早めに乗っておいた方がよいかもしれない路線(30・名松線) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1

このミニコーナーでは、
全国で廃止される可能性のありそうな路線を独断と偏見で取り上げています。
更新は不定期です。ご了承下さい。


今回30回目は、三重県中部の松阪から西へ走り、奈良県境に近い伊勢奥津駅(津市)へ至るJR東海のローカル線、
名松線(松阪~伊勢奥津)です。

おそらくJR東海で一番のローカル線でしょう。
路線名の通り、松阪と名張を結ぶべく松阪側から建設が進みましたが、名張には到達しませんでした…。
現在、松阪と名張の間は近鉄山田線・大阪線により結ばれています。

2009年に末端部で自然災害が発生し、家城~伊勢奥津で長期運休を強いられています。
三重県・津市がメインになって復旧工事が進行しており、翌2016年春には復旧予定です。

しかし復旧しても利用客低迷は目に見えています。
先日、JR西日本が災害復旧から間もない三江線の存廃に言及した記事が出たこともあり、
災害復旧しても安泰とは言えない状況です。
とはいえ、経営の安定度が高いJR東海の路線なので、災害復旧後しばらくの間は大丈夫でしょう。

万が一利用客低迷による廃止となれば、全線廃止か部分廃止が考えられますが、
部分廃止ですと末端部の家城~伊勢奥津でしょうね…。

また自然災害が発生しないとは限りません。
念のために、できるだけ早くの踏破をお勧めいたします。