三津駅【愛媛県】(伊予鉄道高浜線。2013年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


今回の【駅】コーナーは、
愛媛県松山市西部、伊予灘に面した港町である三津浜地区に位置する伊予鉄道高浜線の駅で、山口県柳井港などへ向かうフェリーが発着する三津浜港への最寄駅である、
三津駅 (みつえき。Mitsu Station) です。
 
尚、写真は2013年の撮影で、現在は状況が変化していると思われます。ご了承下さい。
 
 
駅名  
三津駅 (IY 04)    
 
所在地  
愛媛県松山市    
 
乗車可能路線  
伊予鉄道:高浜線  
    
 
隣の駅  
高浜方………港山駅  
松山市方……山西駅   
 
訪問・撮影時  
2013年10月  
 
 

駅舎です。東を望む。西側にあります。
長らく使用されてきた先代駅舎をモチーフとした新駅舎を2009年より使用しています。
駅舎内に改札機能はなく、待合室と店舗があります。
改札口は駅舎を出て構内踏切を渡った先、島式ホーム部分に設置されています。構内踏切を経由して駅東側との行き来が可能です。
ロータリーを有する駅前広場があり、バス停とタクシー乗り場があります。
 
 

駅前です。西を望む。後方に駅舎があります。
周辺は三津浜地区の中心市街地になっていて、奥へ延びる通り沿いには商店街が形成されています。
約1km西には三津浜港があります。柳井行き(防予フェリー)など中距離以下のフェリーが発着しています。長距離フェリーは松山観光港から出ています。
 
 

改札口です。南を望む。右側に駅舎があり、構内踏切で結ばれています。左は駅東側です。
有人駅で、列車の発着時に駅員が出てきて改札・集札を行います。
自動改札機はありませんが、自社限定ICカード『ICい~カード』の改札機があります。
右手前に窓口と自動券売機があり、改札内にチャージ機があります。
改札の先はホームで、高低差はスロープで解消しています。
 
 

ポスターばかりで分かりづらいですが、左端に路線図・時刻表と一体になった駅名標があります。
伊予鉄道は縦書きが特徴的です。
現在は駅ナンバリング「IY 04」が導入されています。駅名標が変わっているかもしれません。
 
 

三津駅は島式ホームの左側に上り臨時ホームを有する計2面2線の地平構造です。北北西~南南東方向にホームが延びています。
右側(東)の島式ホームの左が1番線で上り高浜方面、右が2番線で下り松山市・横河原方面です。左側(西)の単式ホームは上り臨時ホームで、普段は閉鎖されていますが、三津浜花火大会などの際に使用されます。
ホーム有効長は3両分で、ホーム幅は島式ホームがとても広く、単式ホームがとても狭いです。
上屋は島式ホームの高浜方(奥)の2両分に設置されています。単式ホームは上屋なしです。
島式ホームにはベンチと飲料自動販売機があります。
島式ホームの高浜方の端には改札口があり、その先の構内踏切を左へ行くと駅舎(西側)、右へ行くと駅東側です。
写真は2番線側より高浜方を望む。
 
 

 

こちらは構内踏切より松山市方を望む。上写真は2番線側より、下写真は1番線側より撮影。
左から2番線、1番線、3番線の順です。
島式ホームの手前側に駅舎があり、単式ホームの右側に駅舎があります。
単式ホームにもスロープが設置されていますが、改札はありません。
 
 

 

上写真は1番線より、下写真は島式ホーム中央の改札前より高浜方を望む。
島式ホームの端に改札口があり、左側には駅舎があります。
この先、住宅街の中を北北西へ走りますが、一瞬だけ左に港が見えます。左に山が近づくと左カーブになり、進路を西に変えると港山駅へと至ります。
複線区間は梅津寺駅まで続きます。
 
 

松山市方を望む。少し先に上り線から下り線への片渡り線があります。
この先、住宅街の中を一直線に南南東へ走り、やがて左へカーブすると山西駅へと至ります。
複線区間は松山市駅まで続きます。
 
 
あとがき
私が三津駅で下車(乗車)したのは2013年の1度きりです。松山から柳井へフェリーで移動する際に下車しました。駅はそこそこ大規模で、島式ホームは広く、ホーム端に改札口があります。駅舎は新しくなっていましたが、最近まで類似デザインの木造駅舎が使用されていました。松山の中心市街地から離れていますが、駅前が市街地だった事に驚きました。尚、三津浜港までは1kmほどあり、徒歩ですとそこそこ時間がかかるものの、昭和レトロな三津浜の町並みを楽しみながら移動できます。
   
東京からですと東京駅から東海道・山陽新幹線に乗り岡山駅で下車します。そして予讃線特急『しおかぜ』に乗り松山駅で下車。徒歩で伊予鉄道の大手町駅まで行きます(駅舎を出て徒歩5~6分)。そして伊予鉄道高浜線の高浜行きに乗車して当駅下車です。タイトな日程になりますが、日帰り訪問可能です(最大滞在時間:4時間少々)。
一方、大阪からですと新大阪駅から山陽新幹線に乗り岡山駅下車、以降は上記のルートで到達可能です。じゅうぶん日帰り訪問可能です(最大滞在時間:8時間半程度)。
(飛行機の利用は考慮していません)
 
食料・飲料について、駅前にコンビニ、気軽に入れる商店・飲食店はありません(飲食店自体は複数あります)。最寄りのコンビニは約350m北の「ローソン」、最寄りのスーパーは約220m北の「そごうマート」です。事前に用意しておいた方が無難でしょう。
  
東京、大阪とも到達難易度が高いですが、
伊予鉄道高浜線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は三津駅でも途中下車されてみて下さい!
そして防予フェリーなどに乗船される際はぜひ伊予鉄道高浜線をご利用になり、三津駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)