2004年撮影。
今回の『駅【アーカイブ】』コーナーは、
茨城県南東部の鹿行地方、現在の鉾田市(旧・鉾田町)にあった鹿島鉄道線の終着駅でしたが、利用者の減少などから、2007年4月1日に廃止された
鉾田駅 (ほこたえき。Hokota Station) です。
尚、写真は少ないです。ご了承下さい。
駅名
鉾田駅 (駅番号なし)
廃止日
2007年4月1日
当時の所在地
茨城県鹿島郡鉾田町
路線
鹿島鉄道:鹿島鉄道線
隣の駅
石岡方……坂戸駅
訪問・撮影時
2004年5月、2012年4月(駅前風景のみ)
駅舎です。南を望む。
古い木造駅舎が使用されていました。
出入口部分は兵士の兜のような形をしていました。
左に立喰そば店がありました。駅には鯛焼き屋もありました。
駅前広場があり、バスターミナルになっていました。
駅前です。東を望む。廃止後の2012年撮影。
鉾田駅は市街地の西端部にあり、東側に中心市街地が広がっています。
鹿島臨海鉄道の新鉾田駅は約1.4km東にありました。徒歩での乗継も可能でしたが、少々距離がありました。
改札口です。
簡易なラッチが設置されていました。自動改札機やICカードとは最後まで無縁でした。
右側に窓口がありました。駅舎内は待合室にもなっていました。
駅名標です。
アーチ型の枠が特徴で、関東鉄道系の路線でよく見られたタイプです。
表示は国鉄型デザインと類似しています。
右側には名所案内があります。
末期の鉾田駅は相対式ホーム2面1線で、もっぱら駅舎寄りの北側ホームを使用していました。
以前は北側ホームの右にも線路があったと思われます。
また、ホームへのアプローチは階段のみで、バリアフリーとは無縁でした。
写真は石岡方を望む。
この先、霞ケ浦の北側に広がる台地や農村部を西へ走り、石岡駅を目指していました。
終端部を望む。
南側ホームへの構内踏切の先に車止めがありました。
左側には駅舎がありました。
構内踏切より駅舎を望む。
訪問は2004年でしたが、昭和時代にタイムスリップした感覚に陥りました。
あとがき
私が鉾田駅で下車(乗車)したのは2004年の1度きりです。乗客が少なく、私の乗車時にファンはいませんでした。2012年には代替バスで駅跡を訪問しました。
下車(乗車)時・・・2004年
廃駅訪問は(飛行機、レンタカー含む)
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり
飲食チェーン店・・・なし
廃止は残念ですが、実情を考えると仕方ありません。現役時に訪問できてよかったですが、もっと写真と撮っておけば…。
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)