第925回('13) 富山ライトレールや富山地鉄富山市内軌道線を乗り鉄して『サンダーバー | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…

2013年8月10日~13日、3泊4日の日程で主に『青春18きっぷ』を使用して関東甲信越、北陸方面へ。
2年後の北陸新幹線金沢延伸開業を控え、『18きっぷ』で最後の北陸訪問となりました。

今回は最終4日目後半の模様です。
富山地方鉄道の鉄道線を乗り終えた後は、富山ライトレールと富山地方鉄道富山市内軌道線を乗り鉄しました。
最後は北陸本線の特急『サンダーバード』に乗って帰宅しました。
今回の日程 2013年8月13日(火) 【後半】 

電鉄富山(徒歩)富山駅北1415(富山ライトレール富山港線)1439岩瀬浜1446(富山ライトレール)1510富山駅北(徒歩)富山駅前1531(富山地方鉄道富山市内軌道線)1546大学前1548(富山市内軌道線)1621南富山駅前/南富山1628(富山地鉄不二越線→本線)1638電鉄富山/富山1711(北陸本線→湖西線→東海道本線・4040M特急サンダーバード40号)2037大阪2045(東海道本線→山陽本線・3527M新快速)2137加古川

【帰宅】
富山駅の南口側で昼食を済ませた後は地下道を通って富山ライトレール富山港線の富山駅北電停へ。現状は南口側から富山ライトレールへのアクセスが不便ですが、在来線の高架化後にライトレールと富山市内軌道線が結ばれると格段に便利になりますね。
富山駅北電停からは岩瀬浜行きに乗車しました。2車体連接低床式路面電車のTLR0600形2連で、今回乗車したTLR0601編成は「鉄道むすめ」のラッピング電車になっていました。車体には萌え系の絵が描かれていました。車内はやや混雑していて、私は最前部の位置で立席となり、前面展望する事にしました。



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電車は富山駅北を発車し、まずは軌道線区間(路面区間)を走ります。奥田中学校前の手前からJR西日本富山港線の線路を流用した鉄道線区間へと入り、スムーズに北へ走ります。



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鉄道線区間にはJR時代からの駅と新設駅がありますが、JR時代からの駅もホームなど駅施設が撤去されて低床車用ホームが新たに設置されています。また、城川原から先は北陸本線貨物支線廃線跡と並走し、廃線跡では遺構が見られました。富山港線は盲腸線という事もあり駅ごとに乗客が減少しました。そして富山駅北から24分で終点の岩瀬浜駅に到着しました。



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JR時代の面影が失われた岩瀬浜駅では車両や駅施設、駅前を撮影しました。車両を撮影していた時、近くでは萌え系ファン(?)が必死に車両を撮っていました。そして折り返し電車に戻ろうとしたらドアが閉まっています…。もしかして乗り遅れたのか…と思ったらドアが開き、車内へ入りました。どうやら車内保温のためにドアを締め切っていたようですが、富山ライトレールの車両は半自動式でないのでドア横に押ボタンもなく、事情を知らない人は焦ってしまいますね…。

復路では最後部に陣取り、後方展望をして富山駅北まで戻りました。乗客は駅ごとに増えて富山駅北到着時点では立客もいました。



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富山駅北電停で富山ライトレールと別れを告げ、再び地下道を通り駅南側へ。今度は富山駅前電停から富山地方鉄道富山市内軌道線の大学前行き電車に乗りました。車両は単行の8004号で、乗客は少なく私は最後部に着席して側方と後方を展望する事にしました。


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電車は電鉄富山駅南側にある富山駅前を発車し、工事中の富山駅を右手に見て富山駅前中央交差点を左折します。2年後の2015年には新幹線駅の高架下まで新線が開業するので、その際は乗りに来なければ…と思いました。電車は市街地を南下し、丸の内電停を発車後は交差点を右折して、左折する富山都心線と分かれます。その後は市街地を西へ進み、安野屋を過ぎると新しく架け替えられた富山大橋を渡ります。新橋梁は旧橋梁より北側にあり、線路も移設され、同時に複線化されました。今回大学前行きに乗ったのはこの区間の乗り直しの為です。



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富山大橋を渡った後も真新しい複線区間を走り、15分の乗車で終点の大学前に到着しました。



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大学前電停では車両と電停を手っ取り早く撮影し、折り返し電車に乗車しました。乗客はそこそこいましたが、今回も最後部の席を確保し、後方展望して今度は富山駅前では下車しないで終点の南富山駅前まで33分間乗り通しました。富山駅前から乗客が増えたものの繁華街にある西町までで大半が下車してしまい、以後はガラガラの状態でした。



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南富山駅前電停に到着後は、目の前にある鉄道線の南富山駅へ。改札で富山地方鉄道の鉄道線が1日乗り放題の『ダブルデッカー車輌導入記念1日フリー乗車券』(3,000円)を提示し、16時28分発の不二越線・電鉄富山行き電車に乗車しました。車両は元京阪旧3000系の10030形2連で、空いていたので私は転換クロスシート窓側席に着席しました。



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道中は車窓風景を眺めていました。稲荷町駅では車庫に眠っている、元京阪の2階建て車両を使用したデビュー前の『ダブルデッカーエキスプレス』を撮影しようと試みましたが、今回は順光という事もあり、何とか撮影できました。



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稲荷町からは本線の複線区間を走り、南富山から10分で終点の電鉄富山に着きました。南富山~電鉄富山は軌道線と競合していますが、さすがにスピードは鉄道線に軍配が上がりますね。

電鉄富山駅到着後は仮駅状態のJR富山駅へと向かい、プレハブの建物内で富山土産を買いました。その後は自動券売機で加古川までの乗車券と大阪までの自由席特急券を購入して、駅弁を買ってから入場しました。そしてホームでは北陸本線の上り特急『サンダーバード40号』の乗車待ちの列に加わり、列車が入線後に乗車しました。車両は683系4000番台9連で、私は何とか窓側席に座れました。富山駅発車時点で窓側席が埋まるほどの乗車率となりました。



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特急『サンダーバード40号』は定刻の17時11分に富山を発車しました。私は車窓風景を眺めていました。所々で建設中の北陸新幹線の高架橋を見る事ができました。金沢駅では後方に681系3連を増結して12両編成となりました。この金沢で自由席はさらに乗客が増えましたが、私の隣席には誰も来ませんでした。金沢を発車後は夕暮れ時の車窓風景を眺めていましたが、8月も中旬となると日没が早くなり、18時30分に芦原温泉を発車した後、太陽は西の山々の稜線に沈んで行きました。



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福井からは次第に暗くなってきたので車窓風景を諦めて富山駅で買った駅弁『富山湾弁当』を食べました。美味しかったです。



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食後、北陸トンネルを抜けると夜空へと変わりました。同時に眠くなってきて寝てしまいました。目が覚めたのは京都到着時で、以後はスマホをいじりながら2度寝を我慢しました。そして特急『サンダーバード40号』は定刻の20時37分に終点の大阪駅の3番線に到着しました。富山から3時間26分の乗車時間でしたが、あっという間に感じましたw



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大阪駅では同じホーム向かい側の4番線に発着するJR神戸線の新快速・姫路行き(223系8連+4連)に乗車し、芦屋から通路側席に着席してスマホをいじり続け、眠らずに加古川駅で下車できました。21時37分着でした。


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加古川駅にて下車後はそのまま帰宅し、3泊4日に及んだ乗り鉄旅行が終了しました。


(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)