キハ183系気動車基本番台(JR北海道)【特-1グランプリ・エントリーNo.1】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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新幹線を除くJR在来線特急形車両No.1を決める特-1グランプリのノミネート車両を今回よりUPしていきます。
エントリーNo.1は、JR北海道に在籍する特急形気動車・キハ183系基本番台を紹介します。


キハ183系初期型は、キハ80系の老朽取り替えを目的に、
国鉄時代の1979年に試作車が、1981年に量産車が投入されました。
初期型の全車両が北海道地区に集中投入されています。

先頭車は非貫通の高運転台式で、特急形電車と似た外観になりました。
当然、耐寒耐雪装備は当時としては万全でした。
駆動機関はキハ80系と比較して出力が強化され、営業最高速度は100km/hでした(後に110km/hに引き上げ)。


投入当初より一貫して北海道地区で使用されています。
しかし、後継車両の導入により運用線区が変更され、一部の車両は改造、廃車の道をたどっています。

そして、2017年度末までに基本番台がキハ261系に置き換えられる予定で、近いうちに全廃になるでしょうね…。


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(Wikipediaの写真を使用)

普通車の室内はシートピッチ940mmの簡易リクライニングシートでした。
(後に普通のリクライニングシートに取り替え)
グリーン車も製造されましたが、食堂車は導入されませんでした。


JR北海道のキハ183系気動車基本番台に対する私の勝手な評価(平均値)は
評価項目点数
外観・デザイン21点
車両性能15点
車内・居住性16点
乗りたい度14点
合計 66点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、66点止まりでした。国鉄形の中ではさほど悪くはないと思うのですが…。
やはり性能面で大きく見劣りしてしまいますね…。


キハ183系基本番台は現在、先頭車が特急『オホーツク』や『旭山動物園号』で運用されています。
中間車は『北斗』でも運用されているかもしれません。

既に2017年度までに引退する事が決定しています。

乗車・撮影はお早目に。

(参考:Wikipedia)