第1368回('20) 鶴見線と京急の一部駅を降り鉄してから新幹線で帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2020年6月19日~21日、19日から新型コロナウイルス感染縮小による県またぎの移動が解禁された事に伴い、早速東京への乗り鉄・降り鉄遠征を敢行しました。
最大の目的は6月6日に開業した虎ノ門ヒルズ駅(東京メトロ日比谷線)です。他にも都内や周辺も回りました。
梅雨の時期なので、当然の如く雨に見舞われましたが、それよりもマスクを外せないのが辛かったです…。
また、東京は一時期より人出が増加していたものの、それでもコロナ前よりは少なかったです。
 
今回は最終日の3日目(6月21日)後半の内容です。
南武線と南武支線を降り鉄した後は、鶴見線本線の末端部、昭和駅と扇町駅を訪問しました。
その後は鶴見線と路線バスを乗り継いで川崎駅に戻り、昼食後は京急本線の神奈川県内一部駅を降り鉄しました。
そして午後1時過ぎに降り鉄を終了し、鶴見駅から寄り道しつつ東京駅へ移動しました。
最後は東海道・山陽新幹線とJR神戸線を乗り継いで兵庫県加古川市の自宅へと帰りました。
  
今回の日程 2020年6月21日  (日)   【後半】
 
浜川崎958(鶴見線・909B)1000昭和1015(徒歩)1030扇町1050(鶴見線・1008B)1054浜川崎1100(徒歩)1115JFE前1121(川崎市バス・40系統)1133川崎駅(徒歩)京急川崎1212(京急本線)1213八丁畷1234(普通)1235鶴見市場1255(普通)1256京急鶴見/鶴見1322(京浜東北線北行・1218B快速)1339品川1344(山手線外回り・1225G)1346大崎1355(湘南新宿ライン・4530Y快速)1401渋谷1406(東京メトロ銀座線)1414赤坂見附1414(東京メトロ丸ノ内線)1423東京1503(東海道山陽新幹線・ひかり517号)1820西明石1829(JR神戸線・3295M新快速)1839加古川
 
【帰宅】
 
浜川崎駅からは鶴見線の9時58分発・扇町行きに乗車しました。205系3連で、私が乗り込んだ最後部車両はガラガラで3人ほどしかいませんでした。私は着席して道中は貨物側線や工場風景を眺めて過ごし、1駅目の昭和駅で下車しました。駅前に昭和肥料の工場がある事からこの駅名になりました。昭和肥料は現在、昭和電工になっています。駅は単式ホーム1面1線の無人駅で、下車客は私ともう1名いました。そして折り返しの鶴見行き電車を待つ客が1名いました。
 
 

 
昭和駅を撮影後は、駅前で旅客線に並行する貨物線から分岐して東亜石油京浜製油所へ向かっていた専用線跡を撮影しました。

 

 

 

その後は、工業地帯を10分ほど歩いて終着駅の扇町駅へと移動しました。これは日中時間帯の鶴見線の列車本数が少ないからで、昭和駅で後続列車を待っていてはタイムロスが大きいためです。
扇町駅到着後は人がいない駅を撮影しました。しかし、人はいませんでしたが猫はいましたw 扇町駅は猫スポットとして有名ですが、和歌山電鐵のように猫の「駅長」は存在しないようです。
 
 

  
扇町駅で撮影していると、折り返し10時50分発・鶴見行きとなる電車(205系3連)がやって来ました。数人の客を降ろし、入れ替わりに私と数名が乗車しました。
 
 

 
私は最後部車両に乗り込みましたが車内はガラガラで、着席して発車までの間に水分補給をしました。発車後は車窓風景を眺めて過ごしました。昭和駅では数名が乗車してきました。そして私は2駅目の浜川崎駅で下車しました(10:54着)。
 
 

 
下車後、列車と跨線橋を撮影して5分後の10時59分に発車すると思い込んでいた南武支線の尻手行きに乗り継ぐべく、南武支線の駅舎へと移動しましたが、鶴見線の駅を出た瞬間、発車ベルが鳴り終わり、電車が出てしまいました! 「なぜ?」と思い南武支線駅舎に掲示されている時刻表を見ると、発車時刻が10時59分ではなく57分でしたwww 勘違いで40分に1本の電車に乗り遅れてしまいました……orz 次の電車は11時37分発で、40分も待つのは時間が勿体ないです。歩いて京急の八丁畷駅まで行こうか…などと考えてスマホで地図を見ていると、当駅近くにバス停がある事に気付きました。ならばバスで川崎駅へ抜けようかと考え、ダメ元でバス停を目指しました。途中で東海道貨物線のガードをくぐったのですが、その直前に女性が走りながら右隣のガードへ向かっていたのが見えました。しかし私は気にせずに左のガードをくぐり抜け、川崎鶴見臨港バスの浜川崎営業所バス停に11時08分頃に着きました。そして時刻表を見ると、11時14分発の川崎行きがあり、私はそこで待ちました。しかし他の客が来る事はなく、しかも11時14分になっても隣の営業所からバスが動く気配がないので疑問に思い始めたところ、バス停に高齢男性が現れ、時刻表を見るやいなや北側へ去って行ったので私はもう一度時刻表を見ると、正規の時刻表の左に、マジックで「4/27~6/30まで」と書かれた時刻表が貼られており、11時台は本数ゼロ、次は12時16分になっていました! 私はこのコロナ対応と思われる時刻表を見逃していて、先程の電車乗り遅れと言い、完全にドツボにハマってしまいましたww しかし落ち込んでいても始まらないので、もう一度地図を見直すと、すぐ東側の産業道路沿いにバス停があるではありませんか!? しかも、さっきガード前で見た女性が走っていった右側のガードの先にバス停があります。それで納得した私は、すぐにそのバス停へと直行しました。1分ほどで到着すると、そこは転回場を兼ねた停留所で、バスが停車していました。ですが、バスの色合いが臨港バスと異なるので車体を見てみると、「川崎市バス」と書かれていました。ここは川崎市バスの停留所で、停留所名は「JFE前」でした。そりゃ、事業者が違うと停留所の位置も違いますわね…。そして、時刻表を見ると毎時7~8本は出ていて、しかもコロナ対応ダイヤにはなっていませんでした。私はバスの行先表示を見て、11時21分発の川崎行きである事を確認してから乗車しました。210円の均一運賃で、乗車時に『Suica』で支払いました。この時点で客は誰もいませんでした。また、先頭の「展望席」は運転手への飛沫感染対策のため座れませんでした…。となると、コロナが完全に終息するまでバス旅は難しいな…と思いつつ、後方の席に座りました。
 
 

 
バスは定刻にJFE前を発車しました。南武支線の北東を並行する道路を北西へ進みますが、バス停ごとに乗客が増えていき、川崎小学校前バス停を発車時点でほぼ満席になりました。そして京急本線の高架手前で右折して、京急の高架に沿って北上し、12分の乗車でJR線・川崎駅前の川崎駅バス停に到着しました。
 
 

 
バスを降車後は地下街「アゼリア」を通り抜けて駅の東側へ。アーケード商店街「銀柳街」にある「ケンタッキーフライドチキン」で昼食を済ませました。私はスマホにケンタッキーのアプリを入れていて、レモネードソーダの無料引換券があったので使いましたw
 
 

 
その後は京急川崎駅へと移動しましたが、人が多くコロナ禍前とほぼ変わらない感じでした。そして『Suica』で入場しようとした所、エラーが出たので「何で?」と思いながらも有人改札へ。すると、係員から「扇町駅で乗られた後の降車履歴がありません」と言われ、浜川崎駅で出場のタッチをし忘れて、バスで京急川崎へ来た旨を説明し、何とか納得してもらい扇町~浜川崎の運賃が差し引かれました。川崎市バスの乗車履歴があったため不正ではないと判断してくれたと思いますが…。
結局、無事に入場することができ、京急本線下りの12時12分発、普通・浦賀行きに乗車しました。1500形6連で、乗り込んだ先頭車両はほぼ満席で、しかも前面展望しようにも先客がいたので私はドア脇に陣取り、車窓風景を眺めて1駅目の八丁畷駅で下車しました。八丁畷駅は3月にも訪問しましたが、その時は京急線から南武支線への乗り換えのためだったので駅をまともに撮影できておらず、今回はリベンジ訪問となりました。JR線と一体になった駅構内が興味深かったです。
 
 

 
八丁畷駅では2本後の下り普通・浦賀行きに乗車。1000形6連で、乗車した最後部車両は半分以上の席が空いていました。私は着席して水分補給をしていると、電車は減速を始め、鶴見市場駅に到着しました。私は下車し、駅を観察しました。駅前は住宅街で、市場らしきものは駅周辺地図を見ても存在しませんでした。尚、当駅の近くには箱根駅伝の鶴見中継所に設定される地点があり、普段は乗降客が少ないものの例年1月2日、1月3日は多くの乗降客でごった返すそうです。
 
 

 
鶴見市場駅からは12時55分発の普通・浦賀行きに乗りました。1000形6連で、最後部車両はガラガラでした。日中の京急は優等列車こそ高い乗車率ですが、普通列車は乗車率が低いですね…。コロナの影響もあると思いますが…。私は着席して道中は鶴見川などの車窓風景を眺めて過ごし、次駅の京急鶴見駅で下車しました。高架のホームからは、西口駅前の駅前広場越しにJR線の鶴見駅が見えました。私は改札を出て駅前を軽く散策しましたが、東側は駅前広場もなく、やや雑然とした市街地でした。
 
 

 

 
まだまだ降り鉄を続けたいのですが、翌日から仕事で、そろそろ東京駅へ向かわねばなりません。私は京急鶴見駅の西口側、すなわち鶴見駅の東口へと回り、意外と大きな駅ビルを撮影してから入場し、13時22分発、京浜東北線北行の快速・大宮行きに乗車しました。E233系10連で、最後部車両はほぼ満席でしたが疲れていたので少ない空席に座りました。道中は水分補給をしてから車窓風景を眺め続けました。川崎駅、蒲田駅の2駅で半数ほどの乗客が下車して車内はやや閑散としてきました。神奈川県から品川以遠の都心方面へは停車駅の少ない東海道線や横須賀線を利用する人が多いのでしょうね。そして私は5駅目の品川駅で下車しました(13:39着)。各駅に停車する京浜東北線でも鶴見~品川はわずか5駅ですが、京急ですと京急鶴見~品川で、3倍以上の16駅となります。京浜東北線と言えど、じゅうぶんに速達性を有しています。
 
 

 
まだ乗車予定の新幹線の発車時刻まで時間があるので、少し寄り道をします。品川駅では13時44分発の山手線外回り電車(E235系11連)に乗車。いつもは端の車両に乗るのですが、今回はホームに着いた直後に電車が来たので前から4両目に乗り込みました。品川駅では後方車両に乗客が集中する傾向があるにしても車内は空いていて、半分ほどの座席しか埋まっていませんでした。私は着席してしばし車窓風景を眺め、次駅の大崎駅で下車しました。
 
 

 
大崎駅では7番線・8番線ホームへと移動して、前日に訪問した渋谷駅の山手貨物線ホームを目指すのですが、ちょうど埼京線電車が停車していて発車メロディが鳴り始めたので私はすかさず乗車しました。しかし、渋谷や新宿方面に向かうのに車内はガラガラで違和感を覚え、そういえば行先を確認していなかったのですぐに車外へ出て側面の行先表示器を見ると、「新木場」でした! 大崎駅では「りんかい線」の線内電車が7番線から発車するケースが多い事を忘れていました。あやうく新木場方面へ行ってしまうところで、この日3度目のミスを犯してしまいそうでした…。
 
 

 
何とか新木場行に乗らずに済んだ私は、13時55分発の湘南新宿ライン北行、快速・宇都宮行き4530Yに乗車しました。E231系5連+10連で、私は最後部車両(10連側)へ。ボックスシートが空いている事を期待しましたが全区画に先客がいて、私はドア脇に陣取りました。車内を見渡すと半数強の座席が埋まっていました。道中は車窓風景を眺めて過ごし、2駅目の渋谷駅で下車しました。ホームは山手線に並行する位置に移設されています。前日に訪問した際は早朝で、まだ湘南新宿ラインや埼京線の電車の運行が始まっていなかったので、今回はホームに停車する電車を撮影するためにリベンジ訪問した次第です。
 
 

 
今度こそ東京駅へ向かいます。渋谷駅では中央東改札を出て、すぐ近くの東京メトロ銀座線・スクランブルスクエア方面改札を通り、14時06分発の当駅始発浅草行きに乗車しました。1000系6連で、最後部車両はほぼ満席だったので私はドア脇での立席を選択しました。道中はスマホを操作していましたが、1駅目の表参道駅で多くの人が下車して半分が空席になったので私は着席し、水分補給をしてから再びスマホを操作して道中を過ごしました。そして私は丸ノ内線との接続駅である赤坂見附駅で下車しました。
 
赤坂見附駅では同じホーム反対側に停車していた丸ノ内線・池袋行きに乗り継ぎました。2000系を期待しましたが残念ながら02系6連で、乗り込んだ3両目は空席が少々あったので着席し、引き続き道中はスマホを操作していました。そして私は14時23分に到着した東京駅で下車しました。
 
 

 
東京駅到着後はまずお土産を買いました。その後は丸の内地下中央改札から入場して、地上の在来線コンコース(中央通路)を通りましたが、いつもの東京駅とは違い中央通路は人が少なく閑散としていました。通路沿いの店舗も開店しているものの客は少なかったです。また、柱に設置されているデジタルサイネージは、コロナ禍の影響でスポンサーがいなかったのか、JR東日本の駅で広告を展開する事が滅多にないJR東海の「スマートEX」の広告が表示されていました。
 
 

 
その後は東海道新幹線南のりかえ口を通り、高架上のホームへ。少し待ってから15時03分発の『ひかり517号』岡山行きに乗車しました。私は先頭1号車の自由席に乗り込みましたが、普段の半分も乗客がいません。私は他の乗客と距離を保てる3人掛けの窓側A席を確保しました。発車時点で2人掛けの窓側E席にも空きがありました。
 
 

 
『ひかり517号』は定刻に東京駅を発車しました。道中、私は車窓風景を眺めつつ、次の乗り鉄・降り鉄の計画を数案立てましたが、新型コロナウイルスの感染が再び拡大しないか心配ではありました。その不安は的中し、7月中旬には第2波とも言えるほど感染者数が増加してしまいました…。また、品川、新横浜と乗客は増えましたが、窓側席が埋まる程度の低い乗車率に終始しました。静岡県内は三島、静岡、浜松に停車しましたが、半数ほどの乗客が入れ替わったものの乗車率はほぼ変化なしでした。その後の名古屋、京都では下車客の方が多かったです。新大阪駅は降車と乗車がほぼ同数でした。そして、この日は部分日食があり、17時過ぎに見られるとの事でしたが、曇っていた事や私が太陽を見られるグラスを用意していない事から見ることはできませんでした。
 
 

 
新大阪駅を発車後、沿線にある網干総合車両所宮原支所には『瑞風』が留置されていましたが、コロナ禍により出番がない状態が続いていると思われます。早く元通りになってほしいですね。
 
 

 
そして『ひかり517号』は新神戸に停車したのち、定刻の18時20分に西明石駅に到着。私は下車しました。
 
 

  
西明石駅では乗換改札を通り、在来線ホームへ。18時29分発のJR神戸線下り新快速・播州赤穂行きに乗り継ぎました。223系8連+4連の12両編成で、私は先頭車両(8両側)に乗車。車内はほぼ満席だったので私は補助席に座り、道中はスマホゲームを楽しみました。そして私は10分後の18時39分に到着した加古川駅で下車しました。
 
 

 
翌日から仕事なので、下車後は自宅へ直行しました。
これにて2泊3日の東京・関東遠征が終了しました。県またぎの移動が解禁された直後の乗り鉄で、まだまだ長距離移動する人は少ない印象でした。一方、近距離の移動をする人は多く、東京都より周辺3県の方が活発な印象を抱きました。それでも7月になって新型コロナウイルス新規感染者の増加は東京都のみが際立っていますね…。
7月や8月も乗り鉄をしたいのですが、新型コロナウイルスの状況如何でどうなることやら……。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)