志布志駅【鹿児島県】(日南線。2016年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

今回の【駅】コーナーは、鹿児島県志布志市(旧・志布志町)にある日南線の終着駅で、
現在は志布志線、大隅線も乗り入れていた頃の面影が失われて小駅と化した
志布志駅(しぶしえき)です。

 

尚、駅前にバスターミナルが整備される前の2016年に撮影した写真しかありません。ご了承下さい。

 


駅名
志布志駅


所在地
鹿児島県志布志市(旧:曽於郡志布志町)


乗車可能路線
JR九州:日南線


隣の駅
南宮崎方……大隅夏井駅


訪問・撮影時
2016年9月

 

 

志布志駅の駅舎です。大隅線、志布志線が廃止されたのち、1990年に移転新築されました。
旧駅舎は約100m西方にありました。日南線単独の終着駅になったため、線路の行く手を阻む形で駅舎が建てられています。
現在は駅舎の前にバスターミナルが整備されています。

 

 

駅前の様子です。駅舎正面は旧駅構内でホームや駅舎、側線がありましたが、
現在は再開発されて道路や商業施設などへと生まれ変わりました。中央の道路が大隅線の廃線跡へと続きます。

 

 

改札口の様子です。窓口はありますが、現在は無人駅となっているようです。
手前左側には駅舎に併設されている志布志市総合観光案内所への入口があります。
また、駅舎内にはトイレもあります。

 

 

駅名標です。JR九州標準タイプですが、相当くたびれています…。

 

 

志布志駅は単式(頭端式)ホーム1面1線の構造で、
かつては長かったと思われるホームもおよそ3~4両分しかありません。
また、南側には側線があります。
写真は南宮崎方を望む。

 

 

南宮崎方を望む。今も残る側線を見ると、かつての志布志駅の隆盛ぶりを今もわずかに感じられます。
この先、志布志湾沿いを走り宮崎県へと進んでいきます。

 

 

終端方を望む。かつては日南線と志布志線、大隅線がスルーできる構造でしたが、
両路線が廃止され、線路の行く手には駅舎が建設されました。

 

 

あとがき
私が志布志駅で下車(乗車)したのは、2004年、2008年、2016年の計3度です。2004年は乗りつぶしのため、2008年はバス旅と連動した乗り鉄で、そして2016年は車窓風景撮影のため、終着駅ゆえに必然的に乗降しました。1面1線の小駅で、周囲も再開発されてかつての大駅の面影は残っていませんでした。

 

東京からですと東海道・山陽新幹線で小倉駅まで行き、日豊本線特急『ソニック』または『にちりんシーガイア』に乗り換えます。『ソニック』の場合は別府駅または大分駅で『にちりん』に乗り換えて、『にちりんシーガイア』の場合はそのまま乗車し続け、南宮崎駅で下車。日南線の普通列車に乗り換えて(志布志行きは乗換なし、油津行きや南郷行きに乗り油津で志布志行きに乗り換える場合あり)、終点の志布志駅下車です。最速でも品川6:00発の『のぞみ99号』に乗り南宮崎駅に15:19着、志布志駅に18:38着で、すぐに引き返しても延岡または西都城までしか戻れず、現状では鉄路のみでの日帰り訪問は不可能です。鹿児島中央まで行って日豊線で戻るアクセス方法も可能ですが、『きりしま』の本数が少なく大分経由より余計に時間を要するケースが多いです。
一方、大阪からですと山陽新幹線で小倉駅まで行き、以後は上記のルートで到達できますが、大阪からでも鉄路のみでの日帰り訪問はムリです(最速で志布志17:27着)。こちらもすぐに引き返しても延岡または鹿児島中央までしか戻れません。
(B&Sなどの高速バスや飛行機でのアクセスは考慮していません)

 

食料・飲料について、駅や駅前にコンビニはありません(最寄りの店舗でも東へ約5500mあります)。また、スーパーが駅前に、ファミレスが西方約400mの場所にありますが、事前に用意しておいた方が無難でしょう。

 

東京、大阪とも到達難易度は高いですが、日南線を乗り鉄の際は、ぜひ終着駅の志布志駅を素通りせずに観察されてみて下さい!


(参考:Wikipedia)