第1308回('19) 名鉄瀬戸線と三河線を乗り鉄・降り鉄して名鉄の全駅制覇! | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2019年8月3日~4日、仕事復帰のためのスタミナをつける目的もあり、あえて猛暑の中、1泊2日の日程で名古屋へ。7度目となる名鉄全駅降りつぶしの旅に出かけました。
名鉄の乗り鉄、降り鉄には『名鉄電車2DAYフリーきっぷ』(4,000円)を利用しました。
 
今回は2日目終盤の内容です。午後は名鉄瀬戸線の未訪問駅で全て下車し、瀬戸線の全駅制覇を達成しました。残るは新駅舎が完成したばかりの碧南駅のみとなり、夕方に名古屋から碧南へ往復し、碧南駅下車時点で名鉄の全駅制覇を達成しました!
 
今回の日程 2019年8月4日 (日)   【その3】
 
栄町1330(名鉄瀬戸線)1336森下1351(普通)1403喜多山1419(普通)1424旭前1441(上り普通)1442印場1456(普通)1504瓢箪山1521(普通)1524矢田1538(普通)1540大曽根1555(中央本線・3160M)1603金山1607(名鉄名古屋本線・特急)1623知立1631(三河線)1707碧南1727(三河線)1759知立1801(名古屋本線・快速特急)1821名鉄名古屋/名古屋1908(東海道山陽新幹線・ひかり481号)2023西明石2035(JR神戸線・817T)2052加古川
 
【帰宅】
 
名鉄瀬戸線の栄町駅からは13時30分発の普通・尾張瀬戸行きに乗車しました。4000系4連で、最後部車両で着席しました。発車時点には半分ほどの座席が埋まりました。道中は地下区間ではスマホを操作し、地上区間では車窓風景を眺めて過ごし、4駅目の森下駅で下車しました。近隣の清水駅、尼ケ坂駅と同じような雰囲気の高架駅で、都会にある駅にもかかわらず乗降客が少なかったです。
 
 

 
森下駅では後続の普通・尾張旭行きに乗車(4000系4連)。最後部車両の乗客は十数人で、私は着席して車窓風景を楽しみ、高架化工事により仮駅となっている喜多山駅で下車しました。私が子供の頃、名古屋に住んでいた時の最寄駅ですが、既に車庫もなくなり、昔の姿は完全に失われていました…。しかし高架化工事はペースが遅いですね…。
 
 

 

 
喜多山駅からは14時19分発の普通・尾張瀬戸行き(4000系4連)に乗りました。最後部車両の乗客は少なく、今回も着席して車窓風景を眺めていました。そして今度は旭前駅で下車しました。前年に改良工事が終わったばかりで駅は真新しい姿になっていました。駅前は住宅街で、一定数の乗降客がいました。
 
 

 

 
なお、旭前駅より東側の駅には前年に訪問したので今回はこれにて引き返します。乗車した14時41分発の普通・栄町行き(4000系4連)は大半の座席が埋まっており、私は確実に車窓風景を眺めるため最後部車両ドア脇に陣取り、道中は車窓風景を眺めて、隣駅の印場駅で下車しました。印場駅は戦前にいったん廃止されて1995年に復活した異色の経歴を持つ駅です。少々古びた駅ですが、ホームが6両対応で、当時は6連化も視野に入れていた事をうかがわせます。
 
 

 
印場駅では後続の普通・栄町行き(4000系4連)に乗車。尾張旭始発だからかガラガラで、最後部車両で着席しました。道中は車窓風景を楽しんで、次は瓢箪山駅で下車しました。私が子供の頃には駅前にスーパー「ユニー」があり、何度か下車した事がある駅ですが、現在は業態転換して「ピアゴ」になっています。また、駅前は狭い道路沿いに商店街が形成されており、都会の私鉄駅らしい風情も感じられました。「ユニー」の記憶はありましたが、駅前の記憶はありませんでしたw
 
 

 
瓢箪山駅からは後続の普通・栄町行き(4000系4連)に乗車しました。この電車はやたらと乗車率が高く、立客も多かったです。私は何とか最後部車両のドア脇を確保し、道中は矢田川やナゴヤドームなどを眺めて、2駅先の矢田駅で下車しましたが、多くの若者が下車したのには驚きました。ナゴヤドームでイベントでもあるのか、ドーム西側にある「イオンモール」へ行くのか、真相は分かりませんが…。下車後は駅を撮影し、駅前を散策しましたが、駅が高台にあったので、暑さもあり移動が少々しんどかったですw まぁ、これにて瀬戸線の駅も制覇できました!
 
 

 
矢田駅では後続の普通・栄町行き(4000系4連)に乗車。この電車も当駅での下車客が多く、先頭車両は比較的空いていました。私は着席して水分補給をしつつ車窓風景を眺め、次駅の大曽根駅で下車しました(15:40着)。この日はスムーズに日程をこなせたため、当初予定より1時間以上も早く大曽根駅に着きました。
 
 

 
大曽根駅からは三河線の碧南駅を目指します。名鉄瀬戸線に別れを告げて、JR東海・中央本線の駅へ。久しぶりにICカードで改札を通りましたw そして15時53分発の普通・名古屋行き3160Mに乗車する予定でしたが、2分遅れでやって来て焦りました。中央本線名古屋方面は『しなの』の遅れの影響を受けやすく、いつも遅れている印象ですが…。313系2連+211系4連で、私は先頭車両(313系側)に乗車しました。クロスシートの窓側席は全て埋まっていて、私はドア脇へ。2分遅れでの運転で、金山駅で東海道線の特別快速に乗り換えて刈谷まで先行する予定を立てていたのですが、これですと金山着も2分遅れとなり、時間的に東海道線への乗換が難しいかな…と感じていました。道中は車窓風景どころではなく、スマホの路線情報で東海道線に乗り継げなかった場合の代替策を練っていました。そして、何パターンかのルートが出来上がった頃、3160Mは金山駅に到着しましたが、それと同時に名鉄線ホームを挟んで南側にある東海道線ホームには特別快速が入線してしまい、これではダッシュしても間に合わないと判断し、諦めました。
 
 

 
仕方なく代替策で碧南駅を目指します。金山駅下車後は改札を出て、名鉄の駅へ。16時07分発の特急・豊橋行きに乗り知立を目指す事にしました。私は『名鉄電車2DAYフリーきっぷ』を持っていたのでこのルートはごく当たり前なのですが、乗れなかった東海道線の特別快速で刈谷まで先回りすれば1本早い三河線電車に乗り継いで碧南へ行く事ができたのです。まぁ今回は仕方ありません。
特急・豊橋行きは2200系6連+3100系2連でした。3100系といえば特急増結用にも使用されていて、2200系と見た目を揃えるため塗装変更された編成がデビューした矢先でしたが、今回の3100系は赤一色でした。私はその3100系(最後部8号車)に乗車しましたが、満席だったのでドア脇に陣取りました。道中は車窓風景を眺めていましたが、車端部にあるLED車内案内表示器を見ると、昔のように常に速度が表示されていました。長期にわたり中日新聞ニュースが流れていて、速度表示は発車直後と到着直前のみでしたが、ニュースはスマホで知る時代になり必要性が薄れたのか、中日新聞ニュースは流れなくなっていました。私にとっては速度表示の方が嬉しいですが。そして特急は神宮前からノンストップで駆け抜け、16時23分に到着した知立駅で下車しました。知立駅も高架化工事中で仮駅でしたが、やはりペースが遅いですね…。
 
 

 
知立駅では三河線海線の普通・碧南行き(16時31分発)に乗り換えました。6000系中期車の、行先表示器のLED化や車内のリニューアルが実施された重整備編成の2連でした。私は後部車両に乗り込みましたが、乗客が多くドア脇で立席となりました。道中は車窓風景を眺めていましたが、2駅目の刈谷駅では下車客より乗車客の方が多く、混雑に拍車がかかりました。しかし、次の刈谷市駅からは下車客が乗車客を上回るようになり、駅ごとに乗客が減少していったものの、碧南中央駅到着時点でもほぼ満席でした。その碧南中央駅で半数ほどが下車し、私は疲れていたので空席に着席して、水分補給をしながら車窓風景を眺めました。そして終点の碧南駅には17時07分に到着しました。1月に訪問した際は旧駅舎が使用されていましたが、既に旧駅舎は解体されていました。代わりに新駅舎が鎮座していました。まだ駅舎前に工事箇所も残っていましたが、わずか半年少々で駅の姿が一変しました。また、これにて名鉄の全駅制覇を達成しました!(碧南駅は1月に訪問済でしたが駅舎改築前でノーカウント扱いにしました。今回のリベンジ訪問で訪問済としました)
 
 

 

 
碧南駅で新駅舎を撮影後は改札内へと戻り、17時27分発の普通・知立行き(6000系2連)に乗りました。先頭車両で着席して、車窓風景もそこそこにスマホを操作していました。また、碧南発車時点では多くの空席がありましたが、駅ごとに乗客が増えて、刈谷到着時点では立客も多く見られました。どこかで夏祭りでもあるのか、浴衣を着た女性も多く見られました。刈谷発車後も乗車率が高いままで推移し、17時59分に終点の知立駅に到着しました。

知立駅では2分の連絡で同じホーム向かい側の5番線から発車する名古屋本線の快速特急・新鵜沼行きに乗り継ぎました。1200系6連+1800系2連で、私は先頭の8号車(1800系側)に乗り込みましたが、案外空いていて転換クロスシート窓側席をいとも簡単にゲットできましたw 道中は車窓風景を眺めて過ごし、名鉄名古屋駅で下車しました(18:21着)。これにて今回の名鉄乗り鉄は終了となりました。
 
 

 
その後は名鉄名古屋駅を出て、JR名古屋駅へ。お土産を買ってから入場し、在来線7、8番線ホームの南端部にあるきしめんスタンドで、きしめんを食べました。暑かったので冷しきしめんにしましたw 美味しかったです。
 
 

 

 
食後は「スマートEX」利用のためICカードをタッチして東海道新幹線改札内へと入り、19時08分発の下り『ひかり481号』広島行きに乗車しました。N700系のJR東海所有X編成16連で、乗り込んだ1号車自由席は乗車率が高かったです。私は空いていた3人掛けの窓側A席に着席しました。もう暗くなっていたので道中はスマホを操作していましたが、京都辺りから眠気に襲われ、新神戸辺りまでウトウトしていました。その後は目が覚めて、何とか無事に西明石駅で下車できました(20:23着)。
 
 

 
西明石駅ではJR神戸線に乗り換えますが、新快速が遅れているようでした。スマホで調べると、琵琶湖線でトラブルがあったようで遅れが発生していました。また、電光掲示板を見ると加古川駅には普通の方が先着するみたいなので、普通列車が発車する6番のりばへと移動し、定刻の20時35分発・網干行き817Tに乗車しました。223系8連で、前から2両目に乗り込みましたが、新快速の遅れが影響しているのか車内は混雑していて、私はドア部分で吊革につかまり混雑に耐えました。駅ごとに乗客が減り、魚住でドア脇に行けましたがまだまだ混雑していて、ついに加古川駅まで空席は発生しませんでした。私はひたすらスマホを操作して過ごし、定刻の20時52分に加古川駅に到着し、下車しました。
ちなみにこの日は加古川河川敷で花火大会が開催されていて、新快速の遅れもあり花火大会帰りの客が駅に溢れていました。また、加古川駅は花火大会の観客を捌くために北口を入口専用、南口を出口専用にしていました。
 
 

 

 
疲れた状態で加古川駅を出ると、とっとと帰宅しました。最後は疲れましたが、概ね予定通りに1泊2日の名鉄乗り鉄・降り鉄を終える事ができました。中でも名鉄に全く遅れがなく、JRの遅れに巻き込まれたのが印象的でした。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)