小田急新松田駅構内のJR松田駅への連絡線 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1
特急『あさぎり』で使用される『 MSE 』こと60000形電車です。

  

小田急電鉄小田原線新松田駅構内(新宿方)には、小田原線新宿方JR御殿場線松田駅を結ぶ連絡線があります。
今回は、新宿~御殿場の特急『あさぎり』(現・『ふじさん』)や、甲種輸送列車も通るこの連絡線を簡単に紹介します。

  

尚、全区間単線電化で延長約400mの連絡線は、小田急の新松田駅構内扱いとなっています。

  
  

イメージ 2
(Yahoo!地図を使用)  

  
  

踏破達成時   2006年9月  
撮影時   2006年9月、2009年12月  

  

  

秦野を発車すると、渋沢を経て山間部を走ります。やがて平野部へ出て東名高速道路をアンダーパスして川音川を渡ると、国道255号をアンダーパスします。
その後、下りの特急『あさぎり』は渡り線を通って上り線へ転線します。

  
  

イメージ 3
(小田急小田原線本線を通る列車内より撮影)そして右へ分岐して、勾配を上りながら小田原線を見下ろす形になります。

  
  

イメージ 4
(小田急小田原線本線を通る列車内より撮影)やがて右へカーブして御殿場線に寄り添います。

  
  

イメージ 5
(連絡線を通る列車内より撮影)

  
  

イメージ 6
JR御殿場線を走行中の列車より連絡線のほぼ全容を望む。
御殿場線の方が高い場所を走っています。

     
     

イメージ 7
最後は御殿場線に寄り添い、松田に到着します。

  
  

イメージ 8
松田駅にて。連絡線を通る『あさぎり』は写真の島式ホーム(2、3番線)ではなく、
上下列車とも写真奥側にある北口駅舎に面した1番線に発着します。

  

松田を発車後は御殿場線に合流して、『あさぎり』は御殿場へと向かいます。

  

  
乗り鉄の注意点  

今回の連絡線は営業列車では新宿~御殿場の特急『あさぎり』のみが通過します。
(車両は『 MSE 』60000形6連・全車指定席)  
但し、『あさぎり』は3往復のみ(他に土休日に1往復)の運転で本数が少なく、全列車が全車指定席なので特急券が必要です。

  

運賃について、松田駅で乗降する場合は新松田発着の乗車券が有効で、ICカードは駅窓口で提示すれば処理してもらえます。
また、新松田駅で途中下車可能な小田急の特別企画乗車券類では松田駅で下車、そして新松田駅へ移動して旅行続行が可能です(逆ルートも可能)。  

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
(秦野駅)   小田急電鉄:小田原線 (直通運転)  
(※1)松田駅   小田急電鉄:小田原線 (新松田駅まで徒歩2分。改札外連絡)  
(※1)松田駅   JR東海:御殿場線 (直通運転)  
(※1)松田駅はJR東海・御殿場線の駅ですが、新松田駅と同一駅扱いです。       

  

(参考:Wikipedia)