第634回('09) 神戸電鉄有馬線・公園都市線などを乗り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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前回の続き…

今回も関西の乗り鉄です。
2009年4月5日、『スルッとKANSAI 3dayチケット』を使用して、日帰りの日程で六甲ライナーや能勢電鉄など、主に兵庫県の神戸・阪神間にある私鉄路線を乗り鉄しました。

今回は後半の内容です。
妙見山まで行った後は引き続き能勢電鉄を乗り鉄しました。そして兵庫県・三田(さんだ)へ移動して、神戸電鉄の各路線(粟生線を除く)を乗り鉄して帰宅しました。

尚、今回はある程度本文を簡略化させて頂きます(時刻、乗車率、車窓概況などの説明を一部省略)。
その代わりに写真を増量致します。ご了承下さい。
今回の日程 2009年4月5日(日) 【後半】 

妙見口1214(能勢電鉄妙見線)1224畦野1229(妙見線)1230山下1241-1245(日生線)1248日生中央1309(日生線→妙見線)1329川西能勢口1341(阪急宝塚本線・急行)1354宝塚1422(JR宝塚線・1163B)1438三田1450(神戸電鉄三田線→公園都市線)1503ウッディタウン中央1515(公園都市線)1523横山1527(三田線)1543有馬口1549(有馬線)1553有馬温泉1609(有馬線)1613有馬口1613(有馬線→神戸高速鉄道南北線)1650新開地1655(徒歩)1702高速神戸1717(神戸高速鉄道東西線→山陽電気鉄道本線・直通特急【赤】)1751東二見1753(山電・普通車)1759別府

【帰宅】
妙見の森ケーブル・妙見の森リフトで行く妙見山の訪問を終えて、能勢電鉄の妙見口駅に戻ってきました。ここから能勢電(のせでん)の乗り鉄を再開しますが、マニアックな内容になりますw 



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まずは川西能勢口行きの電車に乗車します。元阪急2000系の1700系4連で、私は後方展望を楽しみました。そして山下駅の次駅である畦野駅(うねのえき)で下車しました。



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畦野駅では一旦改札を出て駅舎を撮影してからから再入場し、今度は日生中央行き(1700系4連)に乗って山下駅まで戻りました。山下駅でも改札を出て駅舎を撮影して改札内へと戻り、今度は2号線(阪急と能勢電では「…番線」のことを「…号線」と呼称します)から発車する山下始発日生中央行き電車に乗りましたが、リバイバルカラーの1500系2連でした。私は後方展望を楽しむべく川西能勢口方の座席に座りました。



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電車は山下駅2号線を発車しましたが、日生中央とは逆の方向へと走ります。そして渡り線を通り、下り本線へ入ったところで停車し、スイッチバックして山下駅の1号線ホームへと入線しました。ここで改めてドアを開けて客扱いをして、ドアが閉まると今度は日生中央へ向けて走り出しました。





この面白い運転形態は、妙見線を通し運転する電車と日生線電車の乗り継ぎをスムーズに行えるように配慮しての措置で、階段を利用せずに済むので助かりますね。そして正規の日生中央行きホームでも客扱いを行うことで、山下駅から日生中央まで乗る乗客に対して乗り場を統一できているのも素晴らしいです。確かにスイッチバックのせいで時間は多少要しますが、仕方ないでしょう。まぁ、山下駅の日生中央方がカーブかつ下り勾配となっていて渡り線を設置できないことがスイッチバック運転に至る最大の要因でしょうが…。

そして3分の乗車で、この日2度目となる日生中央に到着。ちなみに「日生」とは日本生命保険の略で、かつて大阪・森ノ宮にあった「日生球場」も日本生命保険の球場でしたね。
私は昼食を求めて改札を出ましたが、駅前は意外と閑散としていて、飲食店はなさそうでした。仕方ないのでコンビニで弁当を買って、改札内へと入って停車中の電車内で速攻で食べました。



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その後は川西能勢口行きの電車(1700系4連)に乗って、今回も後方展望をしながら終点の川西能勢口駅まで乗り通しました。これで能勢電の乗り鉄は終了しました。



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川西能勢口駅では改札を出ずに阪急宝塚線に乗り換えました。今回は下りの急行・宝塚行き(6000系8連)に乗車しましたが、急行と言っても石橋~宝塚は各駅に停車します。JR宝塚線の充実ぶりが影響しているのか車内はガラガラだったので私は着席して車窓風景を眺めることにしました。電車は川西能勢口を発車し、雲雀丘花屋敷に停車しました。私はこの駅名がなぜか大好きで、駅名のイメージから華やかかつ閑静な高級住宅街なのかなぁ?と子供の時から想像していましたが、大人になって実際に駅名通りのイメージであることを知った時には驚きを隠せませんでした! ベスト・オブ・阪急の駅名に指名したいくらいですwww



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その後は左手に平井車庫へ向かう引込線を見てから山本、中山(現・中山観音)、売布神社(めふじんじゃ)、清荒神(きよしこうじん)とこまめに各駅に停車し、最後はJR宝塚線(福知山線)をオーバーパスしてから今津線と合流して終点の宝塚に到着しました。川西能勢口~宝塚は山の手の路線のイメージにピッタリな印象ですが、如何せん線形が悪すぎて、梅田~宝塚を直通利用するとなると時間がかかりますね…。これでは宝塚歌劇団の方々も梅田へ行くのにこっそりJRを使っているかも…と思ってしまいます(阪急しか使ってはならないというルールがあるかどうかは知りませんが…)。



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宝塚駅では改札外へと出て、国道176号線を渡って北側にあるJRの宝塚駅へ。混雑している丹波路快速をやり過ごして、JR宝塚線の下り普通・新三田行き(207系7両編成)に乗車して三田を目指します。車内はガラガラで、ロングシートの7人掛け席を独占して車窓風景を眺めながらの移動となりました。途中、1986年まで使われていた旧線跡を見ましたが、いつか行かねば…と思いました。そして16分の移動で三田に到着。私は下車しましたが、この山越えで運賃320円は安く感じました。



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三田では神戸電鉄に乗り換えました。駅舎の上にペデストリアンデッキが覆いかぶさってしまい、駅の場所が分かりづらくなった印象です。私は公園都市線のウッディタウン中央行き電車に乗りましたが、またしても1000系列の1100系3連で、2扉車でした。私が神戸電鉄に乗ると、いつもいつも1000系列に当たってしまうジンクスがありますww



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車内はガラガラで、公園都市線の将来も粟生線と同様に不安になってきます…。私は後方展望をして、終点のウッディタウン中央駅まで13分の小旅行を楽しみました。

ウッディタウン中央駅では駅の外へ出て、駅周辺を見回しましたが、まだまだ空地が多く開発の速度は鈍いようです。1990年代の三田市は人口の増加ぶりが凄かったですが、このままですと都心回帰の動きもありますし、さらなる発展はなかなか順調にはいかないかもしれませんね…。



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ウッディタウン中央駅からは折り返し電車(1100系3連)に乗って、また後方展望して横山駅まで戻りました。
そして、三田線の新開地行き電車に乗り継ぎましたが、こちらもさほど混雑していませんでした。車両は『ウルトラマン電車』3000系4連で、この3000系に当たるといつも喜んでしまいますwww 



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今回も後方展望をして、私は有馬口駅で下車しました。3000系が好きなくせに有馬口駅で写真を撮れなかったのは後悔していますが…。

有馬口駅では有馬温泉行きに乗り換えました。2000系4連で、そこそこの乗車率でした。



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私は今回も後方展望を楽しみ、長らく休止期間が続いていたものの2013年に廃止となった新有馬駅のホームなどを見ました。そしてトンネルを抜けると終点の有馬温泉駅に到着しました。



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有馬温泉駅にて下車後は改札を出て駅舎を撮影して、すぐに改札内へと戻りました。街には観光客が多かったです。そして折り返し電車(2000系4連)に乗車して、今回も後方展望をして有馬口駅に戻りましたが、意外と乗客が多かったです。

そして有馬口駅ではすぐの接続で新開地行き電車に乗り継ぎました。今度は5000系4連で、ようやく1000系列の呪縛から解き放たれたようですwww
私は今度も後方展望をしましたが、神戸電鉄の列車は運転士のみの1人乗務なので、乗務員を気にすることなく写真撮影ができる後方展望の方が自由がききますね。車内はやや混雑していて、北神急行電鉄北神線との接続駅である谷上で一旦減少しますが、祖母が生前に住んでいた山の街、北鈴蘭台、私の出生地である鈴蘭台と停車するごとにまた混雑してきました。そして鈴蘭台からは下り勾配が続き、有馬口から37分の乗車で終点の新開地に到着しました。



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新開地駅では改札を出て、2か月ぶりに地下街・メトロこうべを、卓球場やゲームセンター、古書街などを見ながら歩き、高速神戸駅の西口から入場しました。



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高速神戸駅からは山陽姫路行きの直通特急【赤】(山電5000系6連)に乗車し、座って東二見駅まで移動できました。
そして最後は同じく山陽姫路行きの普通車(3000系アルミ車4連)に乗り換えて別府駅で下車。
そのまま自転車で帰宅しました。

(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)