第1465回('21) 阪和線・大阪府内の駅を降り鉄(2)。最後は芦原橋駅を訪問して帰宅    | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2021年11月12日~14日、2泊3日の日程で、主に近鉄吉野線と阪和線の乗り鉄&降り鉄の旅に出かけました。
2泊3日と言っても初日は大阪のホテルへ移動しただけですが…。
2日目は近鉄の期間限定フリーきっぷ『近鉄1dayおでかけきっぷ(大阪・奈良・京都版)』(1,000円)を利用して奈良県南部の近鉄吉野線や近鉄大阪線方面を乗り鉄・降り鉄していき、最終日の3日目はJR西日本の『秋の関西1デイパス』(3,600円)を利用して主に阪和線方面を乗り鉄・降り鉄してからJR神戸線で帰宅しました。
また、新型コロナウイルスの感染状況が改善し、私自身も8月下旬から9月上旬にかけてワクチンを接種しましたが、今までと変わらずマスク・手洗い・アルコール消毒といった感染対策を徹底いたしました。
 
今回は最終3日目終盤の内容です。
前回に引き続き阪和線の大阪府内駅を南から順に辿っていきましたが、疲れがたまってきたため途中で打ち切って家路につきました。しかし体力が少し回復したため、以前より気になっていた大阪環状線の芦原橋駅だけ立ち寄りました。最後はJR神戸線の新快速で加古川へと帰りました。
きっぷは『秋の関西1デイパス』を利用しましたが、このきっぷで加古川の自宅まで使えるものの、前日に利用した『近鉄1dayおでかけきっぷ(大阪・奈良・京都版)』が安すぎるため、割高感は否めませんでした。
  
今回の日程 2021年11月14日  (日)   【終盤】   
 
熊取1315(阪和線・区間快速)1317東佐野1333(区間快速)1334和泉橋本1350(区間快速)1352東貝塚1407(区間快速)1409東岸和田1411(阪和線→大阪環状線・関空紀州路快速)1443新今宮1445(大阪環状線外回り)1448芦原橋1518(環状外回り)1531大阪1545(JR神戸線・新快速)1637加古川    
 
【帰宅】  
 
熊取駅からは阪和線を天王寺方面へ1駅ずつ下車していきます。乗車したのは13時15分発の区間快速・天王寺行きでした。区間快速は鳳以南で各駅に停車し、普通列車を代替しています。車両は225系4連で、乗り込んだ最後部車両は空いていて、転換クロスシート1人掛け席に座りました。道中は水分補給をしつつ車窓風景を眺めて過ごし、すぐに到着した東佐野駅で下車しました。2面2線の小さな駅で、東側に三角屋根の駅舎がありますが、屋根がトタンではなく洋瓦で、長滝駅や和泉砂川駅とはちょっと違う感じでした。駅前は住宅地ですが、再開発途上なのか空地が多かったです。南海の泉佐野駅前と比較すると明らかに閑散としていました。
 
 

 

 
東佐野駅では13時33分発の区間快速・天王寺行きに乗車しました。223系4連で、最後部車両はガラガラでした。転換クロスシート1人掛け席に着席し、道中はしばしローカルムードも漂う車窓風景を眺めて、次駅の和泉橋本駅で下車しました。和泉橋本駅は1999年に水間鉄道水間線の石才駅から阪和線に乗り継ぐために利用した事がありますが、当時と変われず古い駅舎が使用され続けていました。駅前は区画整理されておらず雑然とした住宅地が広がっていますが、駅近くには農地も残っていました。
 
 

 

 
和泉橋本駅からは13時50分発の区間快速・天王寺行きに乗車。225系4連で、この電車の最後部車両は高校生が多かったです。ほぼ満席で立客もそこそこいましたが、偶然にも1人掛け席が空いていたため着席し、道中は立体交差する水間鉄道線の線路などを眺めて、次の停車駅である東貝塚駅で下車しました。2面4線の待避可能駅ですが、元私鉄の駅らしく用地をケチったのかホームが狭いです。北西側にはユニチカの工場があったため、貨物輸送のために開業した駅だそうです(貨物輸送はのちに廃止。ユニチカの工場も1997年閉鎖)。駅舎は東側にあり簡素な造りです。駅舎と各ホームとは地下道を介して結ばれています。こちらも駅前は雑然としていました。阪和線には「東○○」駅が多いですが、いずれも南海本線側に中心駅があるため、「東○○」駅の駅前は南海の各駅前と比較するとイマイチ発展しきれていません(東岸和田駅は健闘していますが)。
 
 

 

 
東貝塚駅では14時07分発の区間快速・天王寺行きに乗りました。225系4連で、区間快速は4連ばかりですが快速とは違い225系の割合が高いです。この電車も最後部車両はほぼ満席でしたが、空いていた席は向かい合わせのボックス席の一部のみだったので私はドア脇での立席を選択し、車窓風景を眺めていると電車はすぐに東岸和田駅に到着しました。次は東岸和田駅の降り鉄をする予定でしたが、急に疲れが出てきました。頑張って東岸和田駅も…とも思いましたが、翌日は仕事で、これから加古川まで帰らなくてはならないですし、あと1、2駅回ったところで阪和線の未訪問駅が多数残ったままなのは一緒で、訪問駅を増やすとなると結局はもう一度現地に来なくてはならないため、今回は東岸和田駅の訪問を断念し、少し早いですが帰宅の途につくことにしました。
 
なので、東岸和田駅では区間快速と緩急接続する14時11分発の紀州路快速・関空快速の京橋経由天王寺行きに乗り換えました。前4両の紀州路快速は225系4連、後4両の関空快速は223系4連で、私は最後部車両(関空快速の223系)に乗り込みました。しかし満席で、この電車でもドア脇での立席となりました。快速への乗換客でガラガラになった区間快速で座ってのんびり帰ろうかとも思いましたが、1分でも早く…と思ってしまい、結局は立席でしんどいながらも快速のスピード移動を選択しました。快速での道中も車窓風景を眺めていましたが、次第に体力が回復してきました。また、乗車率は停車駅ごとに少しずつ上昇し、席が空くことはありませんでした。その後、天王寺駅に到着すると一定数の乗客が下車して空席も発生しましたが、私はこの後にもう1駅降り鉄しようと思い、次の新今宮駅で乗り換えるため、空席に座らずにそのまま立席を続けました。空席は天王寺駅乗車組によって埋まり、再び満席になって大阪環状線へと進み、新今宮駅に着きました(14:43着)。私はここで下車しました。
 
 

 
新今宮駅では降り鉄をせずに、私はすぐにやって来た大阪環状線外回り電車に乗り継ぎました。323系8連で、乗り込んだ最後部車両はガラガラで、ここでようやく着席できました。この車両はガラガラでしたが、天王寺駅、新今宮駅、大阪駅で利用客が多い出入口に近い先頭車両は乗車率が高いと思われます。道中は水分補給をしながら車窓風景を眺めて過ごし、私は2駅目の芦原橋駅で下車しました。    体力が回復してきたので、もう1駅だけ降り鉄する事にしました。芦原橋駅は今まで下車したことがない環状線駅の一つで、見た目は都会ですが乗降客や通行人が少ないため、都会の中にもかかわらずローカルムードも漂っていました。駅前はビルやマンションが多いのですが、商店が少ない印象でした。
 
 

 

 
芦原橋駅の訪問をもちまして、今度こそこの日の降り鉄は打ち止めですw これから帰宅の途につくとします。乗車したのは15時18分発の大阪環状線外回り電車(323系8連)で、今度は先頭車両に乗車しました。車内へ入ると、前述の理由から満席でした。私はドア脇に陣取り、車窓風景を眺めていましたが、2駅目の弁天町駅で席が空いたため、疲れていた私はすかさず着席しました。その後も車窓風景を眺めて過ごし、15時31分に到着した大阪駅で下車しました。
 
 

 
大阪駅では寄り道せずにとっととJR神戸線の5番のりばへと移動しました。そして15時45分発の新快速・姫路行きに乗り換えました。223系8連+4連で、私は最後部車両(4連側)へ。列の中ほどにいたため窓側席には座れず、通路側席か補助席かの選択を迫られましたが、相席される可能性が少ない補助席を選択し、その窓側席に座りました。乗車率自体はあまり高くなく、窓側席と一部の通路側席が埋まる程度でした。
道中はスマホを操作しつつ車窓風景も眺めていましたが、途中の三ノ宮駅で窓側席が空いたのでそこへ移動し、それ以降はひたすら車窓風景を眺めていました。疲れが溜まっていたのですが、居眠りすることはありませんでした。そして私は加古川駅で下車しました(16:37着)。
 
 

 
翌日は仕事なので、加古川駅到着後はとっとと帰宅しました。
今回は変則的な2泊3日の乗り鉄で、近鉄とJRのフリーきっぷを使用しましたが、とりわけ近鉄の期間限定フリーきっぷはお得でした。当日発売があれば言うことないのですが…。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)