お花茶屋駅【東京都】(京成本線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都葛飾区中央部の住宅街に位置する京成本線の駅で、駅名のインパクトが大きい
お花茶屋駅 (おはなぢゃやえき。Ohanajaya Station) です。
 
尚、駅名の由来ですが、
江戸時代、江戸幕府八代将軍の徳川吉宗が鷹狩りに興じていた際に、腹痛を起こした。その時、名をお花という茶屋の娘の看病により快気したとの言い伝えがある。この出来事により、現在の地名を賜ったとされている(Wikipediaの本文を引用)。
だそうです。吉宗が鷹狩りをしたのは現在のお花茶屋の地であると思われますが、確証はありません…。
 
 
駅名
お花茶屋駅 (KS 08)
 
所在地
東京都葛飾区
 
乗車可能路線
京成電鉄:本線
 
隣の駅
京成上野方……堀切菖蒲園駅 (2020年2月29日UP予定)
成田空港方……青砥駅
 
訪問・撮影時
2018年8月
 
 

北口(東側)です。北口は西側にも出入口があり、南口もあります。
お花茶屋駅は地平駅で、年季の入った橋上駅舎を有しています。橋上駅舎は南北自由通路を兼ねています。
駅外と橋上駅舎の間には階段とエレベーターが設置されています。
また、駅前に駅前広場はありませんが、東(背後)へ約70mの公園南側にロータリーがあります。当初はタクシー乗り場でしたが駅から遠くて利用が低迷し、現在はコミュニティバス(レインボーかつしか)の乗り場に事実上転用されています。通常のバス停留所はロータリーの手前を南北方向に結ぶ道路上に設置されています。
 
 

北口(西側)駅前の様子です。
駅前には商店街(プロムナードお花茶屋)があります。駅周辺は下町情緒漂う市街地・住宅街となっています。
 
 

こちらは南口です。南口は東側にしか出入口がありません。
階段のみが設置されていてエレベーターは北口側にしかありません。
隣にスロープがありますが、これは駅外と上り線ホーム(1番線)を結ぶスロープで、改札がなく普段はシャッターが閉じられています。ご利用の際はシャッター横にあるインターホンで係員に知らせる必要があります(下り線ホーム西側にも設置されています)。
 
 

南口駅前の様子です。背後に出入口があります。
こちら側も駅前に商店が多いです。駅から離れると住宅街になります。中でも南西側に位置する宝町は玩具メーカー・タカラ(現:タカラトミー)の発祥の地です。
 
 

橋上階にある改札口の様子です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいます。左端の通路は有人改札です。
背後左側には自動券売機があります。トイレ、多機能トイレは2番線ホームに設置されています。
改札外の背後にはミニコンビニ「ファミリーマート」があります。
また、改札階とホーム階との間には階段、エスカレーター(上下方向。1番線のみ)、エレベーター(2番線のみ)が設置されていますが、多機能トイレはエレベーターのない2番線側にしかありません。前述の通り、各ホームには駅外とを結ぶスロープ(通過にはインターホンで係員に連絡が必要)があります。
 
 

1番線ホーム側壁に取り付けられている駅名標です。下部に時刻表・路線図があります。
京成の新デザインで、中国語や韓国語も併記されています。中国語では「御花茶屋」と表記します。
駅ナンバリングも表記されています (KS 08)。
 
 

お花茶屋駅は相対式ホーム2面2線の地平構造で、東西方向にホームが延びています。8両対応です。
左(南)が1番線で京成上野方面、右(北)が2番線で成田空港方面です。
成田空港方(手前)の上空は橋上駅舎に覆われています。上屋は成田空港方の6両分に設置されています。
ホームにはベンチが設置されています。
写真は京成上野方を望む。
 
 

京成上野方を望む。
この先、左へカーブして住宅街の中を西へ走り、高架区間になると堀切菖蒲園駅へと至ります。
 
 

成田空港方を望む。
この先、東南東へ走りますが、すぐに高架区間になり国道6号線をオーバーパスします。その後は右へカーブして住宅街の中を南東へ走ります。そして左へカーブして押上線と合流すると北東へ進路を変え、二層高架構造の青砥駅へと至ります。
 
 
あとがき
私がお花茶屋駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅は昭和の香りがする橋上駅舎で、私鉄駅ならではの雰囲気を醸し出していました。また駅前も普通のみ停車駅にしては賑やかで、人通りも多かったです。
 
新宿駅からですと山手線外回り(池袋方面)の乗り日暮里駅で下車。そして京成本線の成田空港方面普通電車に乗り換えて当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅まで行き、山手線内回り(池袋方面)に乗り換えて日暮里駅で下車(京浜東北線は日中の快速運転時、日暮里駅を通過するので注意)。そして京成本線の成田方面普通列車に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、コンビニは駅構内にあり、駅前にも複数あります。スーパーは南口側に「まいばすけっと」があります。一方、飲食店は駅前に多く存在しますが、気軽に入れるチェーン店は「マクドナルド」「松屋」「サイゼリヤ」「らあめん花月嵐」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。京成本線を乗り鉄される際は、ぜひ一度お花茶屋駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:京成電鉄のHP、Google地図、Wikipedia)