内海駅【愛知県】(名鉄知多新線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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今回の【駅】コーナーは、
名鉄知多新線の終着駅で、愛知県知多郡南知多町にある唯一の鉄道駅、そして名鉄最南端の駅で、南国ムードも漂う? 
内海駅(うつみえき)です。

 

 

駅名      所在地
内海駅 (KC24)      愛知県知多郡南知多町

 

乗車可能路線
名古屋鉄道:知多新線

 

隣の駅

←富貴方
野間駅

 

訪問・撮影時   2018年10月

 

 

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内海駅は高架駅で、駅舎は高架下にあります。
写真右側、改札口と反対側の高架下には喫茶店や土産物店などのテナントが入っています。

 

 

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駅前(北側)の様子です。
立派なロータリーがあり、中央にはヤシの木(?)が植えられて南国ムードを演出しています。
こちら側から河和駅や知多半島の先端にある師崎港へ至る路線バス(南知多町営バス「海っ子バス」)が発着しています。

 

 

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駅前(南側)の様子です。
こちら側は内海地区の古くからの住宅地になっていますが、商店はほとんどありません。
この道を写真奥の方へ道なりに歩くと内海地区の中心部や伊勢湾へ行けます(伊勢湾岸まで約1.4km)。

 

 

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改札口の様子です。
他の名鉄の高架駅と同様に、高架構造物がむき出しになっています。
『manaca』対応の自動改札機が2通路あり、左側の通路は有人通路を兼ねています。
有人改札左の改札外には窓口が、改札内には精算所があり、ミューチケットを購入可能です。
さらに左側には自動券売機があり、ミューチケットは購入できるものの、『manaca』のチャージができません。
『manaca』のチャージが必要な場合は窓口に問い合わせるか、改札内にあるチャージ機を利用する必要があります。
尚、改札内にトイレはなく、改札外のトイレを利用する形となります。

 

 

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駅名標です。名鉄標準タイプで、
駅ナンバリングも表示されています(KC24)。駅番号は河和線からの続番です。
駅ナンバリングの「KC」ですが、河和線の「K」と、知多新線の「C」で構成されています。

 

 

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内海駅は島式ホーム2面4線の高架駅で、8両対応です。
ホーム上屋はやや終端寄りの4両分にのみ設置されています。
尚、エレベーターは設置されておらず、バリアフリー化されていません。

 

 

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富貴方を望む。知多新線は全線において複線分の路盤が確保されていますが、現状は全線単線です。
隣駅は野間駅ですが、当初は内海~野間の間に小野浦駅を設置する計画がありました。しかしながら開発が進まず、駅は開業していません。

 

 

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終端方を望む。車止めがあり、その先で高架が途切れています。
終着駅なのに中間駅構造ですが、さらに南へ延伸する構想があったかもしれません?

 

 

あとがき

私が内海駅で下車したのは2003年6月、2008年、2011年、2018年の計4度です。2003年は乗りつぶし&2003年11月に閉園した内海フォレストパークのゴンドラリフトに乗るため、2008年は単純な乗り鉄で、2011年は知多新線の車窓風景撮影とSR特急乗車のため(SR車⇒5700系、5300系)、そして2018年は実現できるかどうかは不透明ですが、名鉄全駅訪問計画の一環で下車しました。駅自体は立派な高架駅でしたが、2011年以外は土休日の訪問にもかかわらず乗降客は少なく、観光地・行楽地の玄関口としてはいささか寂しい印象でした。
 
東京からですと東海道新幹線で名古屋駅まで行き、隣接する名鉄名古屋駅から内海行きの特急または急行に乗車し、終点下車です。または河和線・内海行きの特急に乗り、途中の阿久比駅で普通列車に乗り換えても行けます。尚、河和線・知多新線の平日昼間の特急は全車一般車、それ以外の時間帯および土休日の全列車は一部特別車となっています。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からは東海道新幹線で名古屋駅、在来線の乗継で名古屋駅または金山駅、あるいは近鉄特急で近鉄名古屋駅まで行き、名古屋駅・金山駅からは上記のルートで到達できます。こちらもじゅうぶん日帰り訪問可能です。

 

食料・飲料について、駅や駅前にコンビニはなく、飲食店はありますが気軽に入れないかもしれません。ちなみに最寄りのコンビニは南へ約850mの場所となり、遠いです。必ず事前に用意しておきましょう。

 

東京、大阪とも到達難易度はやや高いですが、名鉄知多新線を乗り鉄の際は、終点・内海駅ですぐに引き返さずに一度改札を出てみて下さい! 

 

(参考:Google地図、Wikipedia)