木場駅【東京都】(東京メトロ東西線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、東京都江東区中央部にある東京メトロ東西線の駅で、日本の地下鉄で初めて単線シールド工法で建設された駅、そして現在は大規模な改良工事が進められている
木場駅(きばえき。Kiba Station)です。
 
 
駅名
木場駅 (T 13)
 
所在地
東京都江東区
 
乗車可能路線
東京メトロ:東西線
 
隣の駅
中野方………門前仲町駅
西船橋方……東陽町駅
 
訪問・撮影時
2018年5月
 
 

木場駅の西改札に相当する舟木橋方面改札の南側、木場五丁目交差点の南西側にある4a番出入口にて。近くにエレベーター出入口の4b番出入口があります。
4a番出入口は古風な感じで、開口部が狭いです。近年は乗降者数が増えていて、駅改良工事が実施されています。それに伴い、出入口も改良される予定です。
尚、木場駅前にバスターミナルはありません。
 
 

3番出入口、4a番、4b番出入口に面している木場五丁目交差点です。4番出入口側より北を望む。
周辺は市街地で、ビルが建ち並んでいます。左側(西側)には首都高速9号深川線が高架で南北に通っています。
写真右~左の道路は永代通りで、この地下に木場駅があります。
写真手前~奥の道路は三ツ目通りで、写真奥に「木場」の地名の由来となった元貯木場を埋め立てて造成された木場公園があります。
 
 

3番、4a番、4b番出入口と結ばれている、地下2階にある舟木橋方面改札の様子です。
スペースいっぱいに交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいます。
右側の幅広通路は有人改札を兼ねています。改札口の右側には自動券売機があります。トイレは改札内にあります。
尚、エレベーターも設置されていますが、スペースの関係で独立した改札口が地下1階に設置されています。但し無人で自動券売機や自動精算機はなく、自動改札機とインターホンが設置されているのみです。地下1階と地上の4b番出入口との間にもエレベーターがあります。
今後、駅改良工事によりコンコースが拡張される予定です。
 
 

こちらは木場駅の東改札に相当する沢海橋方面改札の地上にある1番出入口前にて西側(中野方)を望む。背後には沢海橋があります。
中央の道路は永代通りで、この地下に木場駅があります。1番出入口は永代通りの北側(右側)、2番出入口は南側(左側)にあります。1番、2番出入口と沢海橋方面改札との間にはエレベーターは設置されていません。また、地下の改札外でも沢海橋方面改札と舟木橋方面改札は繋がっていないのでエレベーター利用時は西側の4b番出入口に回る必要があります。
こちら側も市街地で、永代通り沿いにビルが建ち並んでいます。
 
 

1番、2番出入口と結ばれている沢海橋方面改札の様子です。
利用者数を反映してか、舟木橋方面改札と比較して自動改札機の数が少ないです。右側の幅広通路は有人改札を兼ねています。
右手前には自動券売機があります。
また、多機能トイレが改札内にありますが、地上にもホーム階にもエレベーターは設置されていないので車いすの人は要注意です。
駅改良工事により舟木橋方面改札側に多機能トイレが設置される事を切に願います。
 
 

木場駅の駅名標です。ホーム側壁に設置されています。
横長で、ローマ字も併記されている新タイプです。駅ナンバリングも表示されています(T13)。
 
 

木場駅は10両対応の島式ホーム1面2線の構造で、深さは22,4mと、東西線の駅では一番深い位置に存在します。
2018年5月現在、ホームドアは設置されていませんでした。
両端部は開削工法で地上から掘られましたが、その他は単線シールド工法で掘られたため、A線とB線の間の中央部に壁があり、ホームは圧迫感があります。
手前の西船橋方には沢海橋方面改札へ通じる階段とエスカレーターが、
奥の中野方には舟木橋方面改札へ通じる階段、エスカレーター、エレベーターが設置されています。
写真は中野方を望む。
 
 

ホームの西端(中野方)より西船橋方を望む。
手前には舟木橋方面改札へ通じる階段、エスカレーター、エレベーターが設置されています。
今後、駅改良工事により写真の付近のホームが拡張される予定ですが、既設のシールドトンネルを解体して新たに空間を生み出す工事は世界初だそうです。
 
 
あとがき
私が木場駅で下車(乗車)したのは2007年、2018年の計2度です。2007年は駅近くのホテルに宿泊した際に下車しました。そして2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅はシールドトンネル内にあるため圧迫感も感じられましたが、改良工事の暁には少しは開放的になるかもしれません。駅前は市街地となっており、人通りが多く賑やかでした。
 
新宿からですと中央・総武緩行線で飯田橋駅へ行き、東京メトロ東西線の西船橋方面行きに乗り換えて当駅下車(各停・快速ともにOK)、または都営新宿線で九段下駅まで行き、東西線に乗り換えるルートもあります。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線で東京駅まで行き、日本橋口から地下通路を通り大手町駅へ。東西線の西船橋方面電車に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問できます。
 
食料・飲料について、駅前に複数のコンビニがあります。また、飲食店はチェーン店も複数ありますが、両隣の門前仲町駅や東陽町駅と比較すると店舗数は少ないかもしれません。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もそう高くありません。東京メトロ東西線にご乗車の際は、ぜひ一度は木場駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東京メトロのHP、Google地図、Wikipedia)