7000系電車 (JR四国)【鈍-1グランプリ・エントリーNo.78】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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新幹線を除くJR在来線の『鈍行』車両を紹介する鈍-1グランプリのノミネート車両、
エントリーNo.78は、JR四国の近郊形電車・7000系です。

7000系は、JR発足後の1990年、
予讃線松山地区の伊予北条~伊予市が電化された際に初投入されました。
その後も増備され、予讃線の高松~伊予市、土讃線の多度津~琴平で運用されています。

7000系は両運転台構造の制御電動車7000形(25両)と
片運転台構造の制御車7100形(11両)で構成されていて、
7000形単独または7000形と7100形を併結して運転されています。最大4両編成を組むことが可能です。
また、7100形は6000系の増結車としても使用されています。

7000系は路面電車を除いた両運転台構造の電車では日本で初めてVVVF制御が採用されました
(制御素子はGTOサイリスタ)。
車体は軽量ステンレス車体・片側3扉(中央扉のみ両開き)で、
同時期に製造された1000形気動車と似た感じです。
JR四国のコーポレートカラーである水色の帯を巻いています。


車内の写真はありません。⇒こちら(Wikipedia)を参照


座席配置は1000形と同じく中央扉を中心にクロスシートとロングシートが千鳥配置となっています。
また、トイレは設置されておらず、設置改造された車両は1両もありません。


JR四国の7000系電車に対する私の勝手な評価(平均値)は
評価項目点数
外観・デザイン20点
車両性能22点
車内・居住性16点
乗りたい度14点
合計 72点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、72点でした。1000形気動車とほぼ同じ点数です。
電車である分評価がアップした一方、トイレなしは減点となりました。

現在、7000系は前述のように四国島内の予讃線の高松~伊予市、
土讃線の多度津~琴平で運用されています。
トイレがないので本四備讃線【瀬戸大橋線】には原則として営業運転で入線できません。

最初の車両が製造されてから24年が経過しますが、
JR四国のことですからまだまだ使い続けるでしょう。
変化点があるとすれば、GTO-VVVF制御なので、制御素子をIGBTに取り替える可能性があるかも…。
「音鉄」の皆さんは早目に録音された方が良いかもしれませんね。

今回でJR四国編はひとまず終了です。
次回からはJR九州編へと入ります。

(参考:Wikipedia)