
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし  
飲食チェーン店・・・なし  (別府ラクテンチ内に売店・レストランあり) 
 
東京、大阪ともに到達難易度が高いですが、別府ラクテンチケーブル線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は乙原駅(ラクテンチ上駅)も観察されてみて下さい!
 
(参考:別府ラクテンチのHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)