E351系電車(JR東日本)【特-1グランプリ・エントリーNo.19】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1


新幹線を除くJR在来線特急形車両No.1を決める特-1グランプリのノミネート車両をUPしています。
エントリーNo.19は、JR東日本に在籍する特急形電車・
E351系を紹介します。
ちなみに、E351系以後の新形式は形式番号の頭に「E」を冠する事になりました。E351系は記念すべき第一号です。


E351系電車は、特急『あずさ』で使用されていた183系の老朽取替、
そして中央道を走る高速バスに対抗すべく高速化のために1993年にデビューしました。
JR東日本の営業用旅客車両で最初に制御付き自然振子装置を採用し、高速化に貢献しました。
基本編成が8連で、付属編成が4連です。


車体ですが、651系と似た感じの高運転台構造となり、
基本編成と付属編成を併結した場合に中間になる側の先頭車両には貫通扉が設けられています。
先頭部には3色LEDディスプレイによる大型の種別・愛称表示器が設置されています。
鋼製車体で、VVVF制御が採用されています。営業最高速度は130km/hです。
振子式のために曲線通過速度が向上している反面、車体断面形状は車両限界を超えないように小型化(卵型)されました。


イメージ 2
(Wikipediaの写真を使用)

グリーン車の室内です。
グリーン車は2列+2列配置となりました。シートピッチは1,160mmです。
普通車はシートピッチ970mmのリクライニングシートです。
背面テーブルは装備されておらず、代わりに肘掛にインアームテーブルが内蔵されています。
また、客室出入口上にはLED車内案内表示器があります。



JR東日本のE351系電車に対する私の勝手な評価(平均値)は
評価項目点数
外観・デザイン24点
車両性能25点
車内・居住性21点
乗りたい度21点
合計 91点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、91点でした。デザインや性能は優れているものの、振子式ゆえに居住性がマイナスですね。
また、ビジネスライクな感じなので魅力はイマイチでしょうか。


E351系は現在、特急『スーパーあずさ』を中心に使用されていますが、
既に後継車両であるE353系への置換が発表されています。

となると、『スーパーあずさ』からは撤退となりますが、まだ車齢が若いので、
185系や189系に代わり波動用や臨時列車用として余生を送るそうです。
但し、より新しくて使い勝手の良いE257系0番台も余剰となるので一気に廃車の可能性もゼロではありません。

乗車・撮影は優先的に!
最後に、E353系は営業列車としてデビューしていないので今回の特-1グランプリにはエントリーしていません。
(デビュー後に特-1グランプリが続いていれば追加掲載予定)

ご了承下さいm(_)m
(参考:Wikipedia)