谷塚駅【埼玉県】(東武伊勢崎線【東武スカイツリーライン】。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
埼玉県草加市南部の、東京都足立区との都県境近くに広がる住宅街に位置する東武スカイツリーライン(正式名称:東武伊勢崎線)の駅、
谷塚駅 (やつかえき。Yatsuka Station) です。
 
 
駅名
谷塚駅 (TS 15)
 
所在地
埼玉県草加市
 
乗車可能路線・系統
東武鉄道:伊勢崎線【愛称:東武スカイツリーライン】
 
隣の駅
北千住方・浅草方………………竹ノ塚駅 (東京都)
東武動物公園方・伊勢崎方……草加駅 
 
訪問・撮影時
2018年9月
 
 

谷塚駅の正面口に相当する東口です。西を望む。谷塚駅は高架駅で、1988年に高架化・複々線化されました。駅舎は高架下にあります。
駅の東西に出入口があり、改札内に入らずに東西を通り抜ける事が可能です。駅外と駅舎の間に段差はありません。
駅周辺の高架下には「マクドナルド」などのテナントが入居しています。
また、東口にはロータリーを有する駅前広場が整備されており、バス停留所が併設されています。
 
 

東口駅前の様子です。東を望む。後方に谷塚駅があります。
駅前には高層マンションが建ち並んでおり、小駅となめてかかったら圧倒されますw 
また、駅周辺には商店も多く立地しています。
そして駅を離れると東武伊勢崎線に並行して南北方向に延びる県道49号線(旧・国道4号。日光街道)沿いを中心に古くから住宅街が形成されています。一戸建て住宅の割合が高いです。
 
 

こちらは西口です。北を望む。
東口と違い、駅外と駅舎の間に高低差があり、段差はスロープで解消しています。
また、西口は駅前広場が整備されておらず、線路に並行して道路が通っているので飛び出しに注意が必要です。
 
 

西口駅前の様子です。西を望む。後方に谷塚駅があります。
こちらの西口駅前は再開発途上で、空地が多いです。将来的に駅前広場が整備されるものと思われますが、その道のりは長そうです。
現状は手前のスペースが仮設駅前広場として使用されている模様です。バス停留所は駅前から約150m西に離れた場所に設けられています。
左側には低層の雑居ビルが複数あり、居酒屋などが入居しており駅前としての面目を保っていますが、東口側と比較して商店数は少ないです。
西側も駅周辺には住宅街が広がっていますが、こちらも一戸建て住宅の割合が高いです。
 
 

 

改札口の様子です。2枚とも北を望む。右が東口、左が西口です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が6通路あり、右から2番目が幅広通路です。右端に窓口があります。
改札口の右手前には自動券売機があり、ICカードチャージが可能です。
改札口を通ると段差があり、中2階(1階扱い)に上ります。段差は階段とスロープで解消しています。中2階にトイレと多機能トイレがあります。
中2階と2階にあるホームの間には階段・上下方向エスカレーター・エレベーターが設置されています。
また、後方(改札外)にはコンビニエンスストア「ファミリーマート」とベーカリー「ヴィ・ド・フランス」があります。改札内に売店・コンビニはありません。
 
 

駅名標です。電照式かどうかは不明です。下部に路線図と時刻表があります。
東武鉄道の標準デザインで、矢印は東武スカイツリーラインのラインカラー(オレンジと青)になっています。
駅ナンバリングも併記されています (TS 15)。
 
 

谷塚駅は島式ホーム1面2線の高架構造で、複々線の内側線(緩行線)のみにホームが設置されており、ホームがない外側線(急行線)を走行する列車は当然ながら全て谷塚駅を通過します。
ホームは南北方向に延びています。また、ホームは若干カーブを描いています。
左(東)から上り急行線、1番線(上り北千住・浅草・東京メトロ日比谷線方面)、2番線(下り東武動物公園・伊勢崎・東武日光方面)、下り急行線の順です。
ホーム有効長は20m車8両分、18m車9両分ですが、現在は18m車の発着がありません。
2018年9月現在、ホームドアは未設置ですが、今後設置されるものと思われます。
ホーム幅は全体にわたり広いですが、浅草方の端(写真奥)は多少狭くなっています。
上屋はホームの端から端まで設置されています。
ホーム上にはベンチ、飲料自動販売機、空調完備の待合室が設置されています。
写真は1番線より北千住方・浅草方を望む。
 
 

1番線側より北千住方・浅草方を望む。
この先、右へカーブして高架複々線のまま住宅地の中を南南西へ走りますが、やがて一旦地平区間になり国道4号をアンダーパスします。その後は再び高架になり、左へカーブして毛長川を渡ると東京都足立区に入ります。そして高架のまま左手に足立清掃工場、都営竹の塚七丁目アパート(都営住宅)などを見ながら住宅街の中を南下すると自動車教習所(竹の塚モータースクール)の辺りで地平区間になり、そのまま市街地に入ると竹ノ塚駅へと至ります。現在、竹ノ塚駅周辺では連続立体交差事業(高架化工事)が行われており、2020年12月現在では上下の急行線が高架化され、上下の緩行線が地平のままです。2022年3月に緩行線も高架化される予定です。
 
 

1番線側より東武動物公園方・伊勢崎方を望む。
この先、左へカーブして住宅街の中を高架複々線のまま北上します。そして市街地に入ると程なくして草加駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が谷塚駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。東京都の全駅を訪問する目的の一環とは別に、都内に近い駅なので下車(乗車)しました。高架駅で、複々線の緩行線にのみホームがあります。駅前ですが、東口は整備されていたものの西口は未開発で、差が激しかったです。
 
新宿駅からですと東京メトロ丸ノ内線の池袋方面行き電車で霞ケ関駅または銀座駅まで行き、日比谷線の東武スカイツリーライン直通列車に乗り換えて当駅下車です。あるいは丸ノ内線で赤坂見附駅まで行き、同一駅扱いの永田町駅から半蔵門線の東武スカイツリーライン直通列車に乗り換えて、さらに西新井駅で下り普通列車に乗り継いで当駅下車です。もしくは山手線外回り(池袋方面)で日暮里駅まで行き、常磐線快速に乗り換えて北千住駅で下車。さらに東武線の3階ホームへ移動して東武スカイツリーラインの下り普通列車に乗車して当駅下車です(北千住~西新井は1階ホームから発車する急行以下の列車に乗車してもOK)。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅へ。上野東京ライン経由の常磐線列車(特急は不可)に乗り換えて北千住駅まで行き、以降は上記のルートで到達可能です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内や駅前に複数のコンビニがあります。駅前にスーパーもあります。一方、飲食店は少なく、気軽に入れるチェーン店は「マクドナルド」「ヴィ・ド・フランス」くらいです(ラーメン屋や蕎麦屋もあります)。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もそう高くありません。東武スカイツリーラインを乗り鉄の際は、ぜひ一度は谷塚駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東武鉄道のHP、Google地図、Wikipedia)