竹ノ塚駅【東京都】(東武スカイツリーライン。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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今回の【駅】コーナーは、
東京・浅草と群馬県の伊勢崎を結ぶ東武の本線格である東武伊勢崎線(浅草・押上~東武動物公園の愛称:東武スカイツリーライン)の東京都内最北端の駅で、
普通列車のみの停車駅ながら車庫があるので当駅を始発・終着とする列車が多数設定されている運転上の主要駅、
竹ノ塚駅(たけのつかえき。Takenotsuka Station)です。

 

尚、当駅付近は連続立体交差事業による高架化工事中で、現在は仮駅状態の営業ですが、完成予定が2022年3月とまだまだ先で待ちきれないので、仮駅状態での紹介となります。
また、当駅を訪問したのは2018年9月17日で、その1週間後に上り緩行線が仮線に切り替えられていますが、当記事では上り緩行線の切替前の状態の写真を掲載いたします。ご了承願います。

 

そして、高架化が完成して再び竹ノ塚駅を訪問する機会に恵まれれば新たに記事をUPできれば…と思います。

 

 

駅名      所在地
竹ノ塚駅 (TS 14)      東京都足立区

 

 

隣の駅

←浅草方      伊勢崎方→
西新井駅      谷塚駅 (埼玉県)

 

訪問・撮影時
2018年9月

 

 

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竹ノ塚駅の東口駅舎です。かつては高層住宅併設の駅舎でしたが、のちに3階建ての商業施設を備えた現駅ビルへと建て替えられました。しかし橋上駅舎が仮設地下駅舎となり、駅ビルのテナントは全て撤退しています。駅ビルは高架化と前後して取り壊されるかもしれません。
一方、地下駅舎への出入口が駅ビルの右側(北側)にあります。

 

 

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東口駅前の様子です。駅前広場が整備されていて、それを取り囲むように商業施設や高層住宅等のビルが建ち並んでいます。
駅前は商業地で、駅から離れると住宅街へと変わります。東口側には駅近くに複数の大規模な住宅団地があります。
尚、付近の地名は「竹の塚」で、駅名のように「竹ノ塚」ではありません。

 

 

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こちらは西口の様子です。駅前広場は整備されておらず雑然とした印象です。
西口駅前には小規模な商店街が形成されています。東口側と比較して高層、中層の住宅は少ないです。

 

 

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こちらは竹ノ塚駅の南側にある通称「大踏切」・伊勢崎線 第37号踏切道です。
駅近くにあり出入庫列車も走行する事から踏切遮断時間が長くなる「開かずの踏切」ゆえに、北側にある通称「小踏切」・伊勢崎線 第38号踏切道とともに長らく踏切保安係が手動で踏切を操作する「第一種乙」の踏切でしたが、2005年3月に「大踏切」で係員の遮断機誤開による死傷事故が発生し、その結果同年9月に自動化されました。
2016年に下り急行線が高架化され、若干ですが踏切遮断時間が短くなりました。

 

 

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地下にある改札口の様子です。仮設なので無骨な造りです。
有人駅で、ICカード『PASMO』などに対応した自動改札機があります。左側には自動券売機が設置されています。

 

 

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駅名標です。
基本的に東武の駅名標は建植式で、路線図や時刻表が併設されたタイプです。
駅名標下部には東武スカイツリーラインのラインカラーが表示されていて、
駅ナンバリングも併記されています (TS 14)。

 

 

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2019年現在の竹ノ塚駅は仮設の島式ホーム1面2線の地上駅で、緩行線にのみホームが設置されています。
右が2番線(下り東武動物公園方面)、左が1番線(上り北千住・東京メトロ日比谷線方面)です。
私の訪問時は上り緩行線が仮線への切替前で、ホーム端部には柵が設置されていました。
また、ホームの右側には下り急行線の高架線が、左側には工事中の上り急行線の高架が見えます。
写真は浅草方を望む。

 

 

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こちらは2018年9月22日で使用停止となった上り緩行線ホームです。現在は取り壊されていると思われます。
左側の線路は上り急行線です。写真は浅草方を望む。

 

 

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下り緩行線ホームより浅草方を望む。すぐ先に前述の「大踏切」があります。
この先の下り線方(写真右側、西側)には東京メトロ日比谷線の車両基地である千住検車区竹ノ塚分室があり、当駅を始発・終着とする列車の出入庫のための回送列車が頻繁に走行します。
本線は千住検車区竹ノ塚分室の先で下り急行線も地平を走るようになり、大師線と合流して地平にある西新井駅へと至ります。

 

 

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伊勢崎方を望む。すぐ先に引上線が1線あり、当駅折り返し列車が使用していますが、高架化工事の影響で収容本数が減少しています。そのため、代替として草加駅に引上線が新たに設置されています。
本線はこの先緩行線も高架区間になり、埼玉県草加市へと入って谷塚駅へと至ります。

 

 

あとがき

私が竹ノ塚駅で下車したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。レイルウェイ・ライター、種村直樹氏が生前に居住されていたので存在は知ってはいましたが、初途中下車は2018年になりました。普通列車のみの停車駅ですが、東京メトロ日比谷線方面への始発列車が多数あり通勤に有利な事や近くに大規模な団地がある事などから人口が多く駅や駅前も賑わっていました。
 
新宿からですと複数のアクセス方法がありますが、一例として山手線外回りで日暮里駅まで行き、常磐線快速に乗り換えて北千住駅で下車、さらに東武スカイツリーラインの春日部方面の普通に乗り換えて当駅下車です。北千住駅を発車する下り普通列車は全て竹ノ塚駅まで行きます。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅または品川駅へ。どちらかの駅で東京上野ライン経由常磐線直通列車に乗り換えて北千住下車。以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。

 

食料・飲料について、駅周辺にコンビニが複数あり、飲食店も気軽に入れるチェーン店が複数あります。まぁ事前に用意しなくても大丈夫でしょう。

 

大阪からの到達難易度はやや高いですが、東武スカイツリーラインを乗り鉄の際は、工事中ですがぜひ竹ノ塚駅にも訪問されてみて下さい!

 

(参考:Google地図、Wikipedia)