四日市あすなろう鉄道内部線の延伸部未成線跡(プチ廃線跡探訪) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回のプチ廃線跡探訪コーナーは、
四日市あすなろう鉄道内部線の終着駅である内部駅の先に残る延伸計画の遺構について超簡単に紹介致します。
内部駅より鈴鹿市方面への延伸が計画され内部川手前までは着工されましたが、延伸計画が中止になり未成線となりました。
完成した区間は砂利採取線として使用されていましたが、後に廃止されました。

  
  

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内部駅ホームより終端方を望む。
側線と合流した少し先に車止めがありますが、その先には国道1号線が壁のように横切っており、
ここからでは未成線区間を望む事ができません。

  
  

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国道1号線を跨ぐ歩道橋より内部駅を望む。

  
  

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歩道橋より南の方角を見ますと、未成線が姿を現します。
写真中央の草が生えている場所です。

  
  

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上写真の手前側にある水路沿いには橋台が残存していました。

  
  

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水路の先では、未成線は内部川を渡るべく築堤区間になります。
線路敷には草が生えていて歩けません。

  
  

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少し歩くと未成線が途切れ、その先は住宅用地となり遺構もなくなります。
道路との交差部手前の水路の場所では橋台が残っていました。

  
  

(おしまい)  

  

  

注意点  

内部駅より未成線の残存区間の終端部まで約400mで、往復約800mです。駆け足で回れば15分ほどで内部駅へ戻れます。
現行ダイヤですと昼間帯は15分で内部駅へ戻れれば、折り返し列車に乗れます(内部駅着の17分後に内部駅を発車)。

  
  

(2015年撮影。参考:Yahoo!ブログ「アメマのおとしもの」、地理院地図、Wikipedia)