今回の【駅】コーナーは、
東京都足立区西部の住宅街に位置している日暮里・舎人ライナーの駅で、駅前にはバスターミナルもある
江北駅 (こうほくえき。Kohoku Station) です。
駅名
江北駅 (NT 08)
所在地
東京都足立区
乗車可能路線
東京都交通局：日暮里・舎人ライナー
隣の駅
日暮里方………………高野駅
見沼代親水公園方……西新井大師西駅
訪問・撮影時
2018年12月
江北駅は他の駅と同じく高架駅で、足立区西部を南北に通る都道58号線(尾久橋通り)の中央分離帯上に駅舎(2階)とホーム(3階)があります。
駅へは道路の東西両側から階段、エレベーターでアクセス可能です。
写真は北東側(駅前広場側)より撮影。
駅前(東側)の様子です。
ロータリーを有する駅前広場が整備されており、バスターミナルも併設されています。
また、北東側のゴルフ練習場跡にはスーパー「ライフ」や家電量販店「コジマ×ビックカメラ」が入居した商業施設とホームセンター「ドイト」といった郊外型店舗があります。
駅周辺は住宅街で、団地などの集合住宅も多く見られます。
こちらは駅前(西側)の様子です。
光の加減で見づらいですが、こちら側にも住宅街が広がっています。
尚、江北駅周辺は計画的に市街地化されておらず、狭い路地や曲がりくねった路地が多く見られます。
2階にある改札口の様子です。
江北駅は無人駅で、改札口右側の窓口は閉鎖されています。改札外と改札内にインターホンが設置されています。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が設置されていて、右端はインターホン対応通路です。
改札口の右手前には自動券売機が、改札内には自動精算機が設置されています。
トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
改札階とホーム階の間は階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターで結ばれています。
江北駅の駅名標です。
日暮里・舎人ライナーの駅名標はホームドアの上部にあります。
横長のタイプで、駅ナンバリングが併記されています (NT 08)。
江北駅は5両対応の島式ホーム1面2線の構造です。フルスクリーンタイプのホームドアが設置されています。
ホーム幅は広くなく、天井も低いです。ホーム全体が屋根に覆われています。
右が1番線で見沼代親水公園方面、左が2番線で日暮里方面です。ホームにはベンチの設備はありますが飲料自動販売機はありません。
上写真は外からの駅風景で見沼代親水公園方を望む。
下写真はホーム内の様子で日暮里方を望む。
日暮里方を望む。
この先、尾久橋通り沿いに広がる住宅街の中を南下し、周辺に畑も残る高野駅へと至ります。
江北駅と高野駅の駅間は0.6kmと近く、肉眼で高野駅を確認できます。
視力の良い人ですと扇大橋駅の先にある荒川橋梁も見えるかもしれません。
見沼代親水公園方を望む。
この先、尾久橋通り沿いに広がる住宅街の中を北上し、上り勾配になって環七通りの陸橋を越えると今度は下り勾配になり、西新井大師西駅へと至ります。
江北駅と西新井大師西駅の駅間は0.8kmと近く、肉眼で西新井大師西駅を確認できます。
あとがき
私が江北駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅前にショッピングセンター、ホームセンターがありますが、東京23区内離れした郊外のような風景でした。一方、駅周辺は全体的に区画整理されておらず、雑然とした感じの住宅街といった印象でした。
新宿駅からですと山手線外回り電車で日暮里駅または西日暮里駅まで移動し、日暮里・舎人ライナーの見沼代親水公園行きに乗り換えて当駅下車です。尚、西日暮里乗換の場合は日暮里・舎人ライナーの駅まで多少距離があります。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅で下車。山手線内回りに乗り換えて日暮里駅で下車します。京浜東北線は昼間帯に全列車快速運転となり、日暮里駅を通過するので要注意です。また、上野東京ライン経由常磐線の快速列車は日暮里駅に停車するので利用できますが、本数はさほど多くありません。そして上野東京ライン経由宇都宮線、高崎線の列車は日暮里駅に停車しないので注意が必要です。日暮里駅下車後は日暮里・舎人ライナーの見沼代親水公園行きに乗車して当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
食料・飲料について、駅南側と東側の若干離れた場所にコンビニがあり、駅北東側にスーパー「ライフ」もありますが、駅前には気軽に入れる飲食店が少なく、チェーン店は駅南側の「ココス」、駅北側の「無添くら寿司」、約350m北にある「サイゼリヤ」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておいた方が無難でしょう。
大阪からの到達難易度はやや高いですが、日暮里・舎人ライナーを乗り鉄の際は、ぜひ一度は江北駅でも途中下車されてみて下さい！
(参考：Google地図、Wikipedia)