第777回('11) 九州新幹線既設区間でグリーン車に乗り、鹿児島本線と山陽新幹線を乗り | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…

記念すべき?シリーズ777回目ですwwwwwww

2011年3月19日~20日、1泊2日の日程で九州へ。3月12日に開業してまだ間もない九州新幹線鹿児島ルートの延伸開業区間、博多~新八代の乗りつぶしを中心に乗り鉄旅行を楽しみました。

今回は2日目の内容です。帰りの道中は、鹿児島中央~新八代でグリーン車に乗り、新八代~博多は在来線、そして博多からは山陽新幹線とJR神戸線を乗り継いで兵庫県加古川市の自宅へと帰りました。
今回の日程 2011年3月20日(日) 

鹿児島中央802(九州新幹線・さくら404号)848新八代900(鹿児島本線・5326M)1040大牟田1041(4238M快速)1144博多1237(山陽新幹線・ひかりレールスター560号)1450姫路1457(JR神戸線・3270M新快速)1507加古川

【帰宅】
この日は6時半に起床し、ホテルの和食バイキング(料金不要)を食べてからホテルをチェックアウトしました。宿泊料3,950円にしてはサービス満点のホテルでした。ホテルを出て私は鹿児島中央駅へと向かいましたが、その前に少しだけ、今回の乗り鉄で1度も乗れなかった鹿児島市電を撮影しました。



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そして鹿児島中央駅へと入り、自動券売機で新八代までの乗車券と特急券を買うのですが、折角なので今回はグリーン車に乗ってみようと思い、2,000円の特急料金を奮発して今回はグリーン車に乗車する事にしました。きっぷを購入後は自動改札機を通って高架ホームへと上がり、入線している新幹線車両を撮影したり眺めたりしましたが、ホームの有効長が8両ギリギリなので、N700系の場合はなかなか上手く撮影できませんでした…。



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また、終端部からは桜島を望めるはずでしたが、この日はあいにくの曇天で、桜島はモヤの中に隠れていて頂上が見えませんでした…。しばらく待っていると、入線していたものの客扱いしていなかった乗車列車『さくら404号』新下関行き(N700系8連)の車両ドア、そして可動式ホーム柵が開き、いよいよ乗車開始です。グリーン車は6号車で、半室構造でした。私は客室乗務員の迎えを受けて乗車し、指定された窓側D席に座りました。新幹線のグリーン車の座席は山陽新幹線の『こだま』で体験したことがありますが、グリーン車自体は初めてで、とても興奮していましたw 座席は2列+2列配置で、リクライニングは電動で感動しました。乗客は4~5人で少なかったです。



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『さくら404号』は定刻に鹿児島中央を発車し、すぐにトンネル区間へと入りました。そして発車後すぐに客室乗務員がやって来て、おしぼりとキャンディーを貰いました。キャンディーは以前に『リレーつばめ』で貰った物と同じ絵柄でしたが、袋詰めの片面には『九州新幹線にご乗車下さいましてありがとうございます。平成23年3月12日、九州新幹線全線開業を迎えることが出来ました。今後も更なるサービス向上に努めて参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。客室乗務員一同』と書かれた紙片が入っていました。



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道中の明かり区間では車窓風景を眺めていましたが、天気が悪くて今一つでした…。また、トンネル区間ではグリーン車の快適さを心底味わいましたw 列車は川内(せんだい)、出水(いずみ)、鹿児島県から熊本県へと入って新水俣と停車していき、肥薩線が並走している球磨川を渡ると、ほどなくして新八代に着きました。このまま快適なグリーン車に乗り続けたいと思いつつ、名残を惜しみながら下車しました。客室乗務員が見送ってくれました。



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新八代駅では改札を出て、前日に引き続き在来線ホームへ。今度は『八代→加古川(かえり)』の乗車券を提示して入場しました。そして鹿児島本線・八代発鳥栖行きの普通列車に乗車しました。車両は私の好きではないオールロングシートの815系2連で、車内は程々混雑していたので私はドア脇に陣取り、確実に車窓風景を眺めることにしました。



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道中は八代平野、そして熊本平野の風景を眺めましたが、やはり悪天候でイマイチでした…。そして長時間停車した熊本では多くの乗客が入れ替わりましたが、乗客数はさほど変わらず、軽い混雑状態が続いていました。その結果、一旦持ち場を離れてしまうとドア脇の場所も他の人に取られてしまう可能性が高かったので私は少ししか動けず、少しだけ車外へ出て乗車列車の車両を撮影するのがやっとでした…。それでも、何とかドアから『SL人吉』を撮影できました。



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熊本を発車後は雨が降り出しました。その結果、車窓風景の良好な写真を撮ることができなくなったのが残念でした…。田原坂では観光客と思われる乗客が数人下車しました。



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その後も車窓風景が満足に望めませんでした。そして荒尾を過ぎると列車は熊本県から福岡県へと入り、大牟田に到着しました。列車は鳥栖行きですが、大牟田駅では快速・小倉行きが1分の接続で先発するので、私をはじめ大半の乗客が一斉に同じホーム反対側に停車している快速へ大移動しましたw 快速は813系3連×2で、転換クロスシート主体ですが窓割とシートピッチが不一致なので、私は窓割と合った空席を探して、その窓側席に座りました。大牟田~福岡は西鉄とも競合している為か、窓側席が埋まるほどの乗り具合でした。



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快速は大牟田を発車しましたが、やはり雨が降っていて満足に車窓風景を眺められませんでした…。それでも私は見える範囲で車窓風景を眺め続けました。一方、乗車率はなかなか上がらず、博多へは九州新幹線も使える筑後船小屋や久留米でもさほど乗客が増えませんでした。しかし、鳥栖(佐賀県)からは乗客が増え始め、基山や二日市などでも多くの人が乗ってきて座席が埋まりました。しかし混雑というレベルではありませんでしたが…。その後は都市部へと入り。大牟田から1時間4分で快速は博多に着きました。私をはじめ多くの人が下車しました。鳥栖~博多は特急『リレーつばめ』が廃止された事で線路容量に余裕ができたと思われますが、快速は以前と同じように流しながら走っているという印象でした。



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ちょうどお昼頃に着いた博多駅では、1・2番ホームにあるラーメン屋でとんこつラーメンを食べました。博多には多数のラーメン屋がありますが、私にとっては駅ホームのラーメン屋はかなり上位にランクされる美味しさです。また、私は替え玉を頼みましたが、本州ではあまり替え玉の習慣がないので、私がどんぶりをカウンターに出そうとすると、店員は「丼は元の位置で大丈夫ですから…」と言うので、どうやって替え玉を持ってくるのかと思いきや、茹でた麺をザルごとカウンター越しに私のどんぶりの上に持ってきて、麺を入れました。店員は私の事を「よそ者やな…」と思ったはずですが、多分「よそ者」は替え玉注文時に一度は戸惑ったことがあるのではないでしょうか? まぁ、店によっても替え玉を持ってくる方法は違うのですが…。



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ラーメンを食べ終わった後、ホームには885系(青帯)が入線していました。『かもめ』か『ソニック』かは失念しましたが…。また、1・2番ホームの門司港方には水戸岡デザインの遊具(?)がありました。



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その後は一旦改札を出て、博多口の新駅ビルを撮影しました。雨は上がっていてました。多くの人が歩いていましたが、開業1週間後にしては少なかった印象でした。やはり自粛ムードの影響でしょうか?



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そして私は新幹線改札へと移動し、姫路までの指定席特急券を買って山陽新幹線・博多発新大阪行きの『ひかりレールスター560号』に乗りました。700系8連で、私は4号車指定席に乗りました。私は窓側席に座りました。まぁ、直前に窓側席を確保できるくらいですから、車内は空いていました。レールスターの4号車は元々『サイレンス・カー』でしたが、3月12日の九州新幹線との直通運転開始を機に廃止されました。



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レールスターは定刻に博多を発車しました。私は車窓風景を眺めていたのですが、雨上がりの状態で風景はイマイチでした…。途中では居眠りしてしまいましたが、何とか起きて無事に姫路駅で下車できました。今回は行き帰りとも『ひかりレールスター』でしたが、機会があれば『みずほ』『さくら』で自分も九州新幹線へ直通してみたいですねw

姫路駅ではJR神戸線の上り新快速に乗り継ぎました。223系4連の後部に新型の225系8連を併結していて、私は初めて225系に乗りました。車内の構成は223系と大差ありませんでしたが、中吊りの部分にモニターがあったり、窓割とシートピッチが一致しない部分が目に付きました。まぁ、窓割に関しては午前中に乗った813系よりはマシでしたが、やはり改善の余地があるのでは…と思ってしまいます。車内は空いていたので、私は窓割と一致する座席に着席して加古川まで225系の初体験を味わいました。



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加古川駅で下車後は、買い物をしてから帰宅しました。これをもちまして、九州新幹線(博多~新八代)乗りつぶし旅行は終わりました。

(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)