北赤羽駅【東京都】(埼京線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都北区北西部に位置する埼京線の駅で、ホームが新河岸川の橋梁上にあり、東側の赤羽北地区と西側の浮間地区にそれぞれ改札口がある
北赤羽駅 (きたあかばねえき。Kita-Akabane Station) です。
 
略称は「北赤」だそうです。
 
 
駅名
北赤羽駅 (JA 16)
 
所在地
東京都北区
 
乗車可能路線・系統
JR東日本:埼京線
(※)正式には東北本線別線。
 
隣の駅
大崎方……赤羽駅
大宮方……浮間舟渡駅
 
訪問・撮影時
2019年7月
 
 

北赤羽駅の東側、大崎方にある赤羽口です。南側より撮影。
北赤羽駅は高架駅で、赤羽口、後述の浮間口とも高架下に駅舎が設置されています。
赤羽口の出入口は東側に開口していて、駅の南北両側からアクセス可能です。
 
 

赤羽口駅前(北側)の様子です。東を望む。
ロータリーを有する駅前広場が整備されていますが、バス停留所は設置されていません。
駅前広場を取り囲むように再開発ビルが立ち並び、左側には複合商業施設「アクトピア北赤羽」があり、正面にはスーパー「ライフ」があります。
駅から離れると比較的整然とした住宅街が広がっていますが、以前は町工場が多数立地していました。現在も少数が残っています。
また、後述の浮間口との間には新河岸川が流れていますが、埼京線に並行して道路橋があり、浮間地区とを結んでいます。
 
 

赤羽口駅前(南側)の様子です。西を望む。
駅の南側を環八通り(東京都道311号線)が東西方向に通っています。
南側も住宅街が広がっています。そして南東へ約500mの高台には東京北医療センターがあります。
 
 

赤羽口の改札口の様子です。駅員が配置されています。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が3通路あり、左端には有人通路があります。
改札口の左手前には自動券売機と指定席券売機がありますが、『みどりの窓口』はありません。
『みどりの窓口』は2007年に廃止されました。改札口と自動券売機の間に『みどりの窓口』の跡と思われるスペースがあります。
トイレは改札内にありますが、多機能トイレは浮間口側にしかありません。
そして赤羽口と高架のホームとの間には階段、エスカレーター(上下方向)が設置されていますが、エレベーターも浮間口側にしかありません。
尚、駅構内に売店、コンビニはありませんのでご注意下さい。
 
 

こちらは浮間口です。北側より撮影。
高架下に駅舎がありますが、埼京線と並走する東北新幹線の騒音対策なのか、高架橋がかなり高い位置にあります。
浮間口は西側に開口していて、駅の南北両側からアクセス可能となっています。
駅舎前にはラーメン屋があります。
 
 

浮間口駅前(南側)の様子です。浮間口側には駅前広場はありません。
駅周辺は住宅街で、南側には都営住宅やUR都市機構(旧・公団)の住宅団地があります。
駅前はビル街で商店も立ち並んでいます。
 
そして北側も住宅街となっています。北へ約500m進むと荒川河川敷へ行けます。
 
また、浮間口の東側には新河岸川が流れていて、赤羽口側との間を隔てています(道路橋で結ばれています)。
 
 

赤羽口の改札口の様子です。駅員無配置で、インターホンが設置されています。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が3通路あり、右端にはインターホン対応通路があります。
改札口の右手前には自動券売機がありますが、指定席券売機と『みどりの窓口』はありません。
トイレ・多機能トイレは改札内に設置されています。
そして浮間口と高架のホームとの間にはエスカレーター(上下方向)とエレベーターが設置されていて、バリアフリー対応となっています。
尚、浮間口側にも駅構内には売店、コンビニはありません。背後にスーパー「ライフ」があります。
 
 

吊下式の駅名標です。電照式で、バックライトはLEDです。
JR東日本の標準デザインで、埼京線のラインカラー(緑色)が表示されています。
北赤羽駅は特定都区市内制度における「東京都区内」に属する駅で、右上に「区」が表示されています。
また、駅ナンバリングも併記されています (JA 16)。
ちなみに「JA」は農協グループとは関係ありませんww
 
 

北赤羽駅は島式ホーム1面2線の構造で、右側(南側)に東北新幹線が並走しています。
ホームは10両対応で、カーブしています。上屋は全10両分設置されています。
左が1番線(上り新宿、大崎、新木場方面)で、右は2番線(下り大宮、川越方面)です。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機、冷暖房完備の待合室が設置されています。
また、背後(大宮方)のホーム端には浮間口へのエスカレーターとEVが、奥(大崎方)には赤羽口への階段、エスカレーターがあります。
写真は大崎方を望む。
 
 

大崎方を望む。ホーム端の地平部に赤羽口があります。
この先、右を走る東北新幹線と並走して高架区間で住宅街の中を東南東へ走りますが、すぐに赤羽台トンネルに入ります。トンネルの真上には星美学園短期大学などがあります。トンネル内で右へカーブして、トンネルを出ると東北本線【宇都宮線】と合流して赤羽駅へと至ります。
 
 

大宮方を望む。ホーム端の地平部に浮間口があります。
この先、すぐに左へカーブして、左を走る東北新幹線と並走しながら住宅街の中を西北西へ走ると、埼京線における都内最後の駅で、JRにおける東京都区内最北端の駅、そして北区の最北端かつ最西端の駅である浮間舟渡駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が北赤羽駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。割と大きい川(新河岸川)の両岸に駅舎があり、地元・兵庫県にある阪神電車の武庫川駅を思い出しました。駅前はさほど栄えておらず、赤羽口側は再開発により新しい市街地になっています。
 
新宿駅からですと埼京線大宮方面の各駅停車に乗り当駅下車です(快速は通過します)。赤羽行きにはご乗車にならないで下さい。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅まで行き、上野東京ラインの宇都宮線・高崎線方面列車または京浜東北線北行に乗り換えて赤羽駅で下車します。さらに埼京線の大宮方面(各駅停車のみ)に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、赤羽口・浮間口両方の駅前にコンビニがあります。一方、飲食店はチェーン店が複数あるものの数は多くなく、赤羽口側に集中しています。しかしながら、まぁ事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。埼京線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は北赤羽駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)