早めに乗っておいた方がよいかもしれない路線(35・神戸電鉄粟生線) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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このミニコーナーでは、
全国で廃止される可能性のありそうな路線を独断と偏見で取り上げています。
更新は不定期です。ご了承下さい。


今回35回目は、兵庫県神戸市北区鈴蘭台から西へ分岐し、
西区の押部谷町、三木市、小野市を通り粟生駅へ至る神戸電鉄の通勤・通学路線である
神戸電鉄粟生線です。

一見、廃止とは程遠い路線のように思えますが、
近年は少子高齢化や車社会の浸透における利用客減はもとより、
三木市の住宅地と神戸三宮を直結する路線バスの充実により利用客の落ち込みが激しいです。
利用客減少の他に、過去の輸送力増強投資のツケもあり赤字が続いて苦しい運営を強いられ、
以前より神戸電鉄が粟生線の廃止を検討しています。

現在は沿線自治体の補助や末端部の運行本数削減などの合理化で全線で営業を続けていますが、
補助金が打ち切られた場合は予断を許さない状況になります。

もし廃止となれば全線ではなく末端部の部分廃止と思われますが、
廃止区間は粟生~小野・三木・恵比須・志染のいずれかになると予想しています。

粟生線より厳しい状況の路線はいくらでもありそうですが、
このレベルで存廃問題が出るとはショックですね…。

いずれにしても、できるだけ早くの踏破をお勧めいたします。