第1278回('19) 東急こどもの国線や田園都市線を降り鉄して神奈川から東京へ | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2019年のゴールデンウィーク10連休の前半にあたる4月27日~30日、平成最後の乗り鉄は、3泊4日の日程で東京へ降り鉄の旅に出かけました。
療養中のため、中止しようか短縮しようか迷っていましたが、2週間前の名鉄乗り鉄を無事に終えれた事、そして今度は東京在住の弟が入院してしまった事から、お見舞いを兼ねて当初予定通り3泊4日で決行しました。
全体的に天気は良くありませんでしたが、雨天かつ疲れていた最終日を除き予定通り行程をこなせました。
 
今回は初日前半の内容です。
新幹線で東京へ向かいましたが、今回は新横浜駅で下車しました。
そして横浜線で長津田駅へと向かい、東急に乗り換えて、こどもの国線の全駅と田園都市線の一部の駅を降り鉄しました。
 
今回の日程 2019年4月27日(土) 【前半】
 
加古川520(JR神戸線・704K)536西明石600(東海道山陽新幹線・のぞみ100号)834新横浜844(横浜線・803K)858長津田906(東急こどもの国線)909恩田931(各停)934こどもの国947(上り各停)954長津田1003(田園都市線)1005田奈1020(各停)1021青葉台1042(急行)1055溝の口1156(急行)1159二子玉川1226(各停)1229用賀1251(各停)1253桜新町1320(各停)1324三軒茶屋
 
【後半へ続く】
 
この日は4時に起床し、朝食を済ませてから自宅を出発して加古川駅へ。予め購入していた『加古川→東京都区内』の往復乗車券(ゆき券)を自動改札機に通して入場し、JR神戸線の上り1番列車(223系4連+8連。後方8連側で着席。半数ほどの座席が埋まる程度の乗車率)に乗りました。時期的に既に明るかったのですが、道中はスマホを操作して過ごし、西明石駅で下車しました。
 
 

 

西明石駅では当駅始発の東海道・山陽新幹線『のぞみ100号』東京行きに乗り継ぎました。JR東海所属のN700系X編成16連で、1号車自由席の窓側E席に座りました。GW初日で、普段より乗車率は高かったですが、西明石発車時点ではまだ窓側E席にも空きがありました。
 
 

 
『のぞみ100号』は定刻の6時00分に西明石を発車しました。明るいので車窓風景を眺めて過ごし、トンネル区間ではスマホを操作していました。また、新神戸駅では一定数の人が乗車してきましたが、意外にも新大阪、京都、名古屋では乗車客が少なく、最終的に窓側席は全て埋まりましたが私の隣席は空席のままでした。繁忙期で臨時列車を頻発している事から、乗客が分散したのかもしれません。そして私は今回、東京駅ではなく新横浜駅で下車しました。なのに『加古川→東京都区内』の往復乗車券を購入したのは、新横浜(横浜市内)までの片道乗車券を購入するより幾らか割安だったからです。
 
 

 
新横浜駅では横浜線に乗り換えて長津田駅を目指しますが、『加古川→東京都区内』の乗車券の経路から外れるため、一旦出場して横浜線改札に回り、『Suica』で入場しました。そして8時44分発の各駅停車・八王子行きに乗車しました。E233系8連で、最後部車両の空席に座りましたが、発車時点で満席になりました。道中は反対側の窓越しに車窓風景を眺めながらスマホを操作して過ごし、長津田駅で下車しました。
 
 

 
長津田駅では東急駅へと移動し、自動券売機で東急全線が1日乗り放題の『東急ワンデーオープンチケット』(660円)を購入してから、こどもの国線の9時06分発、各停・こどもの国行きに乗車しました。横浜高速鉄道所有のY000系2連で、ラッピング電車「うしでんしゃ」(Y003編成)でした。こどもの国へ向かう親子連れが多かったのですが、朝まで雨だったからか思ったより少なく、満席になる程度の乗車率でした。私は2両目最後部ドア脇に陣取り、田畑も残る車窓風景を眺めて、こどもの国線唯一の中間駅である恩田駅で下車しました。恩田駅はこどもの国線の通勤線化の際に設置された新駅で(2000年開業)、橋上駅舎を有しています。尚、こどもの国線と田園都市線の運賃は別体系で、恩田駅から渋谷方面へ向かおうとすると運賃が割高になる事や、田園都市線や横浜線の駅である長津田駅へも徒歩圏内である事から、当駅の乗降客は少ないと思われます。
 
 

 

 
恩田駅では2本後の、こどもの国行きに乗車。今度も「うしでんしゃ」(Y003編成)で、後部車両は満席だったので最後部ドア脇に陣取り側方と後方の風景を眺めて、終点のこどもの国駅で下車しました。当駅は終着駅ゆえに何度か訪問していますが、今回は改めて車両や駅を撮影しました。
 
 

 
こどもの国駅からは9時47分発の電車(Y000系2連。通常デザイン)に乗って長津田駅へと戻りますが、この電車は時刻表にない臨時列車です。こどもの国線ではGWや夏休みなどの多客期に日中通常20分間隔のところ10分間隔に増発して運行する措置をとっています。地元の人も増発される日が分からないのか、この電車はガラガラでした。私は後部車両で着席しました。道中は往路とは反対側の車窓風景を眺めて過ごし、7分の乗車で長津田駅へと戻ってきました。ちなみに、こどもの国線の電車はとても低速で走行します。
 
 

 
長津田駅では田園都市線の各停・久喜行きに乗り継ぎました。久喜とは埼玉県北東部にある東武伊勢崎線の駅です。東武50050系10連で、最後部車両へ。ガラガラで、着席して水分補給をしつつ車窓風景を眺めて、次の田奈駅で下車しました。駅北側の丘陵地は住宅街でしたが、駅南側の恩田川沿いは市街化調整区域なのか田園が広がっていました。
 
 

 
田奈駅では数本後の各停・渋谷行きに乗りました。5000系10連で、この電車も最後部車両は空いていたので着席しました。そして、車窓風景を眺める間もなく次駅の青葉台駅に到着し、私は下車しました。青葉台駅は周辺に広がるニュータウンの中心駅のようで、駅前一帯には東急系の商業施設が何棟もありました。駅前は人通りも多く賑わっていました。中央林間方面からの乗降も一定数あり、渋谷や二子玉川まで行かなくても近場の青葉台でショッピングを楽しめそうです。
 
 

 

 
青葉台駅からは10時42分発の急行・久喜行きに乗車しました。東武50050系10連で、乗り込んだ最後部車両はやや混雑気味でしたが、何とかドア脇のポジションを確保して、車窓風景を眺められました。そして今度は南武線との接続駅である、溝の口駅で下車しました。南武線と放射路線との接続駅という事で武蔵小杉駅、登戸駅や稲田堤駅と比較してしまいますが、武蔵小杉駅とは乗降人員でほぼ互角(武蔵小杉駅の方が若干多い)、タワーマンションの数では劣るものの、商業施設や商店街は溝の口の方が活気があるような印象でした。一方、登戸駅とは乗降人員、駅前の発展度ともに溝の口駅の方が上を行っている印象でした。そして稲田堤駅・京王稲田堤駅とは比較するまでもなく溝の口駅の方が栄えている印象でした。
 
 

 
下車後は車両、駅、駅前を撮影してから駅前の「ケンタッキーフライドチキン」へと入り、500円のランチセット「ランチS」を注文して食べました。
 
 

 
食後も駅前の散策を続けてから溝の口駅へと戻り、11時56分発の急行・久喜行きに乗車しました。またも東武50050系10連で、東急の路線で東武車ばかりに乗っていますw 車内は混雑していて、私は最後部車両ドア部分に。道中は車窓を眺めましたが、多摩川の河川敷では多くの人がバーベキュー(BBQ)を楽しんでいました。そして多摩川の対岸にある二子玉川駅で下車しました。二子玉川は大型商業施設が複数あり、多くのショッピング客で賑わっていました。ただ、上流階級向けの街なのか、乗降人員や駅前の人通りが多い割にはファストフード店が少なく、その少ない店舗では混雑していました。1駅あたりの滞在時間を長く取れない人は他の駅前での食事をお勧めします。
 
 

 
二子玉川駅からは、12時26分発の各停・押上行きに乗車しました。最新の2020系10連で、初めての乗車となります。最後部車両はほぼ満席で、ドア脇に陣取り地上区間は景色を眺め
地下区間はスマホを操作して過ごし、次の駅である用賀駅で下車しました。用賀は首都高速道路の料金所があり、かつ東名高速道路との境界なので道路交通でよく聞く地名で知っていたのですが、駅で下車するのは初めてでした。駅の地上には「玉電」の廃線跡を転用した狭い道路があり、人通りも交通量も多かったです。
 
 

 
用賀駅では数本後の各停・渋谷行きに乗車。東京メトロ半蔵門線の8000系10連で、最後部車両はやはりほぼ満席だったのでドア脇に陣取り、道中はスマホを操作して隣駅の桜新町駅で下車しました。二層構造の地下駅で、ホームに面した線路の先にある側壁の反対側に通過線があります。また、地上へ出ると、「サザエさん」のキャラクターの銅像が数か所にありました。近くに長谷川町子美術館があります。
 
 

 

 
桜新町駅からは数本後の各停・南栗橋行きに乗りました。東武50050系10連で、この日4度目の50050系ですwwww 最後部車両は満席で、ドア脇へ。移動中はスマホを操作して過ごし、2駅目の三軒茶屋駅で下車しました。過去に東急世田谷線に乗るために何度も乗降した駅ですが、「降り鉄」としては今回が初めての訪問です。車両とホーム、そして地上の駅前を撮影しました。人通りが多くて賑やかでした。また、天候が悪化し、小雨が降り出してきました。
 
 

 
この後は世田谷線の駅へと移動し、世田谷線の降り鉄、降りつぶしをしていきます。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)