第639回('09) 東海道貨物線を再び乗り鉄、そして北陸新幹線(長野新幹線)で長野へ | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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前回の続き…

2009年4月30日~5月2日、ゴールデンウィーク期間は2泊3日の日程で関東地方・北信越地方を乗り鉄しました。
例年であればもう少し長期間の旅となるのですが、やはりリーマンショックの影響が大きくて…。
今回は新規乗りつぶしの旅ではなく、一度乗った線区の車窓風景を撮影することがメインとなりました。

今回は2日目前半の内容です。
小田原から東海道貨物線を経由するホームライナー『おはようライナー新宿』に乗車して、車窓風景を撮影しました。
そして東京駅へ向かい、北陸新幹線(長野新幹線)に乗って一気に長野へ移動しました。
今回の日程 2009年5月1日(金) 【前半】 

平塚601(東海道本線・725M)621小田原646(東海道貨物線→湘南新宿ライン・3452Mおはようライナー新宿22号)758新宿806(中央線快速・快速)820東京840(東北新幹線→上越新幹線→北陸新幹線【長野新幹線】・あさま509号)1022長野

【後半へ続く】


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この日は4時半頃に起床し、朝食後にホテルをチェックアウトしました。そして平塚駅へと向かい、東海道線下り普通列車に乗車しました。今は東海道線東京口から引退した211系10連+5連でしたが、ガラガラだったので私は着席して車窓風景を眺め、小田原まで移動しました。

小田原駅では一旦改札を出て再入場し、6番線で『おはようライナー新宿22号』の入線を待ちました。ライナー券は予め前日に購入しています。まずは品川行きの『湘南ライナー4号』が先発し、その後に『おはようライナー新宿22号』が入線してきました。車両は今回も185系10連で、私は指定された3号車自由席の窓側席に座りましたが、車内はゴールデンウィーク機関だからかガラガラでした。ひとつ気になったのが、私の2列前の席に小学生の男の子が乗っていたことです。この列車に乗るということは、かなりの遠距離通学ですね…。



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『おはようライナー新宿22号』は定刻の6時46分に小田原を発車し、すぐに東海道貨物線に転線しました。そして国府津や平塚を通過して茅ヶ崎に停車しましたが、結構な数の人が乗車してきました。そして次の藤沢でも大量乗車があり、一気に満席となりました。田舎者の私は首都圏の輸送需要の大きさに驚きを隠せませんでした…。
藤沢からは渋谷までノンストップで走ります。引き続き東海道貨物線を進みますが、大船の鎌倉車両センターでは『成田エクスプレス』用の新車・E259系が留置されていました。列車は東戸塚を過ぎると東海道線が分かれ、続いて横須賀線列車の走る元・貨物線とも分かれるとトンネルへと入ります。そしてトンネルを出ると横浜羽沢駅へと差し掛かりますが、夜間走行だった前日とは違い、今回はハッキリとその全貌を見渡すことができました。将来は相鉄の神奈川東部方面線がここまで延びてくるようで、楽しみですね。



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その後は再びトンネルへと入り、しばらくしてトンネルを出るとそこはもう鶴見です。京浜東北線の電車も見ることができました。そして東海道貨物線と分かれ、横須賀線列車の走る旅客線と並行して品鶴線へと入ります。新鶴見信号場では旅客線へと転線し、東海道新幹線と並走するようになります。その後、建設中の武蔵小杉駅を通過すると多摩川を渡り東京都へと入ります。掘割区間や高架区間を進み西大井を通過すると列車は減速し、旧蛇窪信号場で右側へ分岐し、大崎支線を走ります。右手に東京総合車両センターが見えてくると、りんかい線が地下から顔を出して大崎駅を通過します。その後は山手貨物線に合流し、山手線と並走して走り渋谷に到着しました。下車客は思ったほど多くなかったです。渋谷からは速度を落として走り、小田原から1時間12分、7時58分に終点の新宿に到着しました。小田原からの小学生は新宿まで乗り通していました(と記憶しています)。また、茅ケ崎・藤沢~新宿の乗客が大半で、小田原~新宿を移動する人は運賃の安い小田急へ流れているのでしょうか? ちなみに前日、東京~小田原で乗った『湘南ライナー1号』では小田原まで乗り通した人は結構いました。



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また、新宿駅では消えゆく運命にある253系特急『成田エクスプレス』が停車していました。



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新宿では中央線快速に乗り換えました。上りホームでは電車が到着するごとに多くの人が階段に殺到していました。その流れをかき分けて、8時06分発の快速・東京行きに乗車しました。E233系10両編成で、殺人的な混雑ではないとはいえ車内は結構混雑していました。当然ながら車窓風景どころではなく、ドア付近の吊革につかまってラッシュの混雑に耐えました。そして御茶ノ水駅で混雑は緩和され、新宿を発車して14分後の8時20分に終点の東京駅に到着しました。

東京駅では自由席特急券を購入して東北・上越新幹線乗換口を通過しました。そして8時40分発の北陸新幹線(以下:当記事では「長野新幹線」)・『あさま509号』に乗車しました。E2系N編成8両編成で、私は1号車自由席の窓側E席に着席しました。乗車率は低かったです。



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『あさま509号』は8時40分に東京を発車し、上野、大宮と停車していきます。大宮発車時点で窓側席がほぼ全て埋まりました。その後は上越新幹線を進み、車窓風景もローカル色が濃くなってきました。そして高崎を発車後は高速分岐器を通って長野新幹線へと入り、車窓風景を眺めていましたが、すぐに山間部へと入り、トンネルが連続するようになります。新幹線の秘境駅とも言える安中榛名を過ぎると迂回しながらも在来線時代の難所だった横軽の碓氷峠を難なく越えて信州・長野県へと入り、軽井沢に着きました。
軽井沢から先は各駅に停車していきますが、やはり大半の区間がトンネルで車窓風景の点では満足できませんでした…。そして最後は長野盆地の平坦な区間を走り、東京を発車して1時間42分後の10時22分に終点の長野に到着しました。在来線時代は3時間以上かかっていたであろう東京~長野が2時間圏内ですか…。新幹線の効果は絶大ですね。



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下車後は将来の本線になる終端部を見てから改札を出ました。



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乗車予定の列車まで時間があったので、ここで昼食を食べることとし、駅前にある「松屋」で牛焼肉定食を食べて午後からの乗り鉄に備えました。

(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)