第1402回('20) 京急大師線の未訪問駅を降り鉄。最後は東京・銀座経由で帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2020年11月21日~23日、2泊3日の日程で主に神奈川県の駅を降り鉄する旅に出かけました。宿泊は「GoToトラベル」を利用して割安に済ませられました。
また、新型コロナウイルス感染拡大の第3波が襲来しつつありましたが、いつもと同様にマスクの着用、アルコール消毒液の携帯といった新型コロナウイルス対策を講じた上で今回の旅行を決行しました。
 
今回は最終日、3日目後半の内容です。
鶴見線の全駅制覇後は川崎市の未訪問駅を降り鉄していきました。横須賀線の新川崎駅を手始めに、前々日に降り鉄した京急大師線の未訪問駅を全て訪ねて川崎市内の駅の全駅制覇を達成しました。
その後は京急本線と都営浅草線で東京都心の銀座へと移動し、少し歩いたり乗り鉄をしてから東京駅まで行き、最後は東海道・山陽新幹線で帰宅しました。
 
今回の日程 2020年11月23日  (月・祝)   【後半】
 
鶴見1009(京浜東北線)1018横浜1024(横須賀線)1033新川崎1105(徒歩)1115鹿島田1147(南武線)1153川崎1155(徒歩)1202京急川崎1204(京急大師線)1206港町1226(普通)1228鈴木町1238(普通)1239川崎大師1250(上り普通)1256京急川崎1301(本線→都営浅草線・快特)1323東銀座1325(徒歩)1355銀座1402(東京メトロ日比谷線)1403日比谷1415(徒歩)1430東京1442(東海道新幹線・のぞみ169号)1712新大阪1732(山陽新幹線・こだま865号)1755西明石1759(JR神戸線・新快速)1808加古川
 
【帰宅】
 
鶴見駅からは新川崎駅を目指す事にしたのですが、目の前を走る横須賀線は鶴見駅にホームがありません。なので迂回しなければなりませんが、私は横浜駅経由のルートを選択しました。まずは10時09分発の京浜東北線南行、各駅停車・磯子行きに乗車しました。車両はE233系10連で、乗り込んだ最後部車両は半分ほどの席が埋まっていました。私は着席して道中は車窓風景を楽しみました。この辺りは線路が多く、東海道線や横須賀線、湘南新宿ラインに相鉄・JR直通線、さらに京急の電車まで見る事ができ、楽しかったです。そして私は10時18分に到着した横浜駅で下車しました。
 
 

 
横浜駅下車後はトイレを済ませてから横須賀線ホームへと移動し、10時24分発の普通(東京から快速)・君津行きに乗り継ぎました。E235系への置き換えが始まったE217系11連+4連で、私は最後部車両の増1号車(付属4連側)に乗車しました。車内は半分程度の席が埋まっており、今回も私は着席して先程見た車窓風景をしばらく眺めました。そして横須賀線にホームのない鶴見駅を通過して鶴見川を渡ると左へカーブして東海道線や京浜東北線と分かれ、武蔵野南線(貨物線)と並走しながら品鶴線区間を北へ走ります。しばらくすると左手に新鶴見機関区が見えてきて電車は新川崎駅に到着し、私はここで下車しました。ホームからは新鶴見機関区が見え、新川崎駅付近は鉄道用地の幅が広いです。また出場時、運賃は鶴見駅からの157円が差し引かれました。ここで横浜駅での折り返し乗車分をキセルしたのでは、と思われるかもしれませんが、運賃計算についてWikipediaの本文を引用すると、
鶴見駅は東海道線(本線)と品鶴線の分岐点となっているため、品鶴線の新川崎駅から本線の川崎駅・蒲田駅方面に向かう場合の旅客運賃は当駅接続で計算されます。ただし、品鶴線を走行する旅客列車は当駅に停車しないため、当駅から新川崎方面(上り)に行く旅客は一旦横浜駅まで行って戻る必要があります。この場合、運賃は当駅から横浜駅までの往復分を加算しないという特例があります(新川崎駅周辺へ行く場合は川崎駅から南武線で鹿島田駅へ行くという方法もあります)、
との事です。鶴見駅がホームのない系統においても運賃計算上の駅とみなされているため運賃が安く済み、しかも鶴見駅~横浜駅の往復乗車分は運賃がかからなかったのです。
 
 

 

 
新川崎駅で下車後は駅前を散策しましたが、駅西側は新鶴見機関区を渡らなければならないため遠かったです。また、駅近くの丘陵地には川崎市立の夢見ヶ崎動物公園があります。また、駅の東約500mには南武線の鹿島田駅があり、徒歩連絡も可能です(乗換時、運賃は一旦打ち切りになります)。そこで私は新川崎駅から南東へ延びているペデストリアンデッキを歩いて鹿島田駅まで移動しました。ペデストリアンデッキは再開発ビル群の中を縫うように延びており、新川崎駅と鹿島田駅を直結しています。ものの5~6分で鹿島田駅に着きました。
 
 

 
鹿島田駅到着後は駅ビルにある「マクドナルド」で早目の昼食を済ませました。
 
 

 
昼食後は京急大師線を乗り鉄・降り鉄すべく川崎駅を目指します。鹿島田駅11時47分発の上り各停・川崎行きに乗車しました。E233系6連で、乗り込んだ最後部車両は立客が数人いるほどの乗車率でした。私はドア脇に陣取り、市街地が続く車窓風景を眺めて道中を過ごして終点の川崎駅まで乗り通しました(11:53着)。
 
 

 
川崎駅到着後はすぐに駅を出て今回も「川崎アゼリア(川崎地下街)」を経由して京急川崎駅へ移動しました。そして入場後は地平の大師線ホームへ直行し、12時04分発の普通・小島新田行きに乗車しました。今回は前々日に訪問できなかった港町駅と鈴木町駅を降り鉄し、写真撮影が足りなかった川崎大師駅をリベンジ訪問する予定です。小島新田行きの車両は1000形4連で、最後部車両は立客も多かったのですが何とかドア脇を確保し、道中は六郷橋駅跡を確認しつつ車窓風景を眺めて、1駅目の港町駅で下車しました。南北に駅舎があり、北口駅前には工場跡の再開発によりマンションが立ち並んでいましたが、南口駅前は普通の住宅街で、「港町」の雰囲気は感じられませんでした。そして港町駅は地方競馬(南関東)の川崎競馬場への最寄駅で、競馬場は駅南側にあります。競馬開催日は港町駅を利用する人が多いとの事です。
 
 

 

 
港町駅では2本後の12時26分発、普通・小島新田行きに乗車。1500形4連で、最後部車両はほぼ満席でしたが空席を見つけて着席し、道中は水分補給をしました。そして水分補給を終えると電車はもう次の鈴木町駅に到着し、私は下車しました。南寄りの上り線側にしか駅舎がなく、私が下車した下り線ホームとは構内踏切で連絡していました。駅前は南側が住宅街で、すぐ近くにイトーヨーカドーがあります。北側一帯は味の素川崎事業所(工場)が広がっています。
 
 

 

 
鈴木町駅からは12時38分発、後続の普通・小島新田行きに乗りました。1000形4連(1421F)で、最後部車両は満席だったのでドア脇に陣取り、しばし車窓風景を眺めて隣駅の川崎大師駅で下車しました。前々日にも訪問しているのですが、北口の一部など撮影漏れがあったので即リベンジ訪問しました。改札を出てからはさっさと撮影を済ませて、再入場しました。
 
 

 
そして川崎大師駅からは12時50分発の普通・京急川崎行きに乗車しました。1000形4連で、先程鈴木町駅から川崎大師駅まで乗車した1421Fでした(すぐに小島新田駅で折り返してきました)。この電車も最後部車両は満席で、私はドア脇へ。道中は車窓風景を眺めていましたが、鈴木町駅や港町駅でも乗客が増えて立客が多くなりました。そして電車は川崎大師駅を発車して6分後の12時56分に終点の京急川崎駅に到着しました。
 
 

 
これをもって神奈川県駅の降り鉄を終了として、帰りの新幹線に乗車するため少し寄り道しながら東京駅へと向かいます。京急川崎駅では改札を出ずに京急本線の高架ホームへと移動し、13時01分発の上り快特・青砥行きに乗車しました。1000形8連で、最後部車両はほぼ満席でしたが空席に座って、最初に水分補給を済ませました。道中は車窓風景を眺めて過ごし、
品川駅を過ぎて地下区間に入るとスマホを操作していました。泉岳寺駅からは都営浅草線に直通し、私は東銀座駅で下車しました。
 
 

 
東銀座駅を下車後は地上に出て、銀座7丁目にある群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」へ行きました。ここで以前より気になっていた名物の「水沢うどん」をお土産に購入しました。本当は群馬県に行って現地で買いたかったのですが、なかなか行けないので東京で買った次第です。おやつに現地の名物である蒟蒻ゼリーも買いました。購入時、福引券を貰ったので店内でガラガラをすると、ティッシュとブランケットが当たりましたww
 
 

  
群馬県アンテナショップ「ぐんまちゃん家」を出て、休日昼間は歩行者天国になっている中央通りを歩いて銀座駅へと向かいましたが、やはり新型コロナウイルスの影響で人出が少ない印象でした。
 
 

 
そして銀座駅では日比谷線ホームへと向かい、少しだけ乗り鉄します。14時02分発の中目黒行きに乗りましたが、車両は……やっぱり東武70000系でしたwww 私は日比谷線に乗るとなぜか東武車に遭遇する確率が非常に高いですwww ほぼ満席の最後部車両で着席して、水分補給を済ませると電車はもう次の日比谷駅に到着し、下車しました。銀座駅から日比谷駅までは線路の上層に地下通路もあり、徒歩でも余裕で移動できる距離ですが、今回はあえて地下鉄に乗りましたw まぁ、メトロの13000系と東武の70000系、どちらに当たるかの運試しみたいなものでしたが、今回は「ハズレ」でしたwww
 
 

 
日比谷駅で下車後は改札を出て、リニューアルされた都営三田線・日比谷駅の改札を観察しました。以前訪問した時は工事中だったので…。その後は都営三田線と東京メトロ千代田線の上層階に延びる地下通路を北上し、千代田線の二重橋前駅から東京駅丸の内駅舎地下へ延びる行幸地下通路を通って14時30分頃に東京駅丸の内地下中央口に着きました。到着後は指定席券売機で新幹線の自由席特急券を購入してから改札を通り(乗車券は「加古川⇔東京都区内」の往復券を事前に購入済み)、地上の中央通路を経由して乗換改札を通過、東海道新幹線ホームへと移動しました。そして私は14時42分発の『のぞみ169号』博多行きに乗車しました。JR東海所属N700a系X編成16連で、最前部の1号車自由席に乗車しましたが新型コロナウイルスの影響で乗客が少なくガラガラでした。私は通路から遠くなる3人掛けの窓側A席に座りました。
 
 

 
『のぞみ169号』は定刻に東京駅を発車しました。道中は車窓風景を眺めつつ、スマホで年末に実施予定の乗り鉄のプランを作成していました。この時点では年末に新型コロナウイルスの感染拡大がどの程度になるか分からず、何とか乗り鉄できますように…と祈るばかりでした。また、品川駅や新横浜駅ではほとんど乗客が増えず、1号車は10人未満でE席にも空席を残した状態が続きました。車内販売も全然売れないようでした。近年の混雑ぶりからしたら驚くばかりの光景でした…。名古屋駅や京都駅では下車客と乗車客がほぼ同じで乗車率はむしろ若干上昇しました。そして空が暗くなってきた17時12分、列車は定刻通りに新大阪駅に到着し、私は下車しました。入れ替わりに乗車する客数は少なく、ガラガラのままで『のぞみ169号』は博多へ向けて去っていきました。
 
 

 
新大阪駅ではコンコースを経由して山陽新幹線用の20番線へ移動しましたが、コンコースの店舗も普段より客が少なかったです。20番線に到着すると当駅始発『こだま865号』博多行きが既に入線していました。車両は500系8連で、私の到着時は車内清掃中でした。しばらく待つと清掃が終了して扉が開き、車内に入りました。私は最後部8号車自由席に乗り込み、今回も窓側A席に座りました。やはり発車間際になってもガラガラの状態でした。一番後ろの子供用疑似運転席にやって来る人もいませんでした。
 
『こだま865』号は定刻に新大阪駅を発車しました。私は暗闇の中、宮原の車両基地を眺めましたが特別な車両は留置されていませんでした。「瑞風」もいませんでした。もう夜なのでその後は車窓風景を眺めずにスマホを操作していました。年末乗り鉄のプランは作成を終えたのでゲームをしていましたw 新神戸駅では8号車に動きはありませんでした。そして私は新神戸駅の次駅である西明石駅で下車しました(17:55着)。
 
 

 
西明石駅で下車後は猛ダッシュで中間改札を通過して在来線ホームへ。4分の接続で17時59分発のJR神戸線下り新快速(223系8連+4連)に乗り継ぎました。私は先頭1号車(8連側)に乗り込みましたが通常の席は満席だったので補助席に座り、道中はスマホゲームをしていました。そして9分後に新快速は加古川駅に到着し、私は下車しました。
 
 

 
翌日から仕事なので、加古川駅で下車後はとっとと帰宅しました。
これにて2泊3日の神奈川県方面乗り鉄・降り鉄の旅行が終了しました。「GoToトラベル」により幾らか割安で旅行できましたが、この「GoToトラベル」が感染拡大の一因と見なされ、翌12月には年末年始の適用を停止する事態になりました…。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)