今回の【駅】コーナーは、
愛知県春日井市北西部の郊外にある名鉄小牧線の駅で、航空自衛隊小牧基地への最寄駅である、
牛山駅 (うしやまえき。USHIYAMA Station) です。
駅名
牛山駅 (KM 09)
所在地
愛知県春日井市
乗車可能路線
名古屋鉄道：小牧線
隣の駅
上飯田方……春日井駅
犬山方………間内駅
訪問・撮影時
2019年4月
牛山駅の駅舎です。牛山駅は地平駅で、上下線の間、島式ホームの上飯田方に簡易構造の駅舎が設置されています。
歩行者用の踏切に面していて、その南に車道の踏切があります。駅舎への通路はスロープ状になっています。
尚、駅前広場はありません。
駅前(西側)の様子です。
東西とも駅周辺は住宅地が広がっていますが、空地や農地も多く住宅密集度は低いです。
牛山駅は春日井市内にありますが、写真奥の交差点より先は小牧市域となります。
約300m西には航空自衛隊小牧基地があり、牛山駅は基地ゲートへの最寄駅となります。
改札口の様子です。駅集中管理システムが導入されていて、無人駅です。インターホンが設置されています。
交通系ICカード『manaca』などに対応の自動改札機が2通路あり、
左手前には『manaca』のチャージができない自動券売機があります。
『manaca』のチャージが必要な場合はインターホンで係員にその旨を伝え、改札内にあるチャージ機を利用する必要があります。
改札内には『manaca』チャージ機と自動精算機(磁気券用)、インターホンがあります。
尚、牛山駅にはトイレはありません。ご注意下さい。
牛山駅の駅名標です。
名鉄の標準タイプで、駅ナンバリングも表示されています (KM 09)。
尚、駅ナンバリングの「KM」ですが、小牧線を意味していると思われます。「K」は「小」、「M」は「牧」でしょう。
牛山駅は島式ホーム1面2線の構造で、駅の規模に対してホーム幅が広いです。
6両対応ですが、現在の小牧線は4両編成のみの運行なので、犬山方(手前方)2両分は使用されておらず、4両分と2両分との境界には簡易な柵が設置され、この先には電車が停車しない旨の案内文が書かれています。
右が1番線(下り小牧方面・犬山方面)、左が2番線(上り上飯田方面・平安通方面)です。1番線の西(右側)には保線用の設備があります。
ホーム上屋は上飯田方(写真奥)2両分のみに設置されています。
上飯田方のホーム端(写真奥)に駅舎・改札口があります。ホームにはベンチ、飲料自動販売機があります。
写真は上飯田方を望む。
ホーム端より上飯田方を望む。前述の通り、ホーム端に改札口があります。
駅舎の外より上飯田方を望む。背後に駅舎・ホームがあります。
この先、田畑の混在した住宅地の中を南へ進み、春日井駅へと至ります。踏切の先から500mほどの間は小牧市域を走行します。
犬山方を望む。発車してすぐに大山川を渡ります。その先には未成となった間内車庫予定地(現在は資材置場)への側線が左へ分岐します。
この先、大山川を渡ると、左手に間内車庫予定地を見て農村風景の中を北上し、やがて住宅地に入ると間内駅へと至ります。
あとがき
私が牛山駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。1年前の2018年にも下車はしたのですが、アクシデントがあり駅外には出られませんでした。実現できるかどうかは不透明ですが、名鉄全駅訪問計画の一環で下車しました。駅は郊外の住宅地の中にありましたが、農地も多く見られました。
東京からですと東海道新幹線で名古屋駅まで行き、中央本線(中央西線)の快速または普通に乗り換えて大曽根駅で下車。地下鉄名城線(内回り)に乗り換えて平安通駅で下車し、さらに上飯田線～名鉄小牧線の電車に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からは東海道新幹線または在来線(東海道本線)で名古屋駅、または近鉄で近鉄名古屋駅まで行き、以降は上記のルートで到達できます。近鉄で名古屋入りをした場合は名古屋駅から地下鉄東山線に乗り、栄駅で名城線(外回り)に乗り換えても平安通駅まで行けます。但し、地下鉄東山線は非常に混雑しますのでご注意下さい。じゅうぶん日帰り訪問できます。
食料・飲料について、駅前にコンビニ、気軽に入れる商店はありません。飲食店は、約150m西に喫茶店がありますが、気軽に入れないかもしれません。また、最寄りのコンビニでも北西へ約800mほど離れた場所で、遠いです…。必ず事前に用意して下さい。
東京、大阪とも到達難易度はやや高いですが、名鉄小牧線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は牛山駅でも途中下車されてみて下さい！
(参考：Google地図、Wikipedia)