今回の【駅】コーナーは、
東京都杉並区東部の市街地に位置する東京メトロ丸ノ内線の駅で、高円寺地区の南側にある駅、そして青梅街道から五日市街道が分岐する地点にある駅、
新高円寺駅 (しんこうえんじえき。Shin-koenji Station) です。
駅名
新高円寺駅 (M 03)
所在地
東京都杉並区
乗車可能路線
東京メトロ：丸ノ内線
隣の駅
荻窪方……南阿佐ケ谷駅
池袋方……東高円寺駅
訪問・撮影時
2019年8月
新高円寺駅の1番出入口です。南を望む。古い出入口が現在も使用されています。
青梅街道(都道4号線)の南側歩道に面していて、荻窪行き1番線ホームに面した梅里方面改札に通じています(改札内に2番線との連絡通路(階段のみ)あり)。
また、路地を挟んで左(東)の新高円寺ツインビル敷地内(ビル外)にはエレベーター出入口(梅里方面改札行き)が追設されています。
1番出入口前より西を望む。左に1番出入口が、背後にエレベーター出入口(梅里方面改札行き)があります。
写真手前(東)～奥(西)の道路は青梅街道で、この地下を丸ノ内線が通っていて、直下に新高円寺駅があります。
そして青梅街道の右側(北側)には2番出入口があります。
青梅街道沿いはビル街で、商店や集合住宅も多く見られます。駅を離れると住宅街になります。
1番出入口前より東を望む。
右背後(南)に1番出入口が、右側にエレベーター出入口(梅里方面改札行き)が、青梅街道を挟んで左背後に2番出入口が、左前方に2番線池袋方面ホーム行きのエレベーター出入口があります。
手前(西)～奥(東)の道路が青梅街道で、この地下に新高円寺駅があります。
そしてこの先に五日市街道入口交差点があり、五日市街道(都道7号)が右へ分岐して武蔵五日市駅方面を目指していきます。
また、五日市街道入口交差点を左折すると850mほどでJR中央線の高円寺駅にたどり着きます。
さらに、五日市街道入口交差点の先で右折して遊歩道を南へ進むと、900mほどで日蓮宗の本山である妙法寺(堀ノ内地区)にたどり着きます。
駅の東側は西側と比較して商店も少なくやや閑散とした印象です。駅の東側も住宅街です。
横断歩道の先に2番出入口があります。北を望む。こちらも古い出入口が今も使用され続けています。
右(東)～左(西)の道路が青梅街道です。出入口周辺には商店が多いですが、路地を入ると住宅街になります。
2番出入口前より東を望む。
左に2番出入口が、左前方に池袋方面エレベーター出入口が、右前方に1番出入口とEV出入口があります。
青梅街道は交通量が多いです。
2番出入口前より西を望む。
右に2番出入口が、右背後に池袋方面エレベーター出入口が、左背後に1番出入口とEV出入口があります。
青梅街道沿いには街路樹が並んでいます。街路樹にも一長一短あるようですが…。
2番出入口前より南を望む。背後に2番出入口、交差点の左側に1番出入口があります。
左右方向の道路が青梅街道で、奥に延びる道路が五日市街道の旧道です。かつてはこの交差点が五日市街道の起点だったと思われます。
交差点の先(南側)は梅里地区で、住宅街が広がっていますが、全体的に道路は狭く、一方通行規制の道路も多く存在しますので自動車で通行される際は要注意です。
こちらは駅北東側にある2番線池袋方面ホーム行きのエレベーター出入口前です。西を望む。
手前(東)～奥(西)の道路が青梅街道で、右側のビル1階にエレベーター出入口があり、その80mほど先に2番出入口があります。
そして左前方には新高円寺ツインビルが少し写っており、その敷地内に1番線荻窪方面ホーム行きのエレベーター出入口と1番出入口があります。
こちらのエレベーターは地下1階に通じており、エレベーター専用改札を経由して2番線ホーム東側(池袋寄り)へ行けます。
エレベーター専用改札は無人で、インターホンによる対応となります。
幅広通路の自動改札機と自動券売機(改札外)、自動精算機(改札内)が設置されており、ICカードチャージも可能です。
1番出入口と隣接するエレベーター出入口に通じていて、1番線荻窪方面ホームに面している梅里方面改札の様子です。
当駅においては全ての改札口とホームが地下1階にあります。
背後に1番出入口とエレベーター出入口、そして新高円寺ツインビル連絡通路(10:00～23:00に利用可能)があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が4通路設置されていて、右端に窓口があります。
改札口の右手前には自動券売機があります。
トイレは多機能トイレのみが1番線ホーム池袋方にあります。通常のトイレは2番線ホームにあります。
そして改札の先は1番線ホームで、2番線とは改札を入って左側にある改札内地下通路でつながっています。但し、階段のみしかありませんので車いすなどで2番線をご利用の場合は予め青梅街道北側のエレベーター出入口とエレベーター専用改札を利用する必要があります。
尚、駅構内に売店・コンビニはありません。ご注意下さい。
こちらは2番出入口に通じていて、2番線池袋方面ホームに面している高円寺南方面改札の様子です。
背後に2番出入口と駅事務室があります。駅員不在時に備えてインターホンが設置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が4通路設置されていて、右端に窓口があります。
改札口の右手前には自動券売機があります。
通常のトイレと多機能トイレが2番線ホーム荻窪方にあります。
ホーム側壁に設置されている駅名標です。電照式です。
横長のタイプで、丸ノ内線のラインカラー(レッド)は駅ナンバリングを囲む「○」と背後の側壁の帯で使用されています。
また、駅ナンバリングも併記されています (M 03)。
新高円寺駅は相対式ホーム2面2線の構造で、地下1階にあります。東西方向にホームが延びています。
6両対応で、ホームドアが設置されています。ホーム幅は狭く、特に2番線の改札口周辺は混雑しやすい傾向にあります。
左(南)が1番線で荻窪方面、右(北)が2番線で池袋方面です。ホームにはベンチが設置されています。
1番線の池袋寄り(写真奥)に梅里方面改札が、2番線の荻窪寄り(手前)に高円寺南方面改札があり、2番線の池袋方ホーム端近くにエレベーター専用改札があります。そしてほぼ中央部には両ホームを結ぶ(線路の下をくぐる)地下通路があります。
1番線の荻窪方の端には多機能トイレがあり、2番線の池袋方の端(写真右手前)には通常のトイレがあります。
また、ホーム間にある支柱は細くて間隔が狭く、時代を感じさせます(新高円寺駅は1961年開業)。
写真は荻窪方を望む。
荻窪方はこの先、青梅街道の地下を西へ走り、やがて緩やかに右へカーブして針路を西北西へ変えると南阿佐ケ谷駅へと至ります。
一方、池袋方はこの先、概ね一直線に青梅街道の地下を東へ走り、環七通りをくぐるとほどなくして東高円寺駅へと至ります。
あとがき
私が新高円寺駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。1961年開業と古く、その関係で浅い地下1階にホームと改札がありますが、駅全体が手狭な印象です。一方、駅前は市街地ですがJR高円寺駅前よりは閑散とした印象でした。
新宿駅からですと東京メトロ丸ノ内線の荻窪行き電車に乗り当駅下車です。中野坂上行き(終電のみ)、中野富士見町行き、方南町行きには乗らないで下さい。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅で下車。東京メトロ丸ノ内線の荻窪行きに乗り換えて当駅下車です。中央線快速の四ツ谷駅、新宿駅、荻窪駅でも丸ノ内線に乗換可能です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
食料・飲料について、駅前にコンビニがあり、駅南側にスーパー「クイーンズ伊勢丹」があります。一方、気軽に入れる飲食店は少なく、チェーン店は「マクドナルド」「松屋」「すき家」「日高屋」「ドトールコーヒーショップ」「キッチンオリジン(イートイン可能)」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。東京メトロ丸ノ内線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は新高円寺駅でも途中下車されてみて下さい！
(参考：東京メトロのHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)