キハ200系気動車 (JR九州)【鈍-1グランプリ・エントリーNo.83】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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新幹線を除く在来線の『鈍行』車両を紹介する鈍-1グランプリのノミネート車両、
エントリーNo.83は、JR九州の一般形気動車・キハ200系(キハ200形・キハ220形)です。

キハ200系は、筑豊地区のサービス向上の目的などで1991年に2両編成のキハ200形が投入されたのが最初で、
以降は指宿枕崎線や大村線などに投入されました。
また、単行運転可能なキハ220形は1997年~2009年にかけて断続的に製造され、
大分地区や長崎地区で運用されています。
さらに、2006年より増備されたキハ220形200番台は、
前面にバス用のLED表示器を搭載して外観が大きく変わりました。

性能的には、高出力機関のエンジンを搭載していて、最高速度は110km/hです。

また、キハ200系は水戸岡鋭治氏率いるドーンデザイン研究所がデザインを手がけた
JR九州における最初の新造車両です。


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写真はロングシート車の車内です。

キハ200系は番台により
転換クロスシート、オールロングシート、変則的セミクロスシートと
座席配置が分かれています。

一番多いのが転換クロスシート配置ですが、シートピッチと窓割が合わない部分があるのが残念です。

尚、全編成にトイレが設置されています。


JR九州のキハ200系気動車(転換クロスシート車)に対する私の勝手な評価は、
評価項目点数
外観・デザイン24点
車両性能19点
車内・居住性18点
乗りたい度16点
合計 77点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、77点でした。
水戸岡デザインの洗練された外観は高得点だったのですが、
窓割についての減点が大きく、魅力が低減してしまいました…。


キハ200系は、
久大本線、豊肥本線、日豊本線、大村線、長崎本線、佐世保線、指宿枕崎線
を中心に活躍しています。

初期車がデビューして既に20年以上が経過していますが、まだまだ増備される可能性はあります。
しかし、もし初期車にリニューアル工事が施されると外観や車内が大きく変更されるかもしれません。

乗車・撮影は後回しでも良いでしょうが、機会があれば注目してみて下さい!

(参考:Wikipedia)