【ゆふいんの森】キハ72系気動車(JR九州)【特-1グランプリ・エントリーNo.45】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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(Wikipediaの写真を使用)

新幹線を除くJR在来線特急形車両No.1を決める特-1グランプリのノミネート車両をUPしています。
エントリーNo.45は、JR九州に在籍する特急形気動車・
キハ72系を紹介します。
尚、『ゆふいんの森Ⅱ世』『二代目ゆふいんの森』『新ゆふいんの森』とも呼ばれ、
キハ72系の導入前はキハ183系1000番台が使用されていた事から
『ゆふいんの森Ⅲ世』『三代目ゆふいんの森』とも呼ばれています。


キハ72系気動車は、キハ71系とともに久大本線の観光特急『ゆふいんの森』の専用車両として使用されていた
キハ183系1000番台が大村線の特急『シーボルト』に転用される事になったので、
補充用としてキハ71系のデザインを汲んで1999年に完全新造され、デビューしました。
3両編成でデビューしましたが、後に中間車両が1両増備されました。
4両編成1本だけの在籍でしたが、2015年に中間車両が増備され、5両編成になりました。


足回りもキハ71系と違い完全新製で、最高速度は120km/hに向上しました。
車体はキハ71系の流れを汲んだ鋼製で、水戸岡デザインです。
ハイデッカー構造の個別窓で、先頭車両は前面展望に対応しています。


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(Wikipediaの写真を使用)車内の様子です。

普通車のみです。リクライニングシートで、シートピッチは1000mmです。
インアームテーブルを備えています。
ハイデッカー構造ですが、デッキに渡り廊下を通す事で社内販売のワゴンサービスが可能になりました。
(キハ71形はトレイサービス)。
尚、客用扉は通常の高さの位置にあり、客室や通路との間にはステップがあります。

また、中間車両にはビュッフェや簡易コンパートメントがあります。


JR九州のキハ72系気動車に対する私の勝手な評価(平均値)は
評価項目点数
外観・デザイン24点
車両性能19点
車内・居住性23点
乗りたい度24点
合計 90点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、90点となりました。キハ71系と比較して性能点がアップしました結果、90点の大台に乗りました。


キハ72系は1999年のデビュー後、一貫して特急『ゆふいんの森』の由布院折り返し系統に使用され続けています。
尚、予備車がないため(キハ71系は別運用)、検査などで運用を離脱した場合はキハ185系が代走し、
列車名も『ゆふ』となります。

デビューして既に15年以上を迎えていますが、2015年には中間車も増備され、
また人気が高いので継続して使用し続ける可能性が高いです。
10年先輩のキハ71系気動車も健在なので、まだまだ大丈夫でしょう。

乗車・撮影は後回しでも大丈夫です。

(参考:Wikipedia)