2009年撮影。
今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
三重県北部、いなべ市の中央部に広がる住宅地に位置する三岐鉄道三岐線の駅で、構内には貨物ヤードが広がっている難読駅、
伊勢治田駅 (いせはったえき。ISEHATTA Station) です。
尚、写真は2009年撮影で古く、現在は状況が変化していると思われます。
また、改札外の写真はありません。ご了承下さい。
駅名
伊勢治田駅 (駅番号なし)
所在地
三重県いなべ市 (旧・員弁郡北勢町)
乗車可能路線
三岐鉄道：三岐線
隣の駅
近鉄富田方……丹生川駅
西藤原方………東藤原駅
訪問・撮影時
2009年3月
右前方に写っているのが駅舎です。平屋建てで古いです。
駅外からホームまで段差がありませんが、スロープが急かつ手すりがありませんので要注意です。
白線でロータリーが描かれた駅前広場があります。
駅前は古くからの住宅地で、商店は少ないです。
約1.7km北には三岐鉄道北勢線の終着駅である阿下喜駅があり、バスで移動可能ですが本数が少ないです。徒歩でも移動可能な距離です。このルートは盲腸線である三岐線および北勢線の乗り鉄の際、抜け道として利用できます。
列車内より駅舎を望む。
伊勢治田駅は有人駅ですが、自動化されていません。きっぷは出札窓口で購入する事になります。改札・集札は駅員が行います。
交通系ICカードは使えません。
駅舎とホームの間は構内踏切で結ばれています。
駅名標の写真はありません。ご了承下さい。
伊勢治田駅は島式ホーム1面2線で、東側(右)に貨物側線があります。
奥の西藤原方に構内踏切と駅舎・改札口があります。
写真左奥には藤原岳が見えます。中腹の藤原鉱山では石灰石を採掘していて、麓には太平洋セメントの工場があります。
工場最寄りの東藤原駅からJR富田駅へ向けてセメント輸送の貨物列車が運行されています。
写真は西藤原方を望む。
列車内より近鉄富田方を望む。
右前方に伊勢治田駅ホームがあり、左側には貨物側線が広がっています。貨物列車の留置、待避、行き違いに使用されています。
ホームより近鉄富田方を望む。左側には貨物列車が停車しています。
この先、近鉄富田駅およびJRの富田駅まで約20kmの道のりです。
あとがき
下車(乗車)時・・・2000年、2009年 (2009年は改札を出ていません)
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし
飲食チェーン店・・・なし
東京、大阪とも到達難易度がやや高いですが、三岐鉄道三岐線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は伊勢治田駅でも途中下車されてみて下さい！
(参考：地理院地図、Google地図、Wikipedia)