東京駅から7時間でどこまで行けるか?【JRの普通列車限定】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の6時間編の続きです。

今回は、理論上でJRの普通列車を使用して東京駅から7時間でどこまで行けるのかを調べてみました。

条件は自己中心的で無茶苦茶ですが、以下の通りです。
◆『青春18きっぷ』で乗車できる列車に限る。

 すなわち普通、快速です(新幹線は不可。特急は特例区間のみOK)。
 但し、一部の例外を除き普通車自由席のみ利用可能とします。
 (例外としてホームライナーでしか通れない東海道貨物線は利用可能) 

 原則としてJR線のみ利用が前提ですが、
 並行在来線を転換した第三セクター鉄道、JRの普通列車が乗り入れている通過型の三セクは利用可能。
  (一部例外あり) 
 
 また、『ムーンライトながら』などの臨時列車も利用不可とします。


◆一応、同区間を運行する最速列車を基準として算出(平日運転の定期列車に限る)。


◆主要駅(熱海、黒磯、高尾など)での乗換は一律5分としてカウントします。
 但し、地上ホームから地下ホームなどへの長時間移動を伴う乗換は10分としますが、
 スタート地点の東京駅に限り総武ホーム、京葉ホームへの移動は0分とします。
また新たなルールができれば追加いたします。

それでは、普通列車で東京駅から7時間で行ける理論上の限界は…


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地図で見るとこのような感じです。
6時間以上7時間以内で行ける範囲は青線で表示しています
(赤線は3時間以内、水色線は4時間以内、橙色線は5時間以内、桃色線は6時間以内)。
尚、緑の枠内にある赤線、水色線、橙色線、桃色線、青線の引いていない線区は、
全て東京駅から7時間以内で到達できます。
東北地方で細い桃色線が見られますが、これは不通区間を表示したものです。

JR東日本エリアのみならず、JR東海エリアをも通り越して
JR西日本エリアへ本格進出できるようになりました。

今回で、西日本方面は新たに滋賀県、富山県へ到達できるようになりました。
一方、東日本方面は宮城県、山形県、新潟県で足踏み状態です…。
尚、伊勢鉄道伊勢線についてはJR主体の列車(快速『みえ』)が運行しているので
使用する前提です(運賃は別途必要)。

東海道本線側から時計回りで紹介します(営業キロは主な駅のみ掲載)。

まずは西日本方面です。
路線名駅名東京駅からの営業キロ東京駅からの概ねの所要時間
参宮線外城田462.7km7:00
紀勢本線(新宮方)相可463.3km7:00
名松線権現前458.5km7:00
紀勢本線(津回り)下庄442.4km6:46
紀勢本線(亀山回り)下庄431.4km6:49
関西本線加太437.0km6:57
東海道本線南彦根455.2km7:00
北陸本線(米原回り)田村450.6km6:58
東海道本線(赤坂支線)美濃赤坂415.0km6:19
高山本線上麻生439.5km6:57
中央本線(名古屋回り)瑞浪409.5km6:17
中央本線(東京回り)瑞浪346.8km6:21
飯田線(豊橋回り)大嵐374.4km6:57
飯田線(辰野回り)為栗317.1km6:58
大糸線(松本回り)小滝327.2km6:54
大糸線(糸魚川回り)小滝390.0km6:55
北陸本線(直江津回り)406.3km6:56
(※)美濃太田へは岐阜~高山本線経由6:33、多治見~太多線経由6:36です。

続いて東日本・北日本方面です。
路線名駅名東京駅からの営業キロ東京駅からの概ねの所要時間
飯山線(豊野回り)平滝275.8km6:04
飯山線(越後川口回り)平滝299.8km6:02
越後線(柏崎回り)小島谷333.7km6:10
越後線(吉田回り上り)小島谷327.7km6:09
越後線(吉田回り下り)新潟大学前328.8km6:16
越後線(新潟回り)新潟大学前345.4km6:17
白新線(新潟回り)佐々木354.9km6:26
白新線(新発田回り)佐々木351.0km6:24
羽越本線村上378.1km6:50
米坂線(坂町回り)越後片貝384.3km6:59
磐越西線(新津回り)三川349.9km6:21
只見線(会津若松回り)会津川口352.1km6:41
磐越西線(郡山回り)三川371.1km6:28
米坂線(米沢回り)越後金丸380.7km6:56
左沢線左沢386.1km6:56
奥羽本線袖崎394.3km6:58
仙山線(山形回り)面白山高原380.2km6:42
仙山線(仙台回り)面白山高原394.3km6:46
陸羽東線塚目407.1km6:58
東北本線(利府支線)利府364.1km6:09
東北本線新田416.2km6:57
気仙沼線前谷地407.8km6:57
石巻線石巻422.9km6:57
仙石線(仙台回り)高城町376.8km6:24

以上です。

7時間あれば西日本側は愛知県、岐阜県、三重県、滋賀県、長野県、新潟県、富山県、
そして東日本側は新潟県、福島県、山形県、宮城県まで行けます。相当遠くへ行けますね~。
東海道本線で滋賀県の南彦根、東北本線では宮城県の新田まで到達できます!
尚、石巻へは仙台からの直通快速での所要時間で、前谷地~石巻間の途中駅へは7時間で到達不可能です。

また、愛知県は全線全駅に到達可能ですが、
より東京に近い長野県と静岡県には到達不可能な駅があるという珍現象が発生しています。
いずれも飯田線の一部の駅で、駅数の多い飯田線がいかにスローペースであるかを物語っています。


主要都市や主要駅でいえば、
津、亀山、米原、美濃太田、南小谷、糸魚川、新発田、山形、小牛田
などへ到達可能です。
新たに到達可能な県庁所在地の代表駅は、山形市、津市の2都市です。

また、観光地でいえば、関ヶ原・日本ライン・親不知・松島など…

到達距離は東海道本線系統で400km台、東北本線系統でも約400kmと、概ね表定速度60km/h前後ですね。


また、域内の主要駅への時間を以下に記します。
駅名東京駅からの営業キロ所要時間
432.4km6:30
亀山425.9km6:38
大垣410.0km6:08
米原445.9km6:47
(※)美濃太田423.6km6:33
南小谷305.5km6:14
糸魚川376.4km6:29
新発田344.7km6:12
山形359.9km6:11
小牛田395.0km6:38
(※)岐阜から高山本線経由。
  太多線経由ですと距離は高山本線経由より短いですが、所要時間は余計にかかります。


7時間もあれば普通列車でも結構遠くまで行くことができます。
日帰り往復は可能ですが、現地で少ししか滞在できず、実質的にとんぼ返りの状態になりますね…。
しかし、1泊2日ですと余裕のある旅が可能です。

皆様もぜひ鈍行の旅をされてみてはいかがでしょうか?
(但し、『Suica』はJR東海エリア、JR西日本エリア、
東北エリア、新潟エリアへまたがって利用することができないので注意が必要です)


今回のコーナーは完全に自己中な企画ですwww
つまらないと思われた方はスルーして頂ければ結構かと思います。

また、間違いがあれば遠慮なくコメント欄にてご指摘願いますm(_)m
但し、論調があまりにも上から目線過ぎると不快感を表明することもありますのであしからずw

(参考:JR時刻表、JTB時刻表)