第1253回('19) 名鉄三河線海線を乗り鉄、降り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1

2018年1月4日~5日、年末年始の休暇を利用して、今度は名鉄の乗り鉄、降り鉄をすべく1泊2日の日程で名古屋遠征を敢行しました。
初日は快晴でしたが、夜間に雨が降り、2日目午前は曇り空でした。雪にならなくてよかったです…。

今回は初日前半の内容です。
早朝の新幹線に乗り名古屋入りし、名鉄名古屋駅から知立駅を経由して名鉄三河線の『海線』区間の全駅で下車しました(知立駅は以前に下車済)。
今回の日程 2019年1月4日(金) 【前半】

加古川517(JR神戸線・704M)533西明石600(山陽新幹線→東海道新幹線・のぞみ100号)713名古屋/名鉄名古屋732(名鉄名古屋本線・特急)753知立801(三河線)804重原819(普通)830小垣江845(普通)848吉浜903(普通)906三河高浜925(普通)926高浜港942(普通)947新川町1002(普通)1007碧南1027(普通)1029碧南中央1129(普通)1134北新川1149(普通)1203刈谷市1219(普通)1221刈谷1237(普通)1240重原1255(普通)1258知立

【後半へ続く】
この日も4時に起きて、朝食を食べてから自宅を出発し、加古川駅へ。ICカード『PASMO』をタッチして入場し、JR神戸線の上り1番列車(704M)に乗車しました。この日は平日ダイヤなので始発の発車時刻が3分早い5時17分で、しかも車両は土休日(704K)なら223系・225系の12両編成ですが平日は221系の8連と、変化の激しい列車ですw 短い8連ゆえに乗車率が高く窓側席が埋まっていて、私は最後部車両ドア脇に陣取り、まだ暗かったので車窓風景は眺めずにスマホを操作していました。乗車率は駅ごとに増加し、魚住でほぼ満席になり大久保では立客が増えました。そして5時33分に704Mは西明石駅に到着し、私は下車しました。



イメージ 2

西明石駅では東海道・山陽新幹線に乗り換えるのですが、この正月休みに私はJR東海・JR西日本のチケットレスサービス『スマートEX』に入会し、今回は初めての利用となります。予め私の『PASMO』の番号を使ってスマホで西明石~名古屋の乗車券・自由席特急券を予約・購入し、乗換改札を通る時に『PASMO』を自動改札機にタッチすると確認用のチケットが出てきました。少し緊張しましたが、難なく改札を通過できました。尚、『スマートEX』は新幹線停車駅相互間ではお得に利用できますが、私のように加古川~名古屋(市内)ですと乗車券が加古川~西明石と西明石~名古屋に分けなければならないのが難点です…。もっとも、事前に調べた結果、乗車券は加古川~名古屋(市内)を通しで買った場合と西明石で分割した場合で同額だったため、名古屋へ行く際には『スマートEX』が使えると判断し、入会した次第でありますw 尚、対東京ですと加古川からも西明石からも運賃は同額のため、加古川~西明石の運賃が丸損になるので従来通りマルス発券のきっぷを使わざるを得ませんが…。

西明石駅からは、いつものように当駅6時始発の『のぞみ100号』東京行きに乗車しました。N700系16連で、JR西日本所属のK4編成でした。私は1号車自由席の窓側E席に座りました。Uターンラッシュのピークは過ぎていたのか、それとも早朝の列車だったからか、乗車率は低く空席は多かったです。
まだ夜が明けていなかったので道中はスマホを操作していました。半数ほどの席が埋まった京都を過ぎると夜が明けてきて、車窓風景を眺めていましたが、米原~関ヶ原では積雪が見られず、伊吹山の山頂部が冠雪しているのみと、暖冬の影響でしょうね…。そして清州城(再建)が見えてくるとほどなくして名古屋に到着し、下車しました。雪による減速運転はなく、定刻の到着でした。



イメージ 3
イメージ 4

名古屋駅下車後は改札を出て名鉄名古屋駅へ直行し、自動券売機で『名鉄電車2DAYフリーきっぷ』(4,000円)を購入してから知立までのミューチケット(特急の特別車両券)も購入して入場しました。そして、7時32分発の名古屋本線特急・豊橋行きに乗車しました。3100系or3150系2連+2200系6連の8両編成で、私は1号車の特別車、指定された進行方向右側の窓側席に座りました。この時点で半数ほどの席が埋まっていましたが、金山で多くの人が乗ってきて4分の3程の座席が埋まりました。豊橋方面は特別車の需要が多いようですね。私は名古屋本線の平日朝ラッシュ時の様子も確かめながら車窓風景を眺めました。そしてわずか21分の乗車で、特急は目的地の知立駅に到着し、名残を惜しみつつ下車しました。知立駅は高架化工事中で、仮駅となっています。



イメージ 5

この日の目的は三河線の全駅降り鉄で(以前に下車した知立駅を除く)、海線→山線の順に乗り鉄していきます。トイレを済ませてから三河線ホームへと移動し、8時01分発の普通(三河線で運行されている列車種別は全て普通なので以下省略)・碧南行きに乗車しました。6000系4連で、部活or補習と思われる高校生を中心に車内は軽く混雑していて、私は最後部車両ドア脇で立席となりました。道中は高架化工事の様子などを眺め、1駅目の重原駅で下車しました。知立~重原は複線ですが、重原~刈谷は単線となります。周辺は住宅地ですが、乗降客は少なかったです。自転車があれば知立駅や刈谷駅も圏内なので、利用客は名古屋本線やJR東海道本線に流れているかもしれません。



イメージ 6

重原駅からは後続の碧南行きに乗車。6000系2連×2で、私は最後部車両へ。この列車も高校生中心に軽く混雑していて、私はドア脇に陣取り車窓風景を眺めていました。東海道線との乗換駅である刈谷駅では意外と乗降が少なく、その次の刈谷市駅で高校生が一斉に下車し、車内は一気にガラガラとなり、私は着席しました。刈谷市駅近くには高校が2校(刈谷高校、刈谷北高校)あります。刈谷市駅を過ぎると田園風景も見られるようになり、私は小垣江駅で下車しました。島式ホームの碧南方に駅舎がある、名鉄ではよく見られるスタイルの駅です。東側には駅の規模に対して立派過ぎる駅前広場があり、驚きました。まぁ、刈谷市にはトヨタ自動車のルーツである豊田自動織機をはじめ、トヨタグループの筆頭格に相当するデンソーやアイシン精機の本社が立地しているので、刈谷市の財政が豊かなのかな…と思ってしまいました。



イメージ 7

小垣江駅では後続の碧南行きに乗りました。6000系4連で、トップナンバーかつ名鉄最古参の電車のひとつである6001Fでした。車内はガラガラで、最後部車両で着席して、水分補給をしながら車窓風景を眺めて、次の吉浜駅で下車しました。駅前には「吉浜細工人形 人形小路」のノボリが多数見られましたが、私は驚きませんでした。私は子供の頃に東海地方に住んでいて、吉浜といえば「人形」とCMなどで刷り込まれていたのでw 吉浜は人形の町です。



イメージ 8

吉浜駅からも後続の碧南行きに乗車しました。6000系4連で、空いていたので最後部車両で着席。住宅地が続く車窓風景を眺めて、隣駅の三河高浜駅で下車しました。高浜市の代表駅で、立派な橋上駅舎を有しており、駅前も再開発されていましたが、意外にも無人駅でしたww 名鉄ではそこそこの規模の駅でも無人駅…といったケースが多いです。



イメージ 9

三河高浜駅では後続の碧南行きに乗車。6000系2連×2で、最後部車両で着席しました。水分補給をしつつ車窓風景を眺めて、次駅である高浜港駅で下車しました。真新しい蔵造り風の駅舎が印象的でした。また、駅名から港が近いかと思いきや、港(衣浦港)までは1km以上ありました。まぁ、結構埋め立てられている箇所があるので、昔は港がもっと近くにあったかもしれませんが…。



イメージ 10

高浜港駅からも後続の碧南行きに乗りました。ラッシュが終わったのか、今度は6000系の短い2連でした。それでも車内はガラガラで、後部車両で着席できました。道中は車窓風景を眺め続け、2駅目の新川町駅で下車しました。旧駅舎とホームの間に新駅舎(簡易駅舎)が建てられています。旧駅舎はモダンな造りで、現在は「碧南市新川まちかどサロン」という公共施設として活用されています。



イメージ 11

新川町駅では後続の碧南行きに乗車しました。6000系2連で、後部車両は空いていました。着席して車窓風景を眺め、2駅目の終点・碧南駅まで乗り通しました。碧南駅は駅改良工事中で、年季の入った古い駅舎も役目を終えつつあるようです。また駅改良後に再訪問したいですね。また、かつては吉良吉田駅まで線路が延びていましたが、2004年に廃止となりました。尚、碧南駅は終着駅かつ主要駅ですが、無人駅でした。運転要員は常駐しているようですが…。



イメージ 12
イメージ 13

碧南駅からは、往路で未訪問だった駅で途中下車しながら知立駅へと戻ります。乗車した10時27分発の知立行きは6000系2連で、大半の座席が埋まっていたため、2両目最後部ドア脇に陣取りました。午前中は通学時間を除き、名古屋方面への片方向に需要が偏っている印象です。道中は往路と反対側の車窓風景を眺めて、次の碧南中央駅で下車しました。市街地にあるものの単式ホーム1面1線の駅で、無人駅だと決めつけていましたが、駅員がいて驚きました。また、駅前も整然として碧南駅よりこちらの方が市の玄関口として相応しい感じがしました。



イメージ 14

下車後、ちょっと早いですが昼食を食べに行きます。事前調査では、駅から徒歩5分以内の場所に「ロッテリア」があったので、「ロッテリア」へ行く事にしました。そしてロッテリアに入り、カウンターで商品を購入しようとしましたが、店員の数が少なくて忙しいのか、店員が厨房から出てきて「少々お待ち下さい」と私に言い、厨房へと戻りました。結果、3分ほど待たされて注文へと至り、さらに5分ほど待って商品が私のテーブルに届きました。注文からの5分間は時間のかかるメニューを注文したので別に構いませんが、注文まで3分も待たせるのはファストフード店としては致命的で、機会損失に繋がりかねません。近くに「マ○ドナルド」でもあれば退出していた所ですが、残念ながら付近にファストフード店がなかったので今回は諦めました。どの業界も人手不足で厳しい状況ですが、客に不快感を抱かせないような改善策が必要かと思われます。



イメージ 15

昼食後は碧南中央駅へと戻り、11時29分発の知立行きに乗りました。6000系2連で、ほぼ満席だったため、後部車両ドア脇に陣取り、車窓風景を眺めて2駅目の北新川駅で下車しました。昔ながらの駅舎が現役でした。また、競艇選手(ボートレーサー)がフライングした際の研修施設「日本モーターボート選手会常設訓練所」のある湖沼・油ヶ淵の最寄駅でもあります。



イメージ 1

北新川駅では後続の知立行き(6000系2連)に乗車。この列車もほぼ満席だったので2両目のドア脇で立席に。車窓風景を眺めていましたが、駅ごとに乗客が増えて混雑状態になってきました。そして私は刈谷駅の1駅手前にある刈谷市駅で下車しました。駅名が刈谷駅と似ていて紛らわしいため、JRと乗り換えられると勘違いして下車する人が絶えなかったのか、階段部分には誤降車防止のための注意書きが掲示されていました。また、駅周辺は市街地で、前述のように高校生の利用が多いです。



イメージ 16

刈谷市駅からも後続の知立行き(6000系2連)に乗りましたが、高校生を中心にかなり混雑していて、私は2両目に乗り込んだものの、ドア脇のスペースすら取れませんでした。ドア付近のスペースで苦痛に耐えながら2分、刈谷駅で他の大勢の乗客と一緒に下車しました。やはり三河線海線では刈谷駅でJRに乗り換えて名古屋へ向かう人が多そうです。刈谷駅でも改札を出て、ペデストリアンデッキから駅前風景を眺めて、改札内へと戻りました。



イメージ 17

刈谷駅では後続の知立行きに乗車しました。6000系2連で、刈谷からは空いているかと思いきや、高校生を中心に立客も少々いる乗り具合でした。私は後部車両ドア脇に陣取り、JRをオーバークロスする場面などの車窓風景を眺めて、重原駅で再び下車しました。朝の訪問時に撮影し忘れていた部分を撮影して当日リベンジを果たしました。

重原駅からも後続の知立行き(6000系2連)に乗車。この電車も軽く混雑していて、私は後部車両ドア脇に陣取り、次駅の終点・知立駅まで車窓風景を眺めていました。



イメージ 18

知立駅到着後は猿投行き電車に乗り継いで、引き続き三河線山線の乗り鉄、降り鉄を実行していきます。


(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)