475系電車 (JR西日本)【鈍-1グランプリ・エントリーNo.67】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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新幹線を除く在来線の『鈍行』車両を紹介する鈍-1グランプリのノミネート車両、
エントリーNo.67は、JR西日本の交直流急行形電車・475系です。
合わせて457系も紹介します。

475系は、国鉄時代の1965年より製造された、471系・473系の発展版で、
165系の交直流版(交流電化区間は60Hzのみ対応)に相当します。
その後、1969年より3電源対応(交流の50Hz、60Hz対応)の457系が少数ながら増備されました。

当初は所期の目的通り急行運用を中心に活躍していましたが、
特急の増発や急行の削減のあおりで余剰となり、普通列車運用に回されました。

北陸地区ではJRになってからも長らく普通列車の主力車両として活躍してきましたが、
近年になって521系が大量に増備され、475系に大量廃車が発生して運用範囲が狭まってきました。


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車内は2扉デッキ付き構造(一部車両はデッキなしに改造)ですが、
座席配置については扉付近がロングシート化されています。


JR西日本の475系電車(457系含む)に対する私の勝手な評価(平均値)は
評価項目点数
外観・デザイン20点
車両性能20点
車内・居住性20点
乗りたい度20点
合計 80点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、オール20点の80点でしたw 急行形なので混雑時は酷ですが、空いていれば快適な車両です。

475系(457系)は、2014年8月現在、北陸本線の金沢~糸魚川のみで運用されています。
2014年3月改正で糸魚川~直江津から撤退しました。
かつては米原~直江津の全線で見ることができたのですが…。

近年、521系の増備で419系に続いて置き換え対象になり、大量廃車が発生して数が減少しています。
そして、翌2015年に予定されている北陸新幹線の金沢延伸により、475系に引導が渡されるでしょうね…。

廃車前提となると、現在も北陸色で残っている車両は青一色の単色化を免れる可能性が高いです。
また、国鉄交直流急行色に復元された編成もありますが、現在はどうなっているか分かりません…。
もし今も国鉄色が残っていれば、これからイベントに引っ張りだこでしょうね。

乗車・撮影は急いだ方が良いです。

(参考:Wikipedia)