笹部駅【兵庫県】(能勢電鉄妙見線。2017年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1
今回の【駅】コーナーは、
兵庫県川西市北部にある能勢電鉄妙見線の駅で、駅南側がニュータウン、駅北側が里山風景といった二面性を持つ風景を有した駅、また秘境駅の雰囲気も少なからず漂う駅、
笹部駅(ささべえき)です。

 

 

駅名      所在地
笹部駅 (NS11)      兵庫県川西市

 

乗車可能路線
能勢電鉄:妙見線

 

隣の駅

←川西能勢口方      妙見口方→
山下駅      光風台駅 (大阪府)

 

訪問・撮影時   2017年7月

 

 

イメージ 2
笹部駅の駅舎はホームと一体化しています。
駅は丘の中腹にあり、階段でアクセスします。バリアフリー化はされていません。
尚、駅の裏側(南側)の高台には新興住宅地の大和団地(阪急北ネオポリス)があり、駅と大和団地を結ぶ歩道もありますが、
大和団地からはラッシュ時の列車本数が多い山下駅や畦野駅にも近く、利用客も両駅に流れていて笹部駅を利用する人は少なく、また後述の通り駅北側は人口が少なく、その結果笹部駅は能勢電鉄の駅で一番乗降客の少ない駅に甘んじています。

 

 

イメージ 3
駅前(北側)の様子です。駅前にはロータリーなど広場もありません。
丘陵地の田園風景の中に住宅が点在している、典型的な里山風景が広がっています。当然、駅北側は人口が少ないです。

 

 

イメージ 4
改札口の様子です。
ホームの一部スペースを利用してICカード対応の自動改札機1台と、自動券売機(手前側)が設置されています。
無人駅で、能勢電鉄の係員と通話ができるインターホンが設置されています。
ちなみにトイレは設置されていません。

 

 

イメージ 5
駅名標です。能勢電鉄の新デザインで、駅ナンバリングの表示があります(NS11)。
駅前の里山風景をイメージしたイラストが描かれています。

 

 

イメージ 6
笹部駅は単式ホーム1面1線の構造です。
単線区間で、複線化できるスペースは確保されていますが、複線化または笹部駅の2線化は実現できそうにありません。
また、ホームの手前側、妙見口方は前述の改札スペースとなっておりホーム幅が狭いです。ベンチは改札近くにあります。
写真は川西能勢口方を望む。

 

 

イメージ 7
川西能勢口方を望む。すぐに山下上隧道へと入ります。トンネル内で複線になっていますが、トンネルの反対側は山下駅構内であり、そのため山下~笹部は単線扱いです。長が短いため光風台駅構内で完結し、見た目は複線トンネルと変わりありません。
トンネル内で兵庫県へと入り、その先は山間部を走って笹部駅へと至ります。

 

 

イメージ 8
妙見口方を望む。すぐ先の歩道橋は笹部駅と大和団地を結ぶ歩道の一部ですが、利用者は少ないです。
こちらはしばらく山間部を走り、トンネルを2本くぐると大阪府へと入り、光風台駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が笹部駅で下車したのは2017年の1度きりです。能勢電鉄の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅自体は小さく、駅の北側は見事なまでの里山風景が広がっており、秘境駅のような趣でした。一方、南側を振り返ると崖の上に大和団地(阪急北ネオポリス)が見えており、妙見線および当駅がニュータウンと里山風景の境界となっています。
 
東京からですと東海道新幹線で新大阪駅まで行き、JR京都線で大阪駅まで移動してから大阪駅に隣接している阪急の梅田駅から阪急宝塚線電車に乗り川西能勢口駅へ。さらに能勢電鉄妙見線の妙見口行きに乗り換えて当駅下車です。日生中央行きにご乗車の際は途中の山下駅で妙見口行きにお乗り換え下さい。または新大阪駅からJR京都線とJR宝塚線を乗り継いで(直通列車もあります)川西池田駅まで行き、少し歩いて川西能勢口駅から能勢電鉄妙見線の妙見口行きまたは日生中央行き(山下乗換)に乗り当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと梅田駅から阪急宝塚線電車に乗り川西能勢口駅へ。さらに能勢電鉄妙見線の妙見口行きまたは日生中央行き(山下乗換)に乗り換えて当駅下車です。余裕で日帰り訪問できます。

 

食料・飲料について、駅前にコンビニ、商店、飲食店はありません。必ず事前に用意しておきましょう。

 

東京からの到達難易度はやや高いですが、能勢電鉄を乗り鉄される際は、里山風景が広がる笹部駅でもぜひ途中下車されてみて下さい!

 

(参考:能勢電鉄のホームページ、Google地図、Wikipedia)