第931回('13) 普段は動かない近鉄生駒ケーブル宝山寺2号線を踏破 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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2013年11月28日、奈良・大阪方面へ乗り鉄に出かけました。

今回は前半の内容です。まずはJR神戸線・大阪環状線と近鉄奈良線を乗り継いで石切へ。
旧線跡にある孔舎衛坂駅跡を探訪しました。
そして生駒へと移動し、近鉄生駒ケーブルに乗車。普段は運行していない宝山寺2号線を乗りつぶしました。
今回の日程 2013年11月28日(木) 【前半】

加古川851(JR神戸線・3434M新快速)944大阪950(大阪環状線外回り・2406レ)1005鶴橋1013(近鉄奈良線・急行)1025石切(徒歩・孔舎衛坂駅跡を探訪)石切1102(近鉄奈良線・急行)1105生駒/鳥居前1120(近鉄生駒鋼索線宝山寺1号線)1125宝山寺1200(宝山寺1号線)1205鳥居前1240(宝山寺2号線)1245宝山寺1320(宝山寺2号線)1325鳥居前/生駒

【後半へ続く】
ネットで宝山寺1号線の整備・点検による宝山寺2号線の運転日が毎週木曜日である事を知って、木曜日に有給休暇を取得しました。まぁ、例外的に木曜日以外に1号線の整備・点検をする場合もあるとの事だったので、半ば賭けだったのですが…。

朝食後、まずは加古川駅へ。天気は今一つでしたが回復傾向にあるとの予報で、乗り鉄を決行しました。
加古川駅からはJR神戸線の上り新快速(223系8連+4連)に乗りましたが、8時台ですと加古川駅では前の方に並んで何とか通路側席や向かい合わせ座席に座れるレベルなので、列の最後尾にいた私は座れるはずもなく、最前部でかぶりついて前面展望をする事にしました。



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久しぶりとなる前面展望は迫力があって楽しかったです。そして私は大阪駅で下車しました。



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大阪駅では大阪環状線外回りホームである2番のりばへ。普通・天王寺行きに乗りましたが、車両は大和路快速用の221系8連でした。大阪駅でかなり空いたので、私は転換クロスシート窓側席をゲットできました。道中は車窓風景を眺め続け、今回は鶴橋駅で下車しました。



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鶴橋駅では近鉄との連絡改札を通り、近鉄奈良線の近鉄奈良行き急行に乗りました。車両は前から1252系2連(1273F)+8000系2連(8087F。今は廃車)+8600系4連(8606F)の計8両編成でした。座席が埋まり立客もいたので今回も前面展望をする事にしました。
鶴橋を発車後、複々線区間では様々な車両とすれ違いましたが、今里を過ぎた辺りで観光特急『しまかぜ』の50000系6連とすれ違いました。2016年2月にようやく乗れましたw



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その後も前面展望を続けましたが、八戸ノ里~瓢箪山では新たに高架になった区間を走行しました。そして瓢箪山からは生駒山地への上り勾配区間へと入り、左側に大阪市街を見下ろせるようになると石切に到着し、私はここで下車しました。



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石切駅では駅の外へ出て、まずは駅前から大阪市街の風景を撮影しました。その後は奈良線の旧線跡を生駒トンネル方面へ辿りましたが、石切駅周辺は宅地開発が行われ面影がありませんでした。そして山に近づくと変電所の辺りから廃線跡が現れ、孔舎衛坂駅跡が見えてきました。ホームが残っていて、駅の先にはトンネルの坑門がありましたが、フェンスに囲まれていて入れませんでした。もっと駅跡を観察すべく側道からトンネルへ近づこうとしましたが、折しも工事中で通行止になっていて途中までしか行けませんでした…。



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まぁ、何とか孔舎衛坂駅跡を撮影できたので良しとしましょう。その後は石切駅へと戻りました。

石切駅からは奈良行き急行に乗りました。『シリーズ21』の9820系6連でした。大半の座席が埋まっていたので私はドア脇に陣取りました。そして車窓風景を…とはいかず、発車後すぐに新生駒トンネルへ入りましたw トンネル内で奈良県へと入り、トンネルを出て左側を『けいはんな線』が並走するようになると、3分少々の乗車で生駒に到着しました。私はここで下車しました。



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生駒駅では改札外へ出て、駅の南側へ。ペデストリアンデッキを西側へ歩き、生駒鋼索線(生駒ケーブル)の鳥居駅前へ向かいました。鳥居前駅では改札外からホームや線路が見えるので宝山寺2号線を見てみると、営業運転している気配はなく、係員が車両の点検をしていました。そして1号線の方に案内看板があり、1号線が営業運転しているようでした…orz 木曜日なのに、1号線ではなく2号線の点検をしていました…。また、2号線の車両は点検のために試運転をする感じでした。私は納得いかず、つい駅員に事情を聞きました。すると、2号線は点検中ですが12時40分から動くという事で、ひとまずホッとしました…。



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しかし、まだ11時過ぎなので、時間稼ぎのためにもとりあえず1号線に乗って宝山寺駅へ行く事にしました。まずは自動券売機で宝山寺までの往復乗車券を買って入場し、11時20分発の1号線の便に乗車しました。車両はコ11形の11号【ブル】で、メルヘンチックな外観でした。平日データイムだったので乗客は少なく、3人程度でした。私は山麓方の座席に陣取り、運転中は車窓風景を眺め続けました。2号線と合わせて4線分の踏切のある中間点付近では2号線の車両が停車していて点検をしていました。



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こちらは途中で停車せずにそのまま上昇し、5分の乗車で宝山寺駅に到着しました。

宝山寺駅に到着後は、折角なので宝山寺を参拝する事にしました。駅を出て参道を歩きましたが、上りの階段ばかりで疲れてしまいました…。それでも根性で前へ進み、10分少々で宝山寺の本堂に着き、参拝しました。



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その後は参道を下って宝山寺駅へと戻りましたが、腹が減ってきて、ここで2号線の運行開始を待つのは厳しいと思ったので、一旦1号線で下山しました(コ11形12号【ミケ】に乗車。ガラガラ。山頂側の座席に着席)。

そして鳥居前駅で下車して付近で飲食店を探しましたが見つからず、近くにあるコンビニでパンを買って鳥居前駅へと戻りました。既に時刻は12時25分になっていたので再び宝山寺までの往復乗車券を買って入場し、停車していた2号線の車両・コ3形4号【白樺】に乗車して山麓側の席を確保し、車内でコンビニのパンを食べました。



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食後は車内・車外の写真撮影をしてから座席へ戻り、12時40分の発車を待ちました。発車までに2人が乗ってきました。そして乗客3名で2号線の始発電車が定刻に発車しました。私は山麓側の車窓風景を眺めましたが、1号線とは若干視界が異なる所に違いを感じました。中間地点では反対側の車両・コ3形3号【すずらん】と行き違いました。



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その後もどんどん高度を上げ、5分の乗車で宝山寺駅に到着し、宝山寺2号線の踏破を果たしました!

その後は一旦駅を出て、駅前の道路から2号線の車両が出入りする場面を撮影しました。そして改札内へと戻り、今度は13時20分発の下り便に乗車。車両は3号【すずらん】で、山頂側の席に座りました。乗客は少なかったです。



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今度は山頂側の風景を眺め、5分の乗車で鳥居駅前まで下山しました。

最後に車両の写真撮影をしてから鳥居前駅を後にして生駒駅へと移動し、この後も乗り鉄を続けました。


(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
近畿日本鉄道:生駒鋼索線(宝山寺2号線)鳥居前~宝山寺0.9km参考記録


今回新たに徒歩で訪問した廃線跡

路線名区間備考
近畿日本鉄道:奈良線(旧線)孔舎衛坂駅跡1964年廃止
(参考:Wikipedia)