今回の【駅】コーナーは、
東京都小平市の東部に位置する西武新宿線の駅で、都立小金井公園への最寄駅である、
花小金井駅 (はなこがねいえき。Hana-Koganei Station) です。
駅名
花小金井駅 (SS 18)
所在地
東京都小平市
乗車可能路線
西武鉄道：新宿線
隣の駅
西武新宿方……田無駅
本川越方………小平駅
訪問・撮影時
2018年8月
花小金井駅の北口です。花小金井駅は地平駅で、1998年に橋上駅舎化されました。
出入口の右側には店舗(寿司屋、コンビニ)があります。
駅外と橋上階との間は階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターで結ばれています。
北口駅前の様子です。
ロータリーを有する駅前広場が整備されており、バスターミナルが併設されています。
駅前は市街地ですが、従来からの街並みと再開発によるビルが共存しています。尚、駅から離れると住宅地が広がっていますが、わずかながら畑も残っています。
こちらは橋上駅舎化と同時に開設された南口です。
駅外と橋上階との間は階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターで結ばれています。
こちら側にもロータリー付きの駅前広場が整備されていて、バスターミナルが併設されています。
南口駅前の様子です。
駅前広場のすぐ南側で多摩湖自転車歩行者道と交差しています。
北口側と比較して開発が遅れていましたが、その分街は新しく、集合住宅も多いです。
周囲は住宅街です。都立小金井公園は南へ約1.5km、徒歩25分ほどです。
改札口の様子です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端にはカウンター形式の窓口兼有人通路があります。
改札口の左手前には自動券売機があります。トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
また、改札内には西武系のミニコンビニ「トモニー(TOMONI)」があります。
そして背後(改札外)には「銀座コージーコーナー」やドラッグストアなどの店舗があります。
時刻表や路線図と一体になっている建植式の駅名標です。
西武の新デザインで、駅ナンバリングも表示されています (SS 18)。
尚、花小金井の駅名は、約1.6km南を流れている玉川上水の、小金井地区の両岸に植えられた桜並木「小金井桜」に因みます。
現在、周辺の桜の名所は玉川上水ではなく、北隣にある都立小金井公園だそうです。
花小金井駅は幅広の島式ホーム1面2線の構造で、10両対応です。ホーム上屋は全10両分設置されています。
尚、ホーム幅が広いのは、かつて2面3線だった名残です。中線を廃止して両ホームをつなげた結果、ホーム幅が広くなりました。
右側が1番線で上り西武新宿方面、左側が2番線で下り本川越方面です。
ホームの西武新宿寄り(手前側)に橋上駅舎があり、ホームとは階段、エスカレーター、エレベーターで結ばれています。
また、ホームにはベンチ、空調完備の待合室、飲料自動販売機があります。
写真は本川越方を望む。
西武新宿方を望む。
この先、左へカーブしながら住宅地の中を東へ進み、西東京市へ入ってしばらくすると市街地の中にある田無駅へと至ります。
本川越方を望む。
この先、畑の残る住宅地の中を北西へ進み、謎のS字カーブを通過した後に市街地へ入ると、拝島線との分岐駅である小平駅へと至ります。
あとがき
私が花小金井駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。小駅かと思いきや乗降客が多く、また駅前もそれなりの市街地で驚きました。
新宿からですと西武新宿駅から西武新宿線の急行(本川越行き、新所沢行き、拝島行き)にご乗車になり当駅下車です。西武新宿駅が遠く感じる場合は山手線ご利用の上、高田馬場駅で乗り換えても大丈夫です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅or東京駅で下車、それぞれ山手線に乗り継いで高田馬場駅まで行き、以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
食料・飲料について、駅改札内に売店「トモニー」が、駅前に複数のコンビニがあります。飲食店も駅前にチェーン店を含めて複数あります。まぁ事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
大阪からの到達難易度はやや高いですが、西武新宿線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は花小金井駅でも途中下車されてみて下さい！
(参考：西武鉄道のHP、Google地図、Wikipedia)