大塚駅【東京都】(山手線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


今回の【駅】コーナーは、
東京都豊島区東部の市街地に位置する山手線の駅で、都電荒川線【愛称:東京さくらトラム】との乗換駅でもある
大塚駅 (おおつかえき。Otsuka Station) です。
大昔は池袋より大塚の方が栄えていたそうですが、今は完全に逆転されました。しかしながら大塚も活気はあります。
 
尚、都電荒川線の大塚駅前駅につきましては後日UP予定です⇒記事はこちら
 
 
駅名
大塚駅 (JY 12)
 
所在地
東京都豊島区
 
乗車可能路線・系統
JR東日本:山手線 
 
隣の駅
田端方・東京方……巣鴨駅
新宿方・品川方……池袋駅 
 
乗換可能駅
東京都交通局:都電荒川線【愛称:東京さくらトラム】……大塚駅前駅まで徒歩5分
 
訪問・撮影時
2019年11月
 
 

大塚駅の南口です。北西を望む。
大塚駅は高架駅で、高架下に駅舎・改札口があります。駅外と改札の間に段差はありません。
2009年まで高架の南側に南口駅舎があり、しかも東京23区内で希少となっていた木造駅舎でしたが、2009年に解体され2013年に地上12階、地下1階の駅ビル「JR大塚南口ビル」が建設されました。地下1階~地上4階にはJR東日本系の商業施設「アトレヴィ大塚」が入居しており、他にスポーツ施設、保育園、オフィスなどが入居しています。南口駅ビルの西隣(写真左奥)には結婚式場とホテルが併設されている「ホテルベルクラシック東京」があります。
また、南口駅ビルの東側(右)から南側(左)にかけて、駅ビルを迂回するように都電荒川線が走っています。駅ビルと都電の間には公園形態の駅前広場(自動車進入不可)があります。
 
 

南口駅前の様子です。南を望む。背後に南口駅ビルがあります。
手前が駅前広場(自動車進入不可)で、地下には月極駐輪場(一時利用も可能?)があります。右側が出入口です。
すぐ先で都電と交差しますが、踏切はありませんので横断の際は注意が必要です。
駅前は市街地で、南側一帯には商店街(サンモール大塚商店街)が形成されています。
そして駅から離れると住宅街になりますが、一戸建て住宅は少なく集合住宅の割合が高いです。
また、右側に「天祖神社」と彫られた石柱があり、正面のサンモール大塚商店街入口には鳥居がありますが、「天祖神社」は駅の南約150mにあります。
 
 

南口駅前より東を望む。左手に南口駅ビルがあります。
東側にも駅前広場(自動車進入不可)が広がっていて、その先で都電荒川線と交差します(踏切はありません)。
都電との交差地点の左側、JR線・大塚駅の高架下には都電の大塚駅前駅があります。南口、北口の双方から都電に乗換可能ですが、雨ざらしの箇所がありますので要注意です。
また、都電の東側(写真奥)にはロータリーを有する交通広場が整備されており、バスターミナルも併設されています。
駅の東側も市街地ですが、南側と比較して商店は少ないです。
そして、交通広場前から南へ伸びる幹線道路を進むと東京メトロ丸ノ内線の新大塚駅に到達します(南口から約700m)。
 
 

大塚駅の北口です。南を望む。
以前は北口側にも駅舎がありましたが2009年に解体され、代わりに新駅舎や駅ビルが建てられる事もなく出入口のみとなっています(高架下から北側へ駅舎が一部張り出しています)。
左側(東)約70mには都電荒川線の大塚駅前駅があり、JR線の高架沿いを歩けばすぐに到達します。南口側より北口側の方がJR~都電の乗換移動距離は短いです。
 
 

北口駅前の様子です。北を望む。
駅前にはロータリーを有する駅前広場が整備されており、東側(写真右)にも小さなロータリーを有するタクシー乗り場がありますが、ともに現在は大規模なリニューアル工事(が行われており、2020年夏までに駅前広場が新しく生まれ変わる予定です。
駅前は市街地で、オフィスやホテルが多いですが、北西側(左前方)に向けては商店街も形成されています。
また、大塚駅北口駅前には歓楽街も形成されており、風俗店が多い事でも有名です。
駅から離れると住宅街が広がっていて、一戸建て住宅も多く見られます。
そして駅西側で山手線を跨ぐ南北方向の道路(空蝉橋通り)の陸橋(空蝉橋。うつせみはし)北側の沿道には桜並木があります。
 
 

高架下1階にある改札口の様子です。西を望む。大塚駅の改札口はこの1ヶ所です。
左が南口、右が北口で、駅の南北間の移動は入場を必要とせず、実質的に自由通路となっています。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が並んでいて、一番右は幅広通路です。
右端にはカウンター形式の窓口兼有人通路があります。
改札口の右手前には自動券売機・ICカードチャージ機と指定席券売機があり、さらに右側には『みどりの窓口』があります。
トイレ・多機能トイレは改札内にあります。
そして改札内コンコースと高架のホームとの間は階段、上りエスカレーター、エレベーターで結ばれています。
改札口の左手前(改札外)には売店「キオスク」が、改札内1階にはJR東日本系のコンビニ「ニューデイズ」があります。
また、改札内コンコースにはベーカリー「DAiSY.」とジューススタンド「ハニーズバー」があります
 

 

駅名標です。電照式で、バックライトはLEDです。
JR東日本標準のデザインで、山手線のラインカラー(黄緑)が表示されています。
駅ナンバリングも併記されています (JY 12)。
また、特定都区市内制度における東京都区内の駅かつ東京山手線の内側にある駅なので、「区」マークと「山」マークの表示があります。
 
 

大塚駅は島式ホーム1面2線の高架駅で、東南東~西北西方向にホームが伸びています。
右(南)が1番線で内回り新宿・品川方面、左(北)が2番線で外回り田端・上野・東京方面です。
1番線の右側には山手貨物線(湘南新宿ラインが走行)の複線が並走していますが、ホームは設置されていません。
ホームは11両対応で、ホームドアが設置されています。ホーム幅は全体的に狭いです。
上屋(屋根)は全11両分に設置されています。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
そしてホーム中ほどには1階改札階とを結ぶ階段、上りES、EVが設置されています。
ちなみに発車メロディは1番線(内回り)が「春」、2番線(外回り)が「せせらぎ(鐘強調)」です。ともに山手線では定番の発車メロディーです。
写真は田端方・上野方を望む。
 
 

田端方・上野方を望む。
ホーム先端部辺りで都電荒川線の大塚駅前駅をオーバークロスしています。
左から山手線外回り、山手線内回り、山手貨物線(複線)の順で、山手線(外側)と山手貨物線(内側)の線路別複々線となっています。
この先、市街地・住宅街の中を東南東へ走りますが、すぐに左へカーブして北東へ針路を変えます。そして掘割を走るようになると白山通りをアンダーパスして巣鴨駅へと至ります。都営三田線と乗換可能です。
 
 

新宿方・品川方を望む。
すぐ先に陸橋「空蝉橋(うつせみはし)」があります。正面遠方には豊島清掃工場の煙突が見えます。
右2線が山手線、左2線が山手貨物線の線路別複々線です。
この先、住宅街の中を掘割区間で西北西へ走りますが、左側の山手貨物線は次第に高度を上げます。明治通りをアンダーパスすると左へカーブして首都高速5号池袋線をくぐり、山手線は埼京線(赤羽線)をアンダークロスして針路を南南西に変えると、車両基地・東京総合車両センター池袋派出所からの回送線と合流して池袋駅へと至ります。一方、山手貨物線は左カーブ時に埼京線と合流して外側が埼京線、内側が山手貨物線の方向別複々線の形となり、池袋駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が大塚駅で下車(乗車)したのは……実は一度もありませんw 今回の記事は2019年11月に都電荒川線を乗り鉄・降り鉄した際に入場券を買って立ち寄ったものですwww また機会があれば山手線で立寄ってみたいです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で訪問しました。駅前は意外と(?)賑わっていて乗降客も多かったです。
 
新宿駅からですと山手線外回り(上野方面)に乗り当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅まで行き、山手線に乗り換えて(品川乗換は外回り、東京乗換は内回り)、当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅改札内にコンビニ「ニューデイズ」が、駅前もコンビニが複数あります。一方、飲食店は多数あり、チェーン店は「吉野家」「松屋」「やよい軒」「大戸屋」「モスバーガー」「フレッシュネスバーガー」「名代富士そば」「日高屋」「餃子の王将」「ロイヤルホスト」「いきなりステーキ」「スターバックスコーヒー」「ドトールコーヒーショップ」「ルノアール」などです。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。山手線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は大塚駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:JR東日本のHP、大塚新聞、Departure Melody Room、Google地図、Wikipedia)