新安城駅【愛知県】(名鉄名古屋本線、西尾線。2017年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
愛知県安城市北部にある名鉄における安城市の代表駅で、
名古屋本線と西尾線の接続駅でもある特急停車駅(快速特急は通過)、
新安城駅 (しんあんじょうえき。SHIN ANJO Station) です。
 
尚、新安城駅は2020年に橋上駅舎化され、地下駅舎・改札口は廃止されました。 

 

 

駅名    所在地
新安城駅 (NH 17)    愛知県安城市

 

乗車可能路線
名古屋鉄道:名古屋本線西尾線

 

隣の駅

名鉄名古屋本線

豊橋方…………宇頭駅  

名鉄岐阜方……牛田駅  

 

名鉄西尾線

吉良吉田方……北安城駅  

 

訪問・撮影時
2017年12月

 

 

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新安城駅の南口です。
駅舎は地下にあります。写真中央奥に地下駅舎への階段があります(バリアフリー非対応)。
他にエレベーター専用の橋上駅舎もあり、地平部に改札口があります(橋上駅舎は無人)。

 

 

南口です。2021年撮影。

2017年訪問後にエレベーター出入口を改造して本格的な橋上駅舎へと変貌しました。

橋上駅舎は南北自由通路を兼ねています。

上りエスカレーターとエレベーターの設備があり、バリアフリー対応です。

南北自由通路が設置された代わりに、従来の地下道は廃止されました。

  

  

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南口駅前の様子です。
JR安城駅がある安城市の中心部からは離れていますが、駅を中心に市街地が形成されています。
近くにはイトーヨーカドー安城店もあります。

 

 

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こちらは北口です。店舗兼集合住宅の名鉄安城ビル1階に地下駅舎への入口があります。
こちら側にもエレベーターが設置された橋上駅舎への入口があります。

  

  

北口です。2021年撮影。

東側に橋上駅舎・南北自由通路の出入口が設けられました。バリアフリー対応です。

名鉄安城ビルは解体されました。

 

 

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北口駅前の様子です。
こちらは住宅街となっていて、商店は少ないです。すぐ近くを国道1号線が通っています。

 

 

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地下駅舎の改札口です。
自動券売機とICカード『manaca』対応の自動改札機が設置されています。有人駅で、窓口もあります。
駅構内にコンビニ、売店はありません。トイレは南口側地上部(改札外)と1番線名古屋方(改札内)にあります。

 

 

2021年撮影。改札口です。橋上階にあります。

 

 

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3、4番線の名古屋本線の駅名標です。
名鉄標準タイプで、駅ナンバリングも表示されています(NH17)。左隣には乗換案内もあります。
尚、駅ナンバリングの「NH」ですが、名古屋本線を意味しています。「N」は名古屋、「H」は本線です。

 

 

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1、2番線の西尾線の駅名標です。
西尾線の起点駅ですが、駅ナンバリングは名古屋本線と同じです (NH 17)。
ちなみに西尾線の駅ナンバリングは隣の北安城駅 (GN 01) から順に振られています。

 

 

2021年撮影。

電照式が廃止されましたが、隣駅にも英語表記があるタイプに更新されています。

 

 

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新安城駅は島式ホーム3面6線の構造です。右側から1番線~6番線の順です。
1番線、2番線は西尾線専用で4両対応、3番線~6番線が名古屋本線用(3番線は西尾線も使用)で8両対応です。
3番線の豊橋方には留置線が1線あります。
ホーム中央部にはエレベーターが設置されています。
写真は豊橋方、吉良吉田方を望む。
  
 
2021年撮影。豊橋方・吉良吉田方を望む。
 
 
2021年撮影。
3番線より名鉄岐阜方を望む。

 

 

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豊橋方、吉良吉田方を望む。
左側の名古屋本線は一直線にレールが敷かれていて、120km/hの高速運転が可能です。
一方、西尾線はすぐに右へカーブして名古屋本線と分かれます。

 

 

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名鉄名古屋方、名鉄岐阜方を望む。こちら側のホーム先端に地下駅舎への階段があります。
住宅地の中を北西へ進んでいきます。こちら側も直線区間が続きます。
尚、すぐ手前に踏切跡がありますが、これは神宮前1号踏切およびJR東海御田踏切の跡で、遮断時間短縮のために係員が手動で遮断機を上下させる踏切でした。2007年~2008年にかけて誤動作や死亡事故が発生し、その対策として2012年に廃止され、4年後の2016年に自転車が通行可能な歩道橋が整備されました。

 

 

2021年撮影。名鉄岐阜方を望む。

地下道への階段が撤去されています。

 

 

2021年撮影。

西尾線1番線ホームより吉良吉田方を望む。

 

 

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1番線の終端方を望む。2番線は名古屋本線と繋がっていますが、1番線のみ名鉄岐阜方は行き止まりです。
車止めの先にはトイレが設置されています。

 

 

2021年撮影。現在の1番線終端部です。

  

  

あとがき

私が新安城駅で改札を出たのは2017年の1度きりです。実現できるかどうかは不透明ですが、名鉄全駅訪問計画の一環で下車しました。安城市の中心市街地からは離れていますが、駅前は案外賑やかで乗降客も多かったです。
 
東京からですと東海道新幹線で名古屋駅まで行き、隣接する名鉄名古屋駅の4番線(豊橋・中部国際空港方面)から、豊橋方面へ向かう特急(快速特急は新安城駅を通過)、急行(行先は豊橋、豊川稲荷、吉良吉田など。豊明行きや鳴海行き、常滑線方面へ行く列車は不可)に乗り当駅下車です。(特急の特別車にご乗車の際はミューチケット360円が必要)。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からは東海道新幹線で名古屋駅、または近鉄特急で近鉄名古屋駅まで行き、名鉄名古屋駅からは上記のルートで到達できます。こちらもじゅうぶん日帰り訪問できます。

 

食料・飲料について、駅前(南口側)にコンビニがあり、南口側にあるイトーヨーカドーにはマクドナルドとスガキヤ、サイゼリヤがあります。また、北口側にあるMEGAドン・キホーテにもスガキヤとたこ焼き屋があります。そして北口側を並行する国道1号線沿いには吉野家、なか卯、びっくりドンキーがありますが、これらは駅からやや遠いです。まぁ事前に用意しなくても大丈夫でしょう。

 

東京、大阪とも到達難易度はやや高いですが、乗り鉄の際は通過しがちな新安城駅でもぜひ一度途中下車されてみて下さい! 

 

(参考:名鉄のHP、Google地図、Wikipedia)