マリンパーク駅【兵庫県】(六甲ライナー。2019年訪問)

今回の【駅】コーナーは、兵庫県神戸市東灘区の住吉駅と六甲アイランドを結ぶAGT路線・六甲ライナーの終着駅で、人工島である六甲アイランドの南端部にある
マリンパーク駅 (まりんぱーくえき。Marine park Station) です。

駅名

マリンパーク駅 (R 06)

所在地

兵庫県神戸市東灘区

乗車可能路線

神戸新交通：六甲アイランド線【愛称：六甲ライナー】 

隣の駅

住吉方……アイランドセンター駅 

訪問・撮影時

2019年1月

マリンパーク駅は高架駅で、遊歩道上に駅があります。
1階はテナント、2階が駅舎、3階にホームがあります。写真は南東側より撮影。
駅舎外と改札階、改札階とホーム階の間にそれぞれエレベーターが設置されています。

駅前(東側)の様子です。
左側にバス停用のスペースが設けられており、その左側が駅前広場でモニュメントもあります。
港湾地区に近く、民家(集合住宅)は少ないです。左が神戸市立六甲アイランド高等学校、右が立体駐車場です。
右側が海(大阪湾)で、港には多数のクレーンが見られます。

駅前(西側)の様子です。駅前にはプール遊戯施設の「デカパトス」があります。夏のみ営業します。
その向こう側には六甲ライナーの六甲島検車場があります。こちらも港湾地区に近く、クレーンが何基も見られます。

改札口の様子です。終着駅ですが、無人駅です。
ICカード『PiTaPa』対応の自動改札機が並んでいて、トラブルに備えて改札口の手前にインターホンが設置されています。
右手前には自動券売機があります。トイレは改札内にあります。

駅名標です。
横長のタイプで、左には絵柄があります。駅ナンバリングも常時されています (R 06)。
中国語では「マリンパーク」を「海浜公園」と書くようです。

マリンパーク駅は島式ホーム1面2線の構造で、有効長は6両ですが、現状は4両編成しか運行していません。
フルスクリーンタイプのホームドアが設置されていますが、ドアは4両分です。
写真は終端方を望む。

住吉方を望む。1駅先のアイランドセンター駅が見え、さらにもう1駅先のアイランド北口駅まで見えます。
この先、六甲アイランド中央部を北上して、ビル街に入るとアイランドセンター駅に着きます。

終端方を望む。
この先も線路が続いていますが、回送線です。右へカーブして西へ向かい、地平に下ると車両基地の六甲島検車場へと至ります。
尚、正面を見るとすぐ先で陸地が途切れ、大阪湾が見えますが、かつては沖合に人工島「六甲アイランド南」を造成する計画でした。しかし港湾の需要低下などにより一旦凍結されました。ところが、最近この計画が再び動き始めているようで、実現は不透明ですが、もし埋立が進行して「六甲アイランド南」が造成され、開発が進行すると六甲ライナーが南へ延伸される可能性もあるかもしれません。

あとがき

私がマリンパーク駅で下車(乗車)したのは2000年、2009年、2019年の計3度です。2000年は乗りつぶしのため、2009年は六甲ライナーの車窓風景撮影のため、そして2019年は兵庫県の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅周辺は開発途上といった感じでビルは少なく、広々としていました。
東京からですと東海道新幹線で新大阪駅まで行き、JR神戸線方面の快速列車に乗り換えて住吉駅で下車します。または新快速に乗り、芦屋駅で普通列車に乗り換えてもOKです。そして住吉駅で六甲ライナーに乗り換えて終点下車です(全列車がマリンパーク行きです)。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと大阪駅からJR神戸線の快速に乗り住吉駅下車、または新快速利用の上、芦屋駅で普通に乗り換えてもOKです。そして六甲ライナーに乗り換えて終点下車です。あるいは阪神の梅田駅から特急or直通特急に乗車して魚崎駅下車。魚崎駅で六甲ライナーのマリンパーク行きに乗り換えて終点下車です。余裕で日帰り訪問できます。

食料・飲料について、意外にも駅や駅前にコンビニ、気軽に入れる商店、飲食店は一切ありません。飲料の自動販売機があるのみです。必ず事前に用意しましょう。

東京からの到達難易度はやや高いですが、六甲ライナーを乗り鉄の際はマリンパーク駅ですぐ引き返さずに、ぜひ一度は駅の外にも出られてみて下さい！

(参考：Google地図、Wikipedia)