今回の【駅】コーナーは、東京都世田谷区と目黒区の境界部にある東急田園都市線の駅で、近くに陸上自衛隊三宿駐屯地や首都高速道路の大橋ジャンクションなどがある
池尻大橋駅 (いけじりおおはしえき。Ikejiri-Ohashi Station) です。
駅名
池尻大橋駅 (DT 02)
所在地
東京都世田谷区
(※) ホームの渋谷方は目黒区域にあります。
乗車可能路線
東急電鉄：田園都市線
隣の駅
渋谷方…………渋谷駅
中央林間方……三軒茶屋駅
訪問・撮影時
2018年2月
池尻大橋駅の北口です。池尻大橋駅は地下駅で、駅舎・改札口は後述の玉川通りの地下にあります。
写真の道路は玉川通り(国道246号)で、高架に首都高速道路3号渋谷線が通っています。背後南側には地下を走る首都高速中央環状線(C2)との大橋ジャンクションがあり、ループ部はシェルターに覆われていて、その屋上は公園になっています。
また、玉川通りにはかつて田園都市線の前身である軌道線の玉川線(玉電)が走っていて、東側(写真手前側・目黒区側)に大橋電停が、西側(写真奥・世田谷区側)に玉電池尻電停がありましたが、地下線新設に伴い両停留所を統合してほぼ中間地点に設けられたのが池尻大橋駅です。
周囲は住宅街ですが、玉川通り沿いはビルが建ち並び商店も多いです。北側の駒場地区には学校が多く見られます。
そして写真奥の方には改札階とを結ぶエレベーターがあり、さらに奥にあるムトウビルの1階には西口があります。
こちらは玉川通りの反対側にある南口付近の様子です。
写真奥、玉川通りの歩道上に南口があります。また、左奥への道路は目黒区と世田谷区の境界で、左が目黒区、右が世田谷区です。
周囲は住宅街で、駅の南側には陸上自衛隊三宿駐屯地や自衛隊中央病院、世田谷公園などがあります。
こちらは東口です。手前には玉川通りがあります。
写真奥へ向かって東山商店街があります。目黒川が近くを流れています(写真左側・東側)。
地下1階にある改札口です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、一番左の通路は有人改札を兼ねています。
左側には自動券売機があり、背後には後述のエレベーターの改札があります。
トイレは改札内にあります。多機能トイレもあります。
こちらはエレベーター改札です。スペースの関係で本改札とは分離されています。
手前が2番線用(渋谷方面)、奥が1番線用(中央林間方面)で、それぞれ幅広型の自動改札機が1通路ずつ設置されています。
自動券売機は本改札用と共用できますが(写真右。本改札はその手前にあります)、自動精算機がないため、精算が必要な場合は改札機手前にあるインターホンで駅員を呼ばなくてはなりません。
駅名標です。東急標準のタイプです。
田園都市線のラインカラー(緑色)が使用されています。駅ナンバリングも表記されています (DT 02)。
駅名標の下には広告も設置されています。
池尻大橋駅は相対式ホーム2面2線の構造で、ホームは地下2階にあります。10両対応ですが、両端部は狭いです。
撮影当時(2018年2月)はホームドア未設置でしたが、7月29日に設置されました。
右が1番線(中央林間方面)、左が2番線(渋谷方面・東京メトロ半蔵門線方面)です。
1番線と2番線の間は主に壁で仕切られていて、反対側ホームを見られる箇所は少ないです。
改札階とは階段、エスカレーター、エレベーターで結ばれていますが、前述のようにエレベーターは改札が独立していて精算機がありませんので注意が必要です。
写真は渋谷方を望む。隣駅の渋谷駅、三軒茶屋駅ともに地下駅です。
あとがき
私が池尻大橋駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的で下車しました。駅は地下にあり、実質的に地下鉄の駅と変わりない雰囲気でした。駅前は玉川通り(国道246号)、首都高速3号渋谷線により南北が分断されている感じでしたが、南北とも賑わっていました。
新宿駅からですと山手線内回り電車で渋谷駅まで行き、東急田園都市線の各駅停車に乗り換えて1駅です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅で下車、山手線外回りに乗り換えて渋谷駅まで行き、さらに東急田園都市線の各停に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
食料・飲料について、駅前にコンビニがあり、飲食店も「マクドナルド」「松屋」「タリーズ」がありますが、さほど多くないです。心配な場合は事前に用意しましょう。
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。東急田園都市線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は池尻大橋駅でも途中下車されてみて下さい！
(参考：Google地図、Wikipedia)