播磨新宮駅【兵庫県】(姫新線。2017年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、兵庫県西部・たつの市の旧新宮町の中心駅で、運転系統の境界駅でもある
播磨新宮駅(はりましんぐうえき)です。

 

 

駅名    所在地
播磨新宮駅    兵庫県たつの市(旧:揖保郡新宮町)

 

乗車可能路線
JR西日本:姫新線

 

隣の駅
←新見方    姫路方→
千本駅

   東觜崎駅

 

訪問・撮影時   2017年8月

 

 

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播磨新宮駅は姫新線高速化事業の一環として、2010年に立派な橋上駅舎となりました。
それ以前は木造駅舎で、写真の南口側にありました。また、南口側には立派な駅前広場が整備されています。

 

 

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南口駅前の様子です。駅付近は旧新宮町の中心市街地で、住宅が密集しています。

 

 

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こちらは北口です。
長らく駅裏に甘んじていましたが、橋上駅舎化により北側からの駅へのアクセスが改善されました。
また、自由通路も整備されて、南北の往来も改善されました。こちら側にも小規模な駅前広場が整備されています。

 

 

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北口駅前の様子です。駅前一帯を食品加工会社「ブンセン」の工場が占めていて、駅北側へはブンセンの工場の間にある道路を通る形になります。また、西側には地元名産の播州手延素麺「揖保乃糸」の文字が書かれた古い食品倉庫があります。

 

 

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改札口の様子です。有人駅で、JR東日本の同規模の駅ではまず見られなくなった『みどりの窓口』が設置されているのは有り難いです。また、『みどりの窓口』の左側にはICカード『ICOCA』のチャージが可能な自動券売機があります。
そして改札口には自動改札機はなく改札ラッチがあります。『ICOCA』はラッチ端部にある簡易改札機にタッチします。
尚、改札口の右側改札外に待合所があり、トイレは改札外の南口1階にあります。
そして、千本駅以西はICカード『ICOCA』はエリア外です。ご注意下さい!

 

 

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駅名標です。JR西日本標準タイプで、隣駅表示部分は姫新線のラインカラーとなっています。
駅ナンバリングは導入されていません。

 

 

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播磨新宮駅は単式ホーム1面、島式ホーム1面の計2面3線の構造です。右側、3番のりばのさらに右側には側線があります。

 

発車番線は方面により統一されていませんが、昼間帯は主に島式ホームを使用して姫路方面の列車と佐用方面の列車が接続を行っています。
写真は新見方を望む。

 

 

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ホーム中央部より姫路方を望む。姫路方に改札階への階段とエレベーターがあります。

 

 

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姫路方を望む。この先は列車の本数が増えます。この先、右へカーブして針路を南へ変え、揖保川に沿って南へ進みます。

 

 

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新見方を望む。

前述の「揖保乃糸」の倉庫が見えます。この付近の風景は2019年の「揖保乃糸」のCMに出てきました(2019年追記)。
現在は短編成の列車ばかりなのでホーム端部は使用停止となっています。
この先、次第に山深くなり、ローカル線らしい車窓風景になっていきます。

 

 

あとがき

私が播磨新宮駅で駅の外へ出たのは2017年の1度きりです。兵庫県の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。旧新宮町の中心市街地にある駅で、立派な橋上駅舎でした。また、この付近は播州手延素麺「揖保乃糸」の産地です。
 
東京からですと東海道・山陽新幹線で姫路駅まで行き、姫新線に乗り換えます。上月行き、佐用行き、播磨新宮行きのいずれかに乗車し、当駅下車です。余部(よべ)行きでは当駅まで行けませんのでご注意を。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと大阪駅からJR神戸線の新快速に乗り姫路駅で下車、以降は上記のルートで到達できます。尚、播磨新宮駅以東はICカード『ICOCA』が利用できますが、当駅より津山方、千本駅から先へは『ICOCA』を利用できないのでご注意下さい。余裕で日帰り訪問できます。

 

食料・飲料について、駅は市街地にあるのですが近くにコンビニはなく、駅前にヤマザキショップがあるのみです(それでも助かります)。また、気軽に入れる商店、飲食店はありません(飲食店自体はありますが…)。必ず事前に用意しておきましょう。

 

東京からの到達難易度はやや高いですが、姫新線を乗り鉄される際は、ぜひ播磨新宮駅でも途中下車されてみて下さい!

 

(参考:Google地図、Wikipedia)