今回の【駅】コーナーは、
東京都品川区南東部の京浜運河沿いにある東京モノレールの駅で、駅名の通り地方競馬場(南関東公営競馬)の大井競馬場【愛称：東京シティ競馬 (TCK)】への最寄駅である
大井競馬場前駅(おおいけいばじょうまええき。Ōi Keibajō Mae Station)です。
ちなみに、この記事の投稿日(2019年12月29日)には大井競馬場にて地方・中央を含めたダート競走の総決算となる、
交流ＧⅠの東京大賞典が行われます。
駅名
大井競馬場前駅 (MO 03)
所在地
東京都品川区
乗車可能路線
東京モノレール：東京モノレール羽田空港線
隣の駅
モノレール浜松町方……天王洲アイル駅
羽田空港第2ビル方 ……流通センター駅
訪問・撮影時
2018年9月
大井競馬場前駅の駅舎です。
ホームの北西側に三角屋根の2階建て駅舎があります。1984年に現駅舎へと改築されました。
駅前(西側)の様子です。左側に駅舎があります。
左奥(南西側)には大井競馬場があり、スタンドが見えます。手前には厩舎があります。
また、駅周辺は港湾地区なので右側(北西側)には倉庫が見られます。その向こう側にはショッピングモール「ウィラ大井」があり、飲食店も入居しています。
駅周辺に住宅は少なく、「ウィラ大井」付近に少々見られる程度です。
こちらは駅前(東側)の様子です。
手前が京浜運河で、その向こう側の埋立地は八潮地区です。巨大な住宅団地である八潮団地(八潮パークタウン。左側)や大井ふ頭中央海浜公園(右側)があり、東京貨物ターミナル駅、東海道新幹線の車両基地、東京臨海高速鉄道(りんかい線)の車両基地もあります。
大井競馬場前駅は八潮地区の利用客も多いです。
改札口の様子です。大井競馬場前駅は有人駅です。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端は有人通路です。
改札口の右手前には窓口と自動券売機があります。
トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
改札階と高架の各ホーム階との間は階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターで結ばれています。
ちなみに、駅構内に売店、コンビニはありません。ご注意下さい。
大井競馬場前駅の駅名標です。
大型で、比較的シンプルなデザインです。駅ナンバリングも表示されています (MO 03)。
大井競馬場前駅は相対式ホーム2面2線の高架構造で、京浜運河上(海上)にホームが設置されています。
6両対応で、ホームドアが設置されています。当駅には番線が設定されていません。
左の東側ホームが下り羽田空港方面、右の西側ホームが上りモノレール浜松町方面です。
ホーム上屋は各ホームとも全6両分設置されています。ホームにはベンチと飲料自動販売機があります。
手前側(浜松町方)には改札階への階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターがあります。
写真は羽田空港方を望む。
モノレール浜松町方を望む。
この先、京浜運河沿い、区間によっては京浜運河上を走り、港湾地区をひたすら北上すると、りんかい線との乗換駅である天王洲アイル駅へと至ります。
羽田空港第2ビル方を望む。
右手に大井競馬場のコースを見て京浜運河上を南下し、埋立地の平和島へ入ると物流倉庫群の中を走り、流通センター駅へと至ります。
あとがき
私が大井競馬場前駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。私は中央競馬専門で、大井競馬場にはまだ行った事がありません。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅は京浜運河上、駅前は港湾地区にあり、生活感はありませんでした。また、私の訪問時は大井競馬が開催されていなかったので乗降客が少なかったです。
新宿駅からですと山手線内回り(品川方面)で浜松町駅まで行き、隣接するモノレール浜松町駅から東京モノレールの普通または区間快速に乗車して当駅下車です。あるいは埼京線～りんかい線の新木場行きに乗り、天王洲アイル駅で東京モノレールの羽田空港方面の普通or区間快速に乗り換えて当駅下車です。但し、りんかい線経由は運賃が割高になります。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅or東京駅へ。山手線または京浜東北線で浜松町駅まで行き、以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
(飛行機でのアクセスは考慮していません)
食料・飲料について、駅近くに複数のコンビニがあります。飲食店は約300m北西にある商業施設「ウィラ大井」内に「サイゼリヤ」「すき家」など複数の店舗があります。また、大井競馬開催時は場内の売店、飲食店を利用できます(別途入場料100円が必要)。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。東京モノレールを乗り鉄される際は、ぜひ一度は大井競馬場前駅でも途中下車されてみて下さい！
(参考：Google地図、Wikipedia)