第1441回('21) 津山線を乗り鉄・降り鉄。亀の駅舎がある亀甲駅も訪問  | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2021年7月31日、この日は『青春18きっぷ』を利用して、日帰りで岡山方面へ乗り鉄の旅に出かけました。もちろん新型コロナウイルスの感染対策を徹底した上です。
目的の路線は津山線で、中間駅を降り鉄していきました。本数が少なくて回れた駅は少なかったのですが…。そして何より暑かったです…。
 
今回は後半の内容です。
昼からも津山線を乗り鉄・降り鉄していきました。本数が少ないため、上下列車を併用してジグザグに降り鉄していきました。途中、亀甲駅では外からも亀の形を模した駅舎を撮影しました。そして岡山に戻った後は、新幹線ではなく在来線・赤穂線を利用して帰宅しました。
 
今回の日程 2021年7月31日  (土)   【後半】   
 
誕生寺1054(津山線)1103神目1122(下り普通)1149佐良山1236(上り普通)1246小原1302(下り普通)1306亀甲1339(上り快速ことぶき)1437岡山1456(山陽本線→赤穂線)1605播州赤穂1606(赤穂線→山陽本線→JR神戸線・新快速)1651加古川  
 
【帰宅】  
 
2021年夏の『青春18きっぷ』ポスターの舞台になった誕生寺駅からは10時54分発の上り普通・岡山行きに乗車しました。単行のキハ40形をつないだ2両編成で、私は先頭車両へ。車内は意外と空いていて、ボックスシート進行方向窓側席をゲットできました。道中は先程見た風景をもう一度眺めて、2駅目の神目駅(こうめえき)で下車しました。1面1線の小駅で、ホームに面して小さな駅舎があります。駅舎は木造ですが、先ほど訪問した誕生寺駅と同様に新しいのか古いのか分かりませんでした。駅前は誕生寺川の周りに集落が広がっていました。
 
 

 

 
神目駅では11時22分発の下り普通・津山行きに乗車。キハ40形+キハ47形の2両編成で、乗り込んだ先頭車両(キハ40形)は乗客が少なく、今度もボックスシート進行方向窓側席に着席できました。道中はこの日すでに2度見た風景を眺めましたが、誕生寺駅からは先はこの日初めてとなる風景なので集中して眺めていました。小原、亀甲の各駅はダイヤの関係でパスして、津山市に入って1駅目の佐良山駅で下車しました。単式ホーム1面1線の小さな駅で、駅舎がありません。駅名の通り山がちな場所に駅がありますが、駅前には集落が形成されており、駅出入口と反対側には企業のビルもあるからか、ローカルな雰囲気はあまり感じませんでした。駅前散策後は待合室で次の列車を待ちましたが、野々口駅と同様に側壁が透明だったためサウナ状態になっており、すぐにホームの日陰へと逃げ出しました。この日は晴時々曇で、日差しが強くて暑かったです…。
 
 

 

 
佐良山駅からは12時36分発の上り普通・岡山行きに乗りました。キハ40形の2両編成で、「みまさかノスタルジー」塗装の先頭車両(キハ40 2134)へ。そこそこの乗車率でボックスシートは最低1人が座っていたため、私はロングシートに腰掛けて車窓風景を眺めました。そして亀甲駅は今度もパスして、もう1駅先の小原駅で下車しました。小原駅も単式ホーム1面1線の小駅で、駅舎すらありません。駅前には国道53号線が通っているものの、駅のすぐ近くを除き民家が少なく、里山風景が広がっていました。
 
 

 

 
小原駅では13時02分発の下り普通・津山行きに乗車しました。キハ47形2連で、ガラガラでした。私は先頭車両のボックスシート窓側席に座り、この日3回目となる車窓風景を楽しみました。そして今度こそ1駅目の亀甲駅で下車しました。亀甲駅は2面2線の交換可能駅ですが、何より駅名にちなみ亀を模したデザインの駅舎のインパクトが大きいです。駅舎の外から見て左側に亀の頭(途中に「の」を付けないと…)が付いており、目の部分に時計が設置されています。屋根も甲羅をイメージしています。駅前は美咲町の中心市街地で、ローカルながらも住宅や商店が密集していました。
 
 

 

 

 
まだ津山線の未訪問駅があるのですが、時間の関係で今回の降り鉄はここで打ち切りとして、帰宅の途につくとします。亀甲駅13時39分発の上り快速『ことぶき』に乗車しました。キハ47形2連で、普通列車とは違い乗車率が比較的高く空いているボックス席はわずかでした。私は進行方向左側のボックス席に座りたかったのですが、右側しか進行方向窓側席が空いておらず、仕方なく右側に座りました。津山線では先発列車が終点まで先着するのですが、それでも普通列車より所要時間が短い快速『ことぶき』を選択する乗客が多い印象です。
道中は本日のおさらいのようにもう一度車窓風景を楽しみました。途中停車駅では少しずつ乗客が増えましたが、先客のいるボックス席での相席を選択する人は少なく、多くの乗客がロングシートに着席または立席を選択していました。私のボックスに新たに1人が着席した金川駅からは左手に旭川が並行する断崖区間を走るため、右側車窓は山地や崖が続き面白くなかったですが、玉柏駅付近からは山地が遠ざかり、再び車窓風景に見入りました。そして都会的な風景に変わると快速『ことぶき』は14時37分に終点の岡山駅に到着しました。コロナ禍が影響したのか、満席にはならず空席が残っていました(若い人を中心に立客も見られましたが)。
 
 

 
岡山駅ではトイレ休憩と撮影をしてから3・4番のりばへと移動し、14時56分発の赤穂線上り普通列車・播州赤穂行きに乗車しました。相生までは山陽本線経由の方が所要時間が短いのですが、相生で乗り継ぐ姫路方面列車が播州赤穂始発なので、着席できる確率を考えると赤穂線経由の方が有利になります。まぁ、赤穂線経由の方が20分近く時間がかかるため、このルートを敬遠する人も多いようですが…。車両は115系3連でした。列の後ろの方に並んでいたため、転換クロスシート窓側席にありつけませんでしたが、疲れていたので通路側席に座りました。私が乗り込んだ最後部車両はほぼ満席で、立客もいました。
道中は通路側席からですと眺めが悪いため、また何度も見ている車窓風景という事もあり、スマホを操作していました。東岡山駅から赤穂線に入り、西大寺駅では大量下車がありましたが窓側席には空きが出ません…(窓と窓の間の景色の見づらい席は空きましたが、座りませんでした)。やはり窓側席を狙って座る人は長距離移動するケースが多いですね…。その後も駅ごとに少しずつ下車していくものの窓側席が空きませんでしたが、長船駅でようやくボックス席の進行方向窓側席に空きが出て、そこへ移動しました。その後は車窓風景を眺めて過ごしました。伊部駅や西片上駅でも下車があり、車内を見渡すとだいぶ乗客が少なくなりましたが、窓側席のみは埋まっている状態でしたw 「カキオコ」など牡蛎が有名な日生駅(ひなせえき)を過ぎると県境区間へと入り、寒河~備前福河で兵庫県に入りました。ちなみに、深く説明はしませんが、備前福河駅は「備前」を冠しているにもかかわらず兵庫県にあります。そして工業地帯にある貨物駅・西浜駅を過ぎると市街地に入り、定刻の16時05分に終点の播州赤穂駅に到着しました。
 
 

 
播州赤穂駅では当駅始発の新快速・野洲行きに1分の接続で乗り継ぎました。同じホームでの対面乗換だったため、時間がなくても大丈夫でした。新快速は225系0番台8連で、近年数を増やしている100番台と比較して角ばったデザインに見えます。私は最後部車両に乗り込みましたが、ガラガラでした。転換クロスシートの窓割とあった窓側席に座ると、新快速はすぐに播州赤穂駅を発車しました。
道中は車窓風景を眺めていました。3駅目の相生駅では15時11分に岡山駅を発車した相生行き電車の客が大勢待っていましたが、私が乗っている最後部車両まで来る客は多くなく、相生発車時点で窓側席が埋まる程度の乗車率でした。相生駅から先、山陽本線に入っても車窓風景を眺めて過ごしました。駅ごとに少しずつ乗客が増えましたが、混雑どころか満席にもほど遠い状況でした。姫路駅では前方に4両(223系or225系)を増結して、12両編成となってJR神戸線区間へと入ります。車内はボックス席に着席する人も多く見られるようになりましたが、トータルで半分の席が埋まる程度でした。JR神戸線区間は新快速ならではの俊足ぶりを発揮して、16時51分に加古川駅に到着しました。私はここで下車しました。
 
 

 
下車後は寄り道をせずに家路を急ぎました。この日はとにかく暑かったです…。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません   
 
 
(参考:Wikipedia)