三河鹿島駅【愛知県】(名鉄蒲郡線。2017年訪問)

今回の【駅】コーナーは、愛知県蒲郡市西部にあり、形原温泉へも徒歩圏内のローカル駅、
三河鹿島駅(みかわかしまえき)です。
名鉄蒲郡線は現在、存続問題に揺れています。ご訪問はお早目に。

駅名	所在地
三河鹿島駅	愛知県蒲郡市

乗車可能路線

名古屋鉄道：蒲郡線

隣の駅

←吉良吉田方	蒲郡方→
形原駅	蒲郡競艇場前駅

訪問・撮影時

2017年12月

三河鹿島駅の入口です。かつては駅舎がありましたが、撤去されて久しいです。
左側には駐輪場があります。

駅前の様子です。昔ながらの住宅街となっています。
駅前には旧国道247号線だった市道が蒲郡線並走する形で通っており、交通量が多いので注意が必要です。

ホーム入口の様子です。写真は吉良吉田方を望む。
傾斜はきついですがスロープ状になっているので、形の上ではバリアフリー対応となっています。
また、改札口はなく、ホーム上に自動券売機が設置されています。尚、『manaca』では購入できません。
ちなみに蒲郡線ではICカード『manaca』は利用できません(エリア外)。

駅名標です。名鉄標準タイプで、駅ナンバリングも表示されています。
尚、駅ナンバリングの「GN」ですが、「G」は蒲郡線、「N」は西尾線で、西尾線・蒲郡線系統を意味しています。
西尾線が先でしたら「NG」になりますが、「NG」だとマイナスイメージになるからか、
「N」と「G」が逆になっています。
そして、番号は北安城駅から順に振られていて、万が一蒲郡線が廃止になっても西尾線の番号を変更する必要はありません。
まぁ、アルファベットは変更する必要があるかもしれませんが…。

三河鹿島駅は2両対応の単式ホーム1面1線の構造です。
かつては島式ホーム1面2線の構造でしたが、1961年(昭和36年)に棒線化されました。
写真は蒲郡方を望む。

吉良吉田方を望む。この先、右手に三ヶ根山を望みながら住宅地の中を走ります。

蒲郡方を望む。この先、農村風景の中を走り、左側からJR東海道本線が寄り添うと蒲郡競艇場前駅に着きます。

あとがき

私が三河鹿島駅で下車(乗車)したのは2017年の1度きりです。実現できるかどうかは不透明ですが、名鉄全駅訪問計画の一環で下車しました。単式ホーム1面1線で、典型的な古き良き名鉄のローカル駅といった印象でした。
東京からですと東海道新幹線で豊橋駅まで行き、東海道本線下りの快速系・普通に乗り換えて蒲郡駅へ。蒲郡駅で名鉄蒲郡線に乗り換えて2駅目です。尚、名鉄蒲郡線は交通系ICカードのエリア外なので注意が必要です(名鉄名古屋方から来駅の場合は吉良吉田駅の中間改札で精算可能)。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からは東海道新幹線で名古屋駅、または近鉄特急で近鉄名古屋駅まで行き、名鉄名古屋駅からは西尾線直通・吉良吉田行きの急行で終点まで行き、吉良吉田駅で蒲郡線の蒲郡行き電車に乗り換えて当駅下車です。または東海道本線で蒲郡駅(快速)または三河塩津駅(普通)まで行き、併設されている蒲郡駅または蒲郡競艇場前駅(三河塩津駅)より名鉄蒲郡線の吉良吉田方面電車に乗り当駅下車です。こちらもじゅうぶん日帰り訪問可能です。

食料・飲料について、駅の南側にファミレスがあるのみで、コンビニや気軽に入れる商店・飲食店はありません。事前に用意しておきましょう。

東京、大阪とも到達難易度はやや高いですが、名鉄蒲郡線の動向が不透明なので、お早目に三河鹿島駅にも立寄ってみて下さい！

(参考：Google地図、Wikipedia)