はりまや橋停留場【高知県】(とさでん交通後免線、伊野線、桟橋線。2010年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


2010年撮影。
 
今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
四国南部・高知県の県庁所在地である高知市の中心市街地に位置する、とさでん交通の全路線が集まるターミナル駅で、後免線・伊野線と桟橋線が平面交差していて、かつ全方向に連絡線が設置されている、
はりまや橋停留場 (はりまやばしていりゅうじょう。Harimayabashi Station) です。
 
尚、写真の過半数は2010年撮影で、古いです(一部は2017年撮影)。ご了承下さい。
そして、「はりまや橋駅」「はりまや橋電停」と表現する事があります。ご了承下さい。
 
 
停留場名
はりまや橋停留場    
 
所在地
高知県高知市  
 
乗車可能路線
とさでん交通:後免線、伊野線、桟橋線
(※) 以前の社名は「土佐電気鉄道」でした。  
 
隣の停留場
後免線
後免町方……デンテツターミナルビル前停留場 
 
伊野線
伊野方………堀詰停留場 
 
桟橋線
高知駅前方…………蓮池町通停留場 
桟橋通五丁目方……梅の辻停留場 
 
訪問・撮影時
2010年9月、2017年4月  
 
 

電停名の由来は、北側にある「播磨屋橋」です。
現在の播磨屋橋は桟橋線が通る国道32号の橋ですが、かつては写真のような朱色の欄干の橋でした。
1998年には昔の橋が復元されました。元々は国道32号の位置にありました。
そして橋の下には堀川が流れていましたが、水質汚濁のため埋め立てられました。現在は堀川の位置に人工水路が造られ、はりまや橋公園になっています。
 
また、はりまや橋駅周辺は高知市の中心市街地で、西の高知城に向けて繁華街が広がっています。
 
 

はりまや交差点より西を望む。
交差点の手前(東)が後免線、奥(西)が伊野線、左(南)~右(北)が桟橋線です。
はりまや交差点の前方(西)に後免線および伊野線のホームがあります。
交差点の左(南)には桟橋線のホームにあります。
はりまや交差点では後免線・伊野線と桟橋線が平面交差していて、ダイヤモンドクロッシングが見られます。
また、全方向に連絡線が設置されていて、この連絡線を通って後免線・伊野線と桟橋線を直通運転する電車も存在します。
ちなみに連絡線は高知駅前方面~伊野方面を除き全て左折しかできず、右折する場合は一旦左折してからスイッチバックして、渡り線を通って進行方向の線路に入ります。
 
 

はりまや交差点より後免線・伊野線のホームを望む。西を向いて撮影。
後免線・伊野線は相対式ホーム2面2線で、交差点の西にあります。
左が1番のりば(後免線・桟橋線方面)、右が2番のりば(伊野線方面)です。
追いついた後続電車も客扱いできるようにホームは長いです。主要駅で乗降客が多いため上屋も長くなっています。
出入口ははりまや交差点の横断歩道に接する東側のみです。
横断歩道とホームの間にスロープがあり、バリアフリーに対応しています。
 
 

こちらは西側から後免線・伊野線のホームを望む。東を向いて撮影。
ホーム手前に片渡り線があります。また、ホームは西行(右。伊野方面)の方が長いです。西側には出入口がありません。
そしてホームの先にはりまや交差点があり、後免線・伊野線と桟橋線が平面交差しています。
 
 

はりまや交差点より東を望む。車内より撮影。
交差点の手前(西)が伊野線、奥(東)が後免線、左(北)~右(南)が桟橋線です。
はりまや交差点の手前(西)に後免線および伊野線のホームがあります。
分かりづらいですが、連絡線は伊野方面(手前)~高知駅前方面(左)のみ複線になっています。
したがって、高知駅前方面から伊野方面へ向かう際は右折になりますが、スイッチバックの必要はありません。
この複線の連絡線を利用して、高知駅前から最長で鏡川橋までの直通系統が運行されています。
また、交差点の北東角(左前方)にはデンテツターミナルビルがあり、その少し先に後免線のデンテツターミナルビル前電停があります。
 
 

はりまや交差点より南を望む。車内より撮影。
手前(北)~奥(南)が桟橋線、交差点の左(東)が後免線、右(西)が伊野線です。
2010年撮影で、交差点南東角(左前方)はビル建設中でした。
交差点の先に桟橋線のホームがあります。右側には後免線・伊野線のホームがあります。
桟橋線と後免線・伊野線を非直通系統同士で乗り換える場合ははりまや交差点の横断歩道を2度渡らねばなりません。
 
 

こちらは南側から桟橋線のホームを望む。車内より撮影。
ホーム手前に片渡り線があります。利用者数が少ないからか、ホーム幅は狭いです。南側には出入口がありません。
そしてホームの先にはりまや交差点があり、桟橋線と後免線・伊野線が平面交差しています。
尚、当記事では「ホーム」の表現を用いていますが、軌道線の電停ホームの正式名称は「安全地帯」です。電停手前に青字に白で「V」と書かれた安全地帯の標識があります。
 
 

はりまや交差点より北を望む。車内より撮影。
手前(南)~奥(北)が桟橋線、交差点の左(西)が伊野線、右(東)が後免線です。
交差点の手前に桟橋線のホームがあります。左側には後免線・伊野線のホームがあります。
そして交差点の先で「播磨屋橋」を渡り、北にある高知駅前電停を目指します。
尚、高知駅前~はりまや橋は0.8kmと距離が短く、徒歩でも移動可能ですが、高知へご旅行の際は高知駅とはりまや橋の間だけでも電車をご利用下さい。
 
 
あとがき
下車(乗車)時・・・2005年、2010年 (2017年は堀詰電停で下車)  
  
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり 
飲食チェーン店・・・あり   
 
特に東京からの到達難易度が高いですが、とさでん交通各線を乗り鉄の際は、ぜひ一度ははりまや橋駅で途中下車されてみて下さい!
 
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)